授業から

July 21, 2007

ピュタゴラスは教祖だった!

今日 哲学の授業でちょっと面白い事が!

ピュタゴラスは数学者だと思っている人は多いんじゃないでしょうか?
直角三角形の三平方の定理を考えるのでは・・

ピュタゴラス派(571〜497頃BC)
今で言う新興宗教だそうです。
ピュタゴラス教団の中心的宗教思想は 
魂を浄化して神の不死に預かる神と合体すると言う神秘主義だそうです。


アポロン(太陽の神)信仰=「人間=死すべきもの」

ディオニュソス(酒神バッカス)信仰=舞踏・狂騒・陶酔の宗教「魂=不滅」
が 
合体したオルフェス教が中心にあったそうです。

オルフェス教・・・エクスタシス(ekstasis)における神との神秘的合一をめざす。
「魂の輪廻転生」説 を説いていたそうです。
*肉体という墓場に埋められた不滅の魂を転生のサイクルから
 解放する魂の浄化の手段として数学を重視

「万物のアルケー(根源)は数である」とといたそうです。

この宗教に使うリョラと言う楽器の弦の音階は長さの比によって決る
2:1・・・オクターブ  3:2・・・5度   4:3・・・4度
を 発見し
直角3角形には3平方の定理と言う 見えない調和があると言ったそうです。

最も美を感じさせる黄金の分割は7:3と言う比に成立する
数とその比(数比)こそが万物が構成している

と 説いたそうです。
これは今でも お菓子のパッケージなどに7:3は使われている

ピュタゴラスが数学者じゃなく 信仰宗教の教祖だったなんて・・・
ちょっとビックリしたので書いてみました。

宗教の中から数学が・・・
ピュタゴラスはこの宗教で地動説を説いていたそうです。
まだ・・・天動説と言う話が出る前に・・・

この宗教は 
豆を食べなかったそうです。
食卓から落ちたものは食べない
左足から歩く
8は愛をあらわす。
4は正義をあらわす。

まだ 沢山あるようですが・・・・・ちょっと書いて見ました。
面白いと思ったのは私だけでしょうか?

siripirikakunine7 at 17:02コメント(7)トラックバック(0) 
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