フォニックス指導

April 06, 2023

フォニックスの定着に~+α

制作側の人間ですが、
やっぱりとても良い教材なので
応援ブログをこちらにも!

「この文字こう出す®カード」は
現在、新学期応援フェア開催中(4/15まで)

通称「ここカード」が最も威力を発揮するのは
フォニックスの定着です。
私も20年以上フォニックスを指導してきましたが
その日のレッスンではできていても
みんなで1冊終えたところで、
かなり定着度に差が出ていることを感じていました。

週に一度の勉強だったら
忘れちゃうことが結構あっても当たり前ですよね。
繰り返しが大切。
短期記憶を長期記憶にする。
そのために必要な繰返しの量は
これまた、人によってそれぞれです。

そこでできたのが、
無理なく繰返しを可能にする「ここカード」

「ここカード」はカード式の教材で
表は文字面、裏は発音面になっています。
お教室で習ったフォニックスの順番に
カードを組み替えてリングで留める。

宿題はお家で自主練してくること。
裏に音の出し方が書いてあるから
忘れてしまっても答えが自分でわかります。

お教室でも毎回、カードをめくりながら
順番に音を出して総復習。
これは5分もかからないでしょう。
忘れちゃっても、先生が答えを教えることなく
「裏を見てごらん」と言えば
裏の発音面を確認して、自分で音を出すことができます。
自尊心が傷つかない。

カード式だから、
裏側の発音面を見て、文字を書くこともできます。
或いは、先生やご家族の出す音を聞いて
文字を書く練習も可能です。

苦手な文字や音があったら、
それだけリングでまとめて徹底復習するとか
いろいろなアプローチが可能です。

基本はカードをめくりながらの自主練と
お教室での総復習。(時々ゲームも
これでフォニックスの定着率が
確実にあがります
読みや書きのチェックをすると
先生も実感できることでしょう。
生徒さんも自信がつくこと、間違いなし。
No students left behind.を
限りなく可能にするのが「ここカード」

フォニックスのルールが身に付けば
単語を丸覚えするのではなく、
ルールに基づいて読んだり、書いたりできます。
(例外もありますが、英語の基礎には欠かせません)

英語圏の子どもたちも、しっかり習うフォニックス。
日本でもマストの学習になってほしいです。

そして+α の部分。
英語の音がわかるようになること。

多くの優秀な方々は、
フォニックスなんて習わなくても
単語を読めて、スペルも覚えられたでしょう。
耳がよくて、なんとなく真似して
音やリズムもなんとなくできてしまったかも。

しかし、だれもがそうではありませんし、
この「なんとなく」ではなく、
しっかり理解・納得できたらすごいですよね。

「ここカード」は、
「母語の干渉」の観点から作られています。

「母語の干渉」とは、外国語を学ぼうとするとき、
母語、つまり日本語の特性などが影響を及ぼして
間違いを誘発し、邪魔をしてしまうことです。

「ここカード」では、日本人が苦手な音、間違いやすい音を
ピンポイントでわかりやすく提示しています。

(これらを詳しくお伝えする講座もあります

英語の音が出せるようになれば、
聞き取れるようにもなりますよね。

どうやってその音を出せばいいのか、
日本語の音とどう違うのか、
わかったら、人に伝えたくもなりますよね??

LとRは、ここが違うんだよーとか
madとmudは、全然違うよーとか?

違いの分かる生徒さんが、確かに増えています

忘れかけても、カードを見たら思い出せる。
「発音の辞書」と言ってくださる先生もいます。
発音記号も載っているし!

「ここカード」を手にした生徒さんたちが、
いつかそれを誰かに伝える日が来たらいいなぁ

これは密かな夢です。

長文読んでいただき、ありがとうございました。

今年度のフォニックス学習のおともに
是非「ここカード」をご検討ください


「ここカード」の詳細とご注文は
ホームページからお願いいたします。














siriustime at 17:22|PermalinkComments(0)

August 17, 2022

ar, or 例外あれどルールあり

きっとなんとなくできていること。

でも、その理屈がわかると
スッキリ!!することってありますよね♪

私もなんとなーくの1人でしたが、
大人になってから
納得したことのひとつについて
今日はシェアしたいと思います(^^)/

語尾のerと同じ発音なのに、
どうして、grammarとかdoctorとか
スペルが違うのかな?と思っていました。
英語は同音異綴りが多いので、
どうしてかなーと思いながらも
スルーしている人が多いですよね。
スペルを覚えるのが大変!と感じながらも。

私がなるほど!と思えたルールはこれです。
つづりがどうしてそれになるのかは
突き詰めて調べていませんが、
どうして音が同じなのか?
それがわかりました

ar, orはアクセントがつかないときには
 erと同じ発音になる。

つまり、guitar だったら、
後半の母音、arにアクセントがつくので
ar /ɑɚ/ という発音になりますが、
grammar だったら、
アクセントは前半の母音につくので
arと書いてあっても  /ɚ/ になるということです。
doctor の or も同じです。

曖昧母音 / ɘ / のルールに似ていますよね。

同じ綴りでも、
アクセントがつくかつかないかで
発音が変わる。

ですから、フォニックスを指導するときに
曖昧母音のルールについて触れておくのは
とても大事だなと思います。

アクセントがつかなければ
はっきり発音しないで軽く出す。。。
くらいのイメージでも!

これを知らないと損です。
知っていたら迷わない。

高学年や中学生にはちゃんと伝えます。

2音節以上の単語を学ぶ時には
不可欠だなと思うのです。

英検2次で初見音読するときにも
役立ちます~!
もちろんフォニックス全般、
すべて役立ちますよね♡





しかし、それでも!
Every rule has its exception

数年前、アメリカのドラマをみていたら
attorney という単語に出会いました。
確か、a state attorney(州検事)だったかと。
耳で聞いた発音は /ɚ/ だったのに、
つづりが or だったのでびっくり
もちろんアクセントの位置が
そこにあるのにです。

そんなこともあるのですね

基本のルールを知っているからこそ
発見があり、学びがある。
おもしろーいと思える!
それが印象に残ってインプットできるんだなぁ
と、思います

知らない単語は発音チェック。
これもまた大事ですね

例外ありますから










siriustime at 17:09|PermalinkComments(0)

January 27, 2021

フォニックスはどこまで教える?

単語をパターンで覚えることが
わりと苦にならなかった自分が、
フォニックスという指導法が
素晴らしい!とまず思えたのは、
発音にフォーカスできるからってことでした。

もう20年以上前の話

音の足し算や
マジックeに感動したものの
結局例外多いよね…って、
感じました。

4冊シリーズのテキストも
使いきれず、
はじめの2冊か3冊だけやって…
あとは文章の中でやればいいかなー
なんて思っていました。
重要度が全くわかってませんでした。

だって、きっとパターンでわかるはず?
例外も例外として覚えればよい?
自分もそうだったしなぁ…なんて。

スペルを覚えることが苦でない…
だからそう思う。
これは英語の先生に多いはず!

でも、生徒がみんな
自分と同じなんてこと
実はないんですよね。(後で気づく…)

指導を続け、様々な生徒と出会い、
意識を変えてもらうことができました。

読み書きが苦手な生徒もたくさんいる。
英語圏にだっているのですものね。
ルールがあってこそ
読める、と思えることがある。
なるほど、としっくりくることがある。

読めるという喜びが
いかに大きいかもわかりました。

今はなるべくたくさん
伝えたいと思っています。

発見は楽しくもある!
とまで思います^ ^

そして、自分の発音も確実になる。
迷いが減る。

しかしそのルールはどこまで???

アルファベット26文字だけでは
まったくの片手落ちですよね。

皆さんはどのくらい
指導されていますか?

「この文字こう出すカード」には
107枚のカードがあります。

お使いのテキストが終わってしまっても
補足のルールを伝えることができるんです。

本当に便利♪

未習のルールで読む単語に出会ったら、
みんなでカードをチェックします。

そうかぁ、こんな仲間がいたんだな。
この音だったんだーって思えたり。

時には先生が意識的に
同じ文字で違う音を並べて見せたり
同じ音で違う文字を並べて見せたり
単語調べに発展させたり
発音練習をしてみたり…

いかようにも使えます♡

ちょうど、本日「ここカード」の
スタッフブログで
とてもわかりやすい記事が出ました!

ぜひぜひお読みください

フォニックスは例外だらけ?


タイミングの良いことに?
2月21日に「使いこなし基礎講座」を
開催いたします。

思いっきり宣伝ですが…(笑)

定員20名。
講座料1,500円は破格のお値段!

お申込はホームページからどうぞ♪














siriustime at 10:56|PermalinkComments(0)

September 17, 2020

フォニックス指導の強い味方「ここカード」オンライン講座

9月27日(日)10:00~11:45
Zoomによるオンラインで
「ここカード使いこなし基礎講座」を
開催します~

すでに2回の開催を終え、
とてもわかりやすかった
生徒愛が伝わった
と、ご好評いただいています。

フォニックス指導を極めたい方、
発音指導のコツが知りたい方、
生徒さん全員の定着を目指したい方、

ぜひぜひご検討ください。

読めて書けるようになってほしい。
聞いてわかるようになってほしい。
発音して通じるようになってほしい。
できることが増えて自信をもってほしい。

全てのゴールを目指せる教材として
4人の仲間と知恵をしぼって
「この文字こう出すカード」を
制作しました。

単独でも使えますし、
他のフォニックス教材との
併用もお勧めです。

学びがゆっくりな生徒さんにも
優しい作りになっています。

講座の詳細とお申込みは
ホームページのこちらまで。

教材をお持ちでない方も歓迎です。

お申込みをお待ちしております

See you very soon











siriustime at 08:30|PermalinkComments(0)

August 16, 2020

ここカードのオンライン講座やります!

この文字こう出すプロジェクトチーム主催の

「ここカード使いこなし基礎講座」を

オンラインで開催することになりました

8月30日(日)10:00~11:45
(講座料:1,500円)

zoomでのオンライン講座です。
本日16日より受付開始しました

「ここカード」とは
「この文字こう出すカード」のこと。

発音にこだわる仲間4人で
約2年の歳月をかけて開発した
カード式教材。
かゆいところに手が届くように、
どんなタイプの生徒さんにも
有効なものとなるように
工夫を重ねて制作しました。

一般販売から1年半。
入門講座を数回開催したものの
3月以降は中止の状況…

本当は8月30日は
大阪での講座を開くべく、
場所も確保して準備していたところでした

でも、教材の魅力をお届けしたい!
役立ててほしい!
その思いで、検討に検討を重ね、
ようやくオンライン講座開催に
こぎつけることができました。

オンライン講座で全国の方々に
ご参加いただければ
こんなに嬉しいことはありません。

詳しくはHPをご覧くださいね。
(お申込みもこちらからです)

ここカード講座ご案内


どんなものかのぞいてみたい…
そんなご参加も歓迎です



余談ですが、
先日昔の生徒さん(現在高3)と
連絡を取る機会があり、
その時に嬉しい報告がありました。

「外国には一度も行ったことがないのに
友達からも先生からも
数えきれないくらい発音をほめられました。
発音に自信がもてるから、
英語を話すことにも自信が持てます。」

そういえば、これは別の生徒ですが
あとから入った生徒にも
「発音はやっておくと本当にいいよ!」って
紹介してくれたこともありました。

発音は大事な「基礎」の部分のひとつだと
理解してくれているのだと思います。

彼女たちが通ってくれていたのは
ここカードをつくる前でしたけれど
ここカードのイラストにもあるような
母音の口の形をいっしょに練習したり
日本語にない音については
きっちり理解してもらったうえで
たくさん練習しました。

このブログでも良く書いてますが、
「語尾のpが最高! めちゃきれい!」
など、たくさんほめつつ、
「nが出てないから、もう一度~♪」
なんてことも、日常の一場面。
(そんなに厳しくはないですよ!)

フォニックスのルールを知るだけでなく
その音をどうやって出すか?
これをセットで学べる「ここカード」

お使いのフォニックス教材と
あわせて使用していただくのも
お勧めです!

ホームページにも情報がたくさんありますので
のぞいていただけば嬉しいです。
そして機会がありましたら
ぜひ講座にもご参加いただければと思います。

おひとりずつ発言してもらったり
緊張してしまうような場面はないので
リラックスしてご参加いただけます
















siriustime at 12:23|PermalinkComments(0)

August 05, 2020

フォニックスも発音も「ここカード」で補強

だいぶご無沙汰しております。

この文字こう出すプロジェクトチームの方で
オンライン講座を開催する運びとなり
絶賛準備中で忙しくしております~

シリウスたいむにお越しの皆様も
よろしかったら最新のブログをお読みください


やっぱり大事なフォニックス学習


フォニックスの教材は
すぐれたものがたくさん出ていますが
個人でもグループ学習でも
単元ごとにすすむので
どうしても覚えきれなかったり、
忘れてしまったり…
ということがでてきますよね。

ここカードはカード教材なので
家でパラパラとめくりながら
自分のペースで何度でも復習ができる
強みがあります

お使いのフォニックスの教材と
組み合わせて使うのも便利です♪

九九を覚えるときに
九九カードを繰り返し見たりしますよね。

最初は苦労しても、
一度覚えたら忘れることの方が難しい?

自転車の練習もピアノの練習も
そうそう、水泳教室だって
ゼロからのスタートで
繰り返し繰り返しやることで
コツがわかってスムーズな動きになったり
表現力がついたり、
適した筋肉がついていったり?
するんだなぁと思います。

フォニックスと発音も同じですね。
ルールを覚えるだけなら記憶力ですが
発音はどちらかというと筋トレかも。
通じる英語につながる基礎の部分として
どちらも外せません。
はじめからセットで学ぶのが一番!

人によって練習量は違います。
でも繰り返すほどに自分のものになる!

そこに、応援してくれるサポーターの
先生やご家族がいたら
なんて心強いことでしょう。

これからオンライン講座も増えていくと思います。
どうぞご期待ください














siriustime at 21:46|PermalinkComments(0)

February 12, 2020

フォニックスを指導されている皆様

私が関わっている活動のひとつ、
「この文字こう出すカード」に関するお知らせです♪

フォニックスを指導していると
どんどん文字が読めるようになる生徒と
文字と音の結びつきを覚えるのに
時間がかかる生徒がいます。

初めからぐんぐん読めちゃう生徒は
その分野が得意な生徒。
指導者のおかげではありませんよね
多少のサポートはしてますが!

一方、文字と音の結びつきが弱い生徒さんも
一定数いますよね。
それぞれ得意分野が違うんです。

耳で聞いてそっくりに真似できても
文字を読むのは苦手だったり
何度聞いても「わからないー」となったり
書くことがとても苦手だったり…

人それぞれの凸凹がありますよね。

いままでたくさんの生徒に出会ってきました。

どんな生徒も応援したい
ひとり残らず読めて書けるようになってほしい
そしてきれいな音を出せるようになってほしい

皆さん、そんな思いを持たれていることと思います。

フォニックス学習の手助けとなるような
そんなカードをつくりたい
という友人のもとに、仲間が集結して、
あーでもない、こーでもないと約2年。
「音が見えるカード」ができました
(一般販売開始は昨年2月でした)

フォニックスのみならず、
英語らしい発音を獲得するための
手助けともなる、本当に良い教材です

自分たちで言うのもなんですが
自信をもってお届けできるものになっています

テキストブックではないので
何回でも繰り返しができます。
カード式なので順番を変えたりもできます。
家でひとりでもたくさん練習ができます。

実際、自主練を本当に頑張っている
素敵な生徒さんがたくさんいます
そんなご報告も入門講座でしております。

フォニックスの指導をされている先生方に
ぜひ手に取ってみていただきたいです。
ご都合があえば、入門講座にも
ご参加いただければと思います。

「ここカード」(の文字う出すカード)が
ひとりでも多くの方のお手元に届き、
自分のペースでたくさん復習をして、
自信をつけてもらえたらなぁと思います。
先生方の指導の大きな手助けにもなるはず!

ただいま、一周年記念のキャンペーン中。
お得なキャンペーン価格は24日まで!
どうぞこの機会をご利用ください。

お申込みはこちらから。

そして3月15日(日)10時より
池袋にて入門講座をおこないます。

実物をみて納得したい方、
購入はしたけれど使い方をもっと知りたい方、
どうぞご参加ください♪

入門講座のお申込みはこちらです。


ここカードはどんな教材とも相性抜群♪
すべての生徒さんと先生を応援しています

フォニックス学習のおともに
どうぞ、ご検討ください(^^)/

ホームページもじっくりご覧くださいね。
素人ながら、一生懸命つくりました
お問い合わせもお気軽にどうぞ!





































siriustime at 22:07|PermalinkComments(0)

December 22, 2019

rapとwrap

11月入会の小5の生徒さん。
ひとりクラスです。
Jolly Phonicsの m まで進みました~

この文字こう出すカードでかるたとりをしたり、
音の出し方を確認しながら、復習しています。
そろそろ書き取りのテストもしてみようかな?
という感じです。
生徒さんの様子を見ながらの判断ですが
読める→書けるまでもっていって
自信をつけてもらうのが目標です。

Jollyの教材の良いところは
たくさんありますが
山下先生が監修された日本版では
教師用のテキストに、
「イギリスの文化」というコーナーがあって、
その話を毎回生徒さんに伝えられるところも
私としてはとても気に入っています💛
学習に幅がうまれ、楽しいです。
もちろん、
シンセティックフォニックスであることが
一押しなんですけれど!

Jolly phonicsをご存じない方は
前に書いたこちらの記事もどうぞ参考まで。

なるほどシンセティックフォニックス


イギリスの運動会はね…とか
犬はペットショップにはいないんだって…とか
お誕生日にかかせないものはね…とか
日本とは違う文化を伝えることができます。

高学年の生徒さんでも絵本をながめて
謎の目をさがしたりしながら、
イギリスの文化についても学べるのです。

で、今日の本題♪

ワークブックには毎回最後に
単語の書き取り<dictation>があります。

知らない単語も音を聞いて書く練習。

先日は、rap がでてきました。
ラップと言えば、今は誰でも知ってますよね。
私より生徒さんのほうが詳しいくらい!

実はこれをやる直前に、
動詞カードで遊んでいて
write a letter のwは読まないよーという
話をしていました。
フォニックスで習っていないことも
どんどん出てくるのでそこは臨機応変に
伝えることにしています。
wrのカードは、ここカードの102番!
さりげなく「ほらねー」と見せてみたり。

あとでしっかりやる時がまたくるよ、
と伝えながらも、ざっくり情報として。

で、dictationで rap がでてきたときに
「サランラップのラップとは違うよー。
音は同じだけど、wrapって書くの。
プレゼントをラッピングするときも
このwrapだよ。」
と教えてあげたら、
(これは大事かも!)
または(面白い!)と思ったようで

「wrapはサランラップ」

って自分で書き込んでいました♪

気づきをすぐにメモできるなんて
素敵ですよね

生徒がどのくらいの分量、内容を
受け止められるか?
判断が難しいこともあると思いますが
無理に詰め込む必要はないし、
全部受け止めなくてもいい。
響いてなさそうだったら、ひっこめます。
でも、なるべくいろいろな情報を伝えて
エピソード記憶に残してもらえたらいいなと。
たとえ単純なdictationの時だって
何か伝えることがないかなと思っています。
さらっと行くときのほうが多いですけれど
何が響くかも、観察していると面白いですね。

今回の気づきは…

同じ音なのに、意味が違う!
同じ音なのに、スペルも違う!

いろんな発見を
楽しんでいってほしいと思います。

イギリスの文化の話も毎回発見ですよね。
フォニックスルールも発見だし、
文法事項も発見♪
違いを知ること、受け入れること。
語学学習はそんなマインドも
育つなぁと思います
























siriustime at 10:00|PermalinkComments(0)

July 16, 2019

同じ音の子音が続いたら

フォニックスのルールはたくさんありますが、
このルールを見たのは
Jolly Phonicsが初めてでした。

「同じ音の子音が続いたときは
その音を1回だけ出せばよい」


このルール、いいな!と思いました。
ルールだとは思ってなかったので。

意識するととてもためになります

ck はどちらも/k/という音。
2つ並んでいても、音は一回しかだしません。
これはいわゆる2文字の子音の組み合わせで
全く別の音をつくる
ch, sh, th, ph, wh, ng などとは
少し違った解釈になるそうで。
(と書いてありました)

(ckが2文字子音のくくりになっている 
 テキストも多いです!)

ルールの分け方はそれぞれですし
そこにこだわりを見出さなくても良いですが
「同じ音の子音が続いたときは
その音を1回だけ出せばよい」

これはインプットしておきたいなぁと
2年前から実践してきました。
そんな難しいルールではないですものね。

tennis はテンニスじゃないし、
swimmingもスウィムミングじゃない。
connectionがコンネクションだったら変!

miss はミスだし
scも/s/で出しますよね。

でもカタカナ語の影響で、ついつい
runningをランニン(グ)
Annaをアンナといいがち。
あ、hammerハマーは
nないのにハンマーって言ってますね。

ラニン(グ)
アナ(アナと雪の女王もありましたね!)
そう意識した方が英語らしい音になりますよね。

日本語の「ん」は複数の音色を持つので
特にnnは日本人にとって要注意?
一番目のnを日本語の/N/で出しちゃう??
この/N/は音として聞こえない?
という説もあるから
ちょっと変な感じがするくらいで
通じるのかなーとも思いますが💦

でも、ルールを意識していれば
そんなことも減るでしょう。

stopを過去形にしたらstopped
planを進行形にしたらplanning
bigの比較級は bigger

アクセントのある短母音∔子音のときは
最後の子音を重ねるって
そんな風に習いましたが…

それには綴りと読み方の
フォニックスのルールがからんでいました。

子音を重ねないと
母音子音母音(VCV)になり
前の母音が、名前読み(長母音)になってしまう。
つまり、stoped はストウプトゥ
planingは プレイニン(グ) 
bigerは バイガー ってことに?

短母音の発音を守るために
子音を重ねるんですよね。
そして子音は重ねても音は1回。

planningもプランニングではなく
プラニングですよー。
プランニングと言っているときの
ンは日本語の「ん」/N/ですから。


このルールを知っていたら超納得!

そこまで総合的にわからなくても…

「同じ音の子音が続いたときは
その音を1回出せばよい」

3回も書いてしまった

このシンプルなルールは
伝えておきたいなと
思っています。

Jollyのテキストには、
読みにチャレンジするところで
tennisやmissなど初期段階から出てくるので
生徒たちも結構慣れてきます。

ついカタカナ読みになったときや
語形変化?を学ぶときに
再び確認できると良いなと思っています。

なぜ子音を重ねるかについては
すごく納得する生徒と
ちょっと難しそうにしている生徒と
両方いますが
それ以外は大丈夫です。



先生だってうっかりしていると
ランニングって言ってるかも?

気をつけましょう~




























siriustime at 12:57|PermalinkComments(0)

April 05, 2019

Jollyの2冊目も楽しい♪



こちらのワークブックはまだ日本語版がないので
輸入物を使っています。

学習歴1年~2年の高学年クラスでの
様子をお伝えしますね。

使い始めは、うまくいくかな?
楽しくできるかな?と若干不安でしたが
徐々に私も慣れてきて、
アイディアもひらめいたりで、
後半に入ってきて、ますます楽しいです!


講座で習ったことも参考に、
今までやってきたあれこれも参考に、
時にいろいろなことと関連付けながら
毎回必ず1ページか2ページ。
そんなペースです。
早ければ5分で終了!
フォニックスゲームなどを足した時は
15分くらいの場合もありますし
今日はお休みという日も。
のんびりすすめています。

カラフルで明るい雰囲気もいいし
Jollyは本当にイラストに癒されますよね。
1でおなじみだったキャラクターも
あちこちに隠れていて
それもなんだか嬉しい
みんな発見しては、喜んでいます。

4ページずつの構成になってますが
うち1ページには
必ずdictationが10問含まれます。
復習に最適!

ここは習ったばかりの単語にしたり
1で習った42音の復習もいれたり
tricky words(サイトワード)をいれたり、
クラスによってアレンジします。

ネタ切れの時は、1~3まで含まれた
Teacher's bookに載っているものも
参考にできます。

新しいフォニックスルールの紹介も
単語が結構たくさんあってわかりやすい。
このときは、「ここカード」でも確認したり♪

Hop-over e (マジックe)の時は
mpiのマジックeの歌もいれちゃう。
例のサクランボも描いちゃう。
この歌はとても楽しいし
動画で見るととってもわかりやすいのです。

高学年なので、色塗りは時々…
たまに英語で指示してぬったりしますが
時間短縮でやらないことが多いかも。
イラストはけっこうみんな描いてます。
a green frogとか
a running man, a fluffy catなど
この時の緑は塗らねば!ですね。
文字を読んでから絵を描くパターンは
みんな好きです。
さすが高学年なので
大文字練習は途中でもう卒業にしました。

今楽しいのは、
額縁に入ったようなイラストを見て
自分で表現するページ。
5行くらいラインがあります。
まずは
口頭であれこれ言い合うのもいいし、
絵の中にある英単語を調べるのもあり。

でもここは書いてもらいたいので
はじめは私が読み上げた文章を
dictation してもらいました。
簡単な文なら、みんな音で書けます!

I am...,  He is ....,  This is ....や
I see a frog.  The frog is green. など
3つくらいの文の書き取りをしたら
最後にそれぞれ、
自分が書きたい文を書きます。

私の文をまねしてもいいし、
他にも書きたいことがあったら
私からアドバイスをもらって書いていきます。

最近は、There is / there areも導入。
自分で考えて書ける文の種類も
増えてきました。

TAGAKIもやっていますが
ここではもっと簡単な文を使いこなす練習。
(TAGAKIは月1、2回プラス時々宿題というペース)

イラストやつづりをヒントに、
ジャズチャンツをあわせたり、
Jollyのフォニックスルールは
楽しい話も多いので
それを紹介してみたり♪
(はずかしがりやのiの話など)

復習しながら進めていける構成も
とってもいいなと思います。
ワードサーチや並び替えや
遊びチックなページもあります。
しかもカラーなのにお安い!

私のワークは書き込みがいっぱいで
オリジナルのTeacher's bookという感じに
なってきました。
生徒と一緒にヘタウマの絵も描いてますよー。
先生が下手だと、
絵が苦手な生徒も生き生き?!

今度 old, onlyのページをやるクラスでは
oが二重母音であることをまず確認。

ここカードでもお馴染み。
オゥ  (オーじゃない)

そしてoldの仲間の単語を
たくさん付箋に書いて
貼っておいてもらう予定。

old
cold
hold
fold
told
sold
bold (←受けねらいと思ったらbaldと勘違い💦)

そしてどんな展開になるかわかりませんが
意味を伝えて、ついでに品詞も伝えようかな。
みかけがこんなに同じでも
使い方が違うこと。
品詞についてもちょっとずつ
意識してもらいたいなと。
あ、付箋の色を変えるのもあり?

中1になるクラスもあるので
いろいろ作戦をたてています。

見た目は少し子どもっぽいかもですが
結構いろいろなことを学べます。
tricky wordsもたくさん練習できるし
スペルを覚えることにも役立っています。
そして読み書きだけじゃない
刺激をうけることができる
やってよかったなぁと
思ってもらえるワークだと思います!

student book3はどうでしょうね?
時間配分が課題ですよね。
小学生は続行してみようかな?

しかし、まだ研究不足です

また講座も参加したい~
(毎回学びがあります!)

日本語版も出るという話なので
そちらも期待したいです


















siriustime at 23:06|PermalinkComments(0)