2005年05月08日

--- コリン ベイトマン 「ジャックと離婚」5

「曇り、のち、ところによりテロだとさ」

"------- あらすじ amazonより
皮肉屋で飲んだくれの新聞記者スターキーは酔った勢いで女子大生とキスしたところを妻に見つかり、家を追い出された。数日後銃撃され、「ジャックと離婚……」と謎の言葉をのこして息絶えた彼女、じつは首相候補の側近の娘と判明する。スターキーは複数のギャング組織、警察から追われ始めるが。アル中記者の運命やいかに?
"-------

いや〜おもしろいですね〜〜〜
ものすごい皮肉たっぷりのジョークの応酬に、ゲラゲラ笑ってしまうコメディ・スリラー。

この小説の一つの魅力はその舞台 北アイルランドという土地柄。
アイルランドに位置しながら イギリス領である北アイルランド。 そこは「曇り、のち、ところによりテロだとさ」 なんてジョークが飛び交う物騒なところ。

読みたかったんですよね このあたりの雰囲気が掴める小説が。
ややこしい北アイルランド事情がわかりやすいコメディで読めるなんてそれだけでも魅力的です。

実際読み始めると 社会事情がわかる上に全然難しいところはなくて、登場人物がどれもこれもものすごく強烈で個性的で素敵〜
難なく非常に愉快でスラスラ読めるというところは翻訳も合ってるんでしょう。

えーっと、
フロスト警部とかストリート・キッズあたりの一級品と比べちゃうと スリラーの部分とか小説全体の完成度とかは ちょっと物足りないなぁとは思うんだけれども、
脇役も含めた人物の魅力とゲラゲラ笑えるという点でいうと十分負けてないんではないかな?。

翻訳されているのはまだこの一作だけのようですが、
原作は続編が次々と出ているようで 今後も楽しみなシリーズになりましたってことで 大収穫の一冊です(^^)。

★は 満点の★★★★

そうそう 映画化もされてるんですねー
デヴィッド・シューリス主演「ディボーシング・ジャック」 。
なんかもう想像しただけで デヴィッド・シューリス=スターキー ピッタリ!。 是非ともビデオを見つけて見てみましょうかね。


ジャックと離婚


ディボーシング・ジャック

siro_blanc at 18:50│Comments(0)TrackBack(0)--- 本 | 海外小説

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