2005年06月04日

--- 福井 晴敏 「亡国のイージス」


「日本人を、なめるなっ・・・・・・!」

"-------  amazonより
在日米軍基地で発生した未曾有(みぞう)の惨事。最新のシステム護衛艦《いそかぜ》は、真相をめぐる国家間の策謀にまきこまれ暴走を始める。交わるはずのない男たちの人生が交錯し、ついに守るべき国の形を見失った《楯(イージス)》が、日本にもたらす恐怖とは。
日本推理作家協会賞を含む三賞を受賞した長編海洋冒険小説の傑作。
"-------

上下巻あわせて千ページ強。
長い 長かった。

私が見た映画とか読んだことがあるこの手の話を思い出すと、
日本だと真保さんの「ホワイトアウト」
海外だとフォーサイスの「神の拳」、
アニメ映画だと「機動警察パトレイバー2」が近いところかなぁ と思うわけですが、
ちょーっと残念なのは
そのどれと比べても ぬるい・・・ 
人物全てがぬるすぎると思うのも正直なところだったりするのです。

まあでも、 
もらい泣きしちゃったところもあったんですよね ""r(^^*
ぬるいなりにも 色々なものが伝わってきて泣けちゃったんですけども
それだけ感情移入させてくれたあたりは やはり筆力によるものなんでしょう。
第1回大藪春彦賞、第19回日本冒険小説協会大賞、第53回日本推理作家協会賞の三賞を受賞したというだけあって、
3賞は伊達じゃないということなんでしょうかね。

ストーリーは文句なしにおもしろかったです。
構成が上手いのかな。 
これだけ引きずって どうやって収集つけるんだろうと思っていたけれど
そこそこおもしろかった。

「日本人を、なめるなっ・・・・・・!」
甘いこと言っちゃって どこまでもぬるい小説だわね
でも嫌いじゃないわ こういう甘さなら。 
ということで★はおまけで甘く★★★★にしちゃいましょう。


亡国のイージス 上 講談社文庫 ふ 59-2

亡国のイージス 下 講談社文庫 ふ 59-3

siro_blanc at 01:25│Comments(0)TrackBack(0)--- 本 

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