2005年08月09日

--- 宮城谷 昌光  「太公望」5

それは紀元前千年の昔。 中国大陸に思いをはせる・・・

"------- あらすじ amazonより
古代中国史の中で、この男ほど謎と伝説に彩られた武人はいない。遊牧民の子が、苛烈な試練をへて、商王朝を覆滅する雄渾な歴史叙事詩
"-------

おもしろかったーーー。
本気でおもしろかった。
どうしてこう 中国の歴史小説はおもしろいんだろう。

太公望が登場する時代は 殷(商王朝)の滅亡の頃なんですね。
今でいう商業の商という字は この商王朝の人たち(商人)がもとになってるんだそうですよ。 知らなかったなぁ。
漢字のみならず 日本の文化は中国文化と切り離せないものがあるわけで 中国の歴史はまったく遠い話とも思えず、本当におもしろいです。

なんといっても全てにおいて規模が違いますよねー。
逆にいえば 人の多さと国の広さ、全てがあまりに大きいために一国として統率がとれないという問題もあるんでしょうけれども、、、。


で、太公望。
この人はレジスタンスの指導者って感じで ギリギリまで表舞台に登場しないんです。
しかし三千年も昔の話ですから 実際はどうなのかわからないわけです。

それでもこの小説の太公望は生き生きとしているんですよ。
宮城谷さんは本当に中国史が好きなんでしょうねー。 
人物像も含めて 少ない資料を元に、よくもまあこれだけ実感できる小説が書けるものだと驚いてしまいます。

私にとっても中国は憧れの中国大陸なんですよ。
まあ あちらの方々にはわが国は随分嫌われている昨今ですが(汗; 私としてはやっぱり夢馳せる中国史なわけですよ。
また一つこんなに素敵な中国歴史小説にあってしまって ますます憧れてしまうなぁ〜。
いつか行ってみたい。 行ってみたいなー中国へ。

★はもちろん満点の★★★★。

太公望〈上〉
太公望〈中〉
太公望〈下〉

siro_blanc at 16:36│Comments(0)TrackBack(0)--- 本 | 宮城谷 昌光

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