2005年10月13日

--- 宮城谷 昌光 「楽毅」5

益々面白い宮城谷中国史

"------- あらすじ amazonより
古代中国の戦国期、「戦国七雄」にも数えられぬ小国、中山国宰相の嫡子として生まれた楽毅は栄華を誇る大国・斉の都で己に問う。人が見事に生きるとは、どういうことかと。諸子百家の気風に魅せられ、斉の都に学んだ青年を祖国で待ち受けていたのは、国家存立を脅かす愚昧な君主による危うい舵取りと、隣国・趙の執拗な侵略だった。才知と矜持をかけ、若き楽毅は祖国の救済を模索する。
"-------

太公望」を読んで宮城谷さんの虜になり
重耳」を読んで さらに驚き、
孟嘗君」で いくらなんでもこれ以上おもしろいものはもうないだろうと思ったのに
この「楽毅」は「孟嘗君」か同じか それ以上じゃないですか。
すごいなー。 

どこまで腕を上げ続けるんでしょう宮城谷さん
また感動してしまいました。

「かくありたし」と諸葛亮(孔明)に言わしめた楽毅将軍だそうですが
なるほどこの小説の楽毅も まったくもって見事な生き様を見せてくれます。

紀元前3〜4世紀の話でして
楽毅は孫子の兵法を基本としてますし、
かの孟嘗君の時代ですからね
孟嘗君はもちろん
孟嘗君お抱えの 怪しげな食客達も登場し 
先に「孟嘗君」を読んでいる私にはおもしろさ倍増です。



 「人がみごとに生きることは、むずかしいものだな」

この書き出しで始まる通り
そうだよな そうだよなー 
いつの時代もそれは同じなんだろうなぁ と、
しみじみ浸るブランなのでした。


楽毅〈1〉



楽毅〈2〉



楽毅〈3〉


楽毅〈4〉


siro_blanc at 22:03│Comments(0)TrackBack(0)--- 本 | 宮城谷 昌光

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