2005年11月23日

--- 高木 彬光  「刺青殺人事件」4

刺青の魅力にとりつかれてしまった ゾゾゾ;;;

"------- あらすじ amazonより
東大医学部標本室に残された百体もの刺青を施された人皮。中でもひときわ目をひくのは、極彩色に彩られた妖術師〈大蛇丸〉の妖艶かつ不気味に浮かび上がる刺青であった。そしてこの刺青こそ、かつてそれをめぐっての、あやしくも狂おしい一連の殺人事件を引き起こしたものに他ならなかったのだ。巧緻に仕組まれた密室の謎が紡ぎ出す奇怪な惨劇に名探偵・神津恭介が挑む、日本推理小説史上に燦然と輝く不朽の名作。
"-------

最近 本格物を読み続けていて、ふと思い出したのですよ。
そういえば 神津恭介って探偵がいたっけ。 
そんなわけで読んでみました「刺青殺人事件」
多分 初めて読む高木 彬光です。

まあ、何気なく読み始めたんですけども、
不気味な雰囲気で始まった刺青マニアの世界に
読めば読むほど引きずられていってしまいました。

天才神津恭介ったら女のように美しい顔をした青年だったんですねー。
非の打ち所がまったくなさそうです。
この小説もそうですけれど 全編通して隙がないというか、
息を抜けるところがないのが特徴なのかな。

この小説は 好きか?
と聞かれると 悩むところですが、
ま それはあくまで好みの問題ですね。
かなり夢中になって一気に読めましたし 傑作だと思います。

まあ これも好みの問題ですけれど、
完璧な神津恭介よりも
同じ天才なら ちょっとズッコケてる御手洗潔が登場して
途中笑えるところもある小説の方が、私の肌にはあうようです。

刺青殺人事件


siro_blanc at 23:56│Comments(4)TrackBack(1)--- 本 

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1. 昭和国民文学全集(20)大下宇陀児・高木彬光集  [ たか@ヒゲ眼鏡の探偵小説趣味(古典派宣言) ]   2005年11月24日 00:00
 昭和国民文学全集(20)大下宇陀児・高木彬光集、を読む。  古本屋にてふと購入。初版は昭和四十九年の刊行です。二人とも有名な探偵小説家ですが、読むのはどちらも初めて。無論、全集ですから、各作品の初出はもっと以前。  大下宇陀児は『虚像』『情獄』『柳下家の....

この記事へのコメント

1. Posted by たか@ヒゲ眼鏡   2005年11月24日 00:04
本格づいておられますねえー?(-_☆)
三すくみ、いいですねえー♪
でも神津恭介、ちょっとパーフェクトすぎる感じがしませんか?(笑)
2. Posted by ブラン   2005年11月24日 21:04
さすがたかさん。既に読まれていましたね。
たかさんの感想 そうそう 同感です。 高木さんってプライド高そうって思いました (^^;
作家の性格って やはり小説に出てる感じしますよね。
私も神津恭介は、ちょっとパーフェクトすぎると思います。
これで実はものすごく泣き上戸とか、いつも寝癖がついてるとかって”隙”の一つも見つかれば見直しちゃうんですけどねー (何を見直すんだか わかりませんが) 
3. Posted by たか@ヒゲ眼鏡   2005年11月25日 03:14
そうそう、若くして、世界的な数学論文を書いてたりね"(^^;"。
ボクは、御手洗とか金田一とかコロンボとか、どこか抜けた部分がある探偵が好きなので。ホームズも、コカイン中毒で暇な時は室内でピストルをぶっ放す、という奇矯さがありますし(笑)。<考えてみるとかなり危ない人だ。
ボクも高木彬光はこないだ読んだばっかなので、こんな本格派だとは知らなかったんですよー。『刺青殺人事件』は本格のかなりの傑作ですよね! 今度もうちょっと読んでみようと思ってます。
4. Posted by ブラン   2005年11月26日 21:49
神津恭介のキャラはいずれにしても 本格的な本格でかなりの傑作ですもんね この刺青殺人事件は!。
私も「人形はなぜ殺される」っていうのをGETしてあるので いくつか高木彬光を読んでみようと思ってます。

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