2006年03月08日

--- ジャック・ヒギンズ 「地獄の季節」3

世の中にはこんなタフなお兄さんが 実際いるんだろうなぁ

"------- あらすじ等amazonより
英国人青年エリックの死体がセーヌ河に浮いたのは、冷たい雨が降る11月のことだった。英仏をまたにかける麻薬密輸組織が、特殊な薬物によって催眠状態にしたあと水死に見せかけて殺したのだ。組織はその死体を利用してヘロインを詰め込み、隠れみのの葬儀社を通じて英国へと送り出した。ところが輸送中の事故でエリックの死体は警察に発見され、組織の存在が明るみに出ることになった。エリックの義母で女実業家としてニューヨークで辣腕をふるうサラは、愛する息子の非業の死に衝撃を受けた。渡英した彼女は、SAS中佐である従弟のヴィリアーズから、IRAメンバーの死体からエリックの場合と同じく特殊な薬物が検出されたことを知らされる。どうやら事件の背後には大がかりな陰謀がありそうだ。仇を討ちたいと願うサラは、ヴィリアーズらの制止をふりきって、妹を同じ組織に殺された元SASの若者イーガンの助力を得、正義を求める闘いを開始する。組織の謎の黒幕を追って、各地に飛ぶ彼らを待ち受ける数々の罠。
"-------

初めて読むジャック・ヒギンズです。
「鷲は舞い降りた」を読みたかったのだけど手に入らず、
お楽しみは後にとっておけばいいってことで 「地獄の季節」を読んでみました。

普通におもしろかったです。

この手の冒険小説はフォーサイスかクィネルしか読んだことがないので、
どうしても比べてしまうのですが、
いつか「鷲は舞い降りた」を読んでから 改めて判断しましょうかね。

小説の内容については 
うーん うっかりネタバレバレになっても何なので
何も書けませんけども、

このヒギンズ 
第二次世界大戦にも従軍したようですが、
幼年時代は北アイルランドのベルファストに住んでいたんだそうで。
ベルファストといえば「ジャックと離婚」によると ”曇り、のち、ところによりテロだとさ" なところだったはず。

やはり そういう経験がなくちゃ こういう小説は書けないんだろうなぁー 
きっとこの小説に出てくるようなタフなお兄さん達を沢山見てるんだろうなぁー
とか何とか想像したりするブランなのでした。

地獄の季節


siro_blanc at 22:30│Comments(0)TrackBack(0) --- 本 | 海外小説

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