2006年09月05日

--- 大沢 在昌 「新宿鮫」5

え・・・ 気がついたら一気にシリーズ4まで読んじゃった

"------- あらすじ 出版社より
あらゆる欲望を凝縮した街・新宿。この街の悪にひとり立ち向かう刑事・鮫島。犯罪者たちは、怖れをこめ「新宿鮫」と呼ぶ。彼には苦い過去があった。彼の孤独な闘いの傷を癒やしてくれるのは、恋人のロックシンガー・晶だけだ。新宿で、警官射殺事件が発生。そのとき、鮫島は銃密造の天才・木津を追っていた。連続する警官殺しに沸騰する署内で、木津にこだわり孤立する鮫島。しかし彼は、ある理由で執拗に木津を追う。一転、二転、鮫島に仕掛けられた罠が…。男の誇りと涙、男の愛と友情。非情な世界と、現代の男を感動的に描破した、著者入魂の傑作長編、七年ぶりの書下ろしで登場。
"-------

やべ・・・ 
あんまりおもしろいんで
あれよという間に 「無間人形 (新宿鮫4)」まで読んでしまったじゃないか。

いや まいったなぁ。
今更シリーズ毎の感想も・・・ 
うーむ・・・書けないぞ。

ってことで、
まとめて4作分の感想です。

おもしろかったです。
まず心に浮かんだ同じタイプの小説は 馳星周もの。
馳星周ほど グロかったり真っ黒々とはしていませんけどね。
そのあたり 私好みなほどほどな加減がまたいい感じです。

この小説で、圧倒的にすごいなぁと思うのは、
構成というか設定というか、
この手の海外のベストセラー小説並に 無理がないのにダイナミックなところでしょうかね。

しかも読みやすいのがいい。

小説のジャンルは違いますけど、
たとえば 私は京極夏彦の京極堂シリーズが好きなんです。
でも、どうしても納得できない部分があるんですよ。 
シリーズ全ての巻で。
読了後に必ず消化不良のものが残ってしまって 
なんかスッキリしないんですけれど、
この大沢 在昌の新宿鮫シリーズにはそれがまったく感じられない。
素晴らしい。

4作目まで読んでも 全然尻つぼみになっていないのも感心ね。
シリーズ4作目で直木賞受賞なんだから やっぱりすごい。
いやぁ〜 うれしいなぁ。
久しぶりに日本製のおもしろいハードボイルドに出会ました〜万歳。


・・・
新宿に行くと新宿鮫がいる。
CDを探せば晶のデビューアルバムがある。

二人とも本当にいる。
そんな気になっている
   というよりも
むしろ普通にそう思ってるかもしれないブランでございます。


新宿鮫


毒猿―新宿鮫〈2〉


屍蘭―新宿鮫〈3〉


無間人形―新宿鮫〈4〉


siro_blanc at 00:05│Comments(0)TrackBack(0)--- 本 

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