しろはた(避難中)

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映画

「ウォッチメン」のラストにイカり狂う人用

ほぼ原作通りに展開するのに、肝心のクライマックスが違う「ウォッチメン」。
アメリカでは原作ファンがこんな感じでイカり狂っているらしい。
そんな原作原理主義なひとびとのために、
原作通りの「ウォッチメン」が制作された!
これです。

「ヤッターマン」

あの三池崇史がなぜか今「ヤッターマン」を実写化って…ガクブル
大コケの予感!と各方面で言われてたわけですが、これが
なぜか評判がいい。客も入っている。
「きっとドラゴンボールが凄すぎて名作に見えているのでは…」
という気もしたのですが、観てみないと何もわからないので実際に観ました。
花粉が飛んでいない時間を見計らったんですが、今朝から鼻水でぼろぼろ…

さて「ヤッターマン」ですが冒頭いきなり2号の股が擦られたりとか
ヤッターワンがマックシングしたりとか、チンコがどうとかおっぱいミサイルとか
相変わらず三池監督好き勝手やってまして、ジャニーズも子供向け企画もヘッタクレもない、いつもの三池映画でした。
なんで大ヒットしとるんだ。

まあ子供騙しでは子供も騙せないと言います。上のほうがマーケティングだのなんだのと内容にごちゃごちゃ口を出すと結局誰に向いてるのかさっぱりわからん作品ができあがってしまうことが多々あります(そんな映画やラノベがいっぱいありますね僕も書かさゲフンゲフン)。
その点この映画は、本気で「ヤッターマン」をそのまんま作るのだという監督の異常なこだわりが悶々と溢れていまして、
観客にも「映画の意味はよくわからんがとにかく凄いパワーだ」と伝わったんでしょう。
ヤッターマン1号がスクールカースト最下層のいじめられっ子じゃなくてよかったです。

ウォッチメン観てきた

中野ZEROで講談社特別試写会というのをやってたのでマスク着用して観ました。
オープニングだけでお金払って観る価値あり!とまず感動。
原作ファンは納得の一本だと思います。
内容ですが、一言で言うとサークルクラッシャー女の話でしたよ。
あとロールシャッハさんの子供時代が僕そっくりで泣けた。やっぱりマジキチになるしかないよなーあれじゃ('A`) アメリカに秋葉原があればロールシャッハさんも殺人鬼にならずに済んだのに…

一般客のおじいちゃんおばあちゃんの反応は口ぽかーんでした。

まあ20年前の時事ネタ話を、今映画にしてどうするってのはありますよね。
たぶん2009年を舞台にして、アメリカの歴史と重ねる「フォレスト・ガンプ」色をより強く出せばもっと一般客にも受けたとは思うんですが、それだとぜんぜん「ウォッチメン」じゃなくなるしなあ…('A`) それに、もし改変に失敗したら原作ファンを怒らせて一般客にも無視されるという恐ろしいリスクが。
個人的にはもうオーバーロードとかいいんでロールシャッハさん主演のサイコスリラーものをバンバン作ってほしかった。

「レスラー」「REPO!」連チャン

一昨日、薬の分量を間違って危うくリアル二次元に旅立ちかけました
(故・飯島愛ってこんな感じでうっかり死んじゃったんじゃないでしょうか…)
昨日は映画を観る仕事?の日だったので、ふらつきながら外出…
ぶっ倒れたために原稿が滞っているが…しかたがありません

「レスラー」
ミッキー・ロークの猫パンチをリアルタイムに観てしまった世代には号泣モノ。
パンフにも「猫パンチ」って書かれてるし!
なんでアカデミー賞じゃないかって、内容がプロレスなのと、主演がミッキー・ロークだったからとしか思えない。事実海外の映画賞では大受けだったし。
しかし、この映画のせいでたけしの映画が金獅子賞取れなかった(と日本のマスコミが思い込んで?いる)んで日本でも冷遇されそうだ。
中身ですが、昔大人気だったレスラーが年老いて落ちぶれ、喪男人生まっしぐら。
しかしもう50過ぎなので「ロッキー」のような一発逆転があるわけもなく、
最後は新宿ロフトプラスワンで「ファンのみんなが俺の家族だ!」
そんな感じの、ガチで泣ける喪映画でした。

監督は何がなんでもミッキー・ロークじゃないと撮らない、と会社と揉め、
大幅に予算をカットされたそうだが、逆に安いドキュメントタッチに仕上がっていてむしろ良かった。予算がないのでファンもレスラーもぜんぶ本物。会場は場末感バリバリ。WWFのドキュメントみたいでした。
ミッキー・ロークがハゲる前のHHHに見えた。

でも「その男ヴァンダム」のことを考えるとヴァンダムのほうが泣ける。('A`)

「REPO!」
パリス・ヒルトンが金持ちセレブ役で出演している
、と聞いて
「ヒレフシ」の燃料投下用に観に行ったら死ぬほどゆかいなおもしろ映画でした!
パリス・ヒルトンが、らいたいさいのなんとか海王みたいになっていた。
そんな刃牙シグルイ風味溢れるガチゴス映画で、ゴスはあるけどロリはない、ロリのかわりにゴアがある。
まあ「SAW」と一緒なんですが全編ミュージカルなぶんSAWよりゆかいでした。
セレブ馬鹿三兄弟が最高でしたよ。
てっきりマリリン・マンソンが音楽にかんでるのかと思ったらYOSHIKIでした。
小泉元総理も是非。

やばいそろそろ目を覚まして仕事しないと…映画って座って観てるだけなんで眠くても無問題ですが、字を書くのは…

GOEMON 観てきました

試写といっても映画館借り切って盛大にという感じだったので
えらく人がいっぱいいて、その中に柳下大兄の姿も。
ま、またしても苦しまれるために…?(汗)
ご挨拶したんですがあまりにも人が多く、そのまま紛れてしまいました。

映画の内容ですが、がっかりですよ!
普通に映画撮るのうまくなってるじゃないですかー!
僕はもっとこう、「ああ、やらかしてしまった…あああああー」というあのたまらないダウナー感覚を味わいたかったのですが。
それくらい「キャシャーン」はあらゆる意味でやらかしてしまった映画で、耳から血が出るほど感動したのですが、そういう泥沼のような初期衝動は薄まってまして、むしろまるっきり逆に「馬鹿になれ!」という感じの猪木イズムに目覚めた感ばりばりでした。

さらに「今回は予算があったのでバトルやりまくりました」という監督の言葉通り、バトルバトルまたバトルで戦国無双という有様で、娯楽映画としては面白いのですが上げ上げのテンションがさがらなくなって途中から完全に歴史を無視して突っ走るあたりはさすがキリキリといったところですね。
というかラスト30分ぐらいは、僕が今まで教わってきた日本の歴史は全部なにかの間違いだったのか?とおのれの歴史認識を改めさせられる有様でした。
あと、広末がほとんどCGになってました。ポスプロに2年かけたのはこのためか。

まあ今回も好き嫌いは分かれますが、暑苦しいキリキリ説教スパーク&喪男度はかなり下がっていて、かわりに腐女子度が大幅アップしていましたね。前作を悪夢色に染めていた母親の話は後ろのほうにひいて、男同士の友情物語が思いっきり描かれまくってました。そういえばキリキリ離婚しましたし、何かあったのかもしれませんね

あと利休がカンゴロンゴにしか見えないとかどう観てもファブリーズ寺島様が宇宙最強でたぶんピクルよりも強いとかささいな問題はありましたが、織田信長がかっこよかったので何でもいいです。

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