January 03, 2006

順大 山登りで逆転し17年ぶり往路V

 正月恒例の箱根駅伝の往路で順天堂大学が17年ぶり7度目の往路優勝をした。史上3校目の5連覇を目指す駒沢大学は順大と30秒差の2位と絶好の位置に付けて、3日の復路に臨む。

 

 去年の山登りで脅威のタイムをたたき出した順大・今井。今年も山登りを任された。序盤にアップダウンが追加され、さらに過酷なコース設定となった。そいて悪天候。大雨でTシャツもずぶ濡れ状態。それでも今井をはじめ各校選りすぐりの猛者たちはハイペースで序盤から攻める。そんななか遅めのペースで保っていたのが2位・中大と5位・駒大。中大の中村はその後ペースがさらに落ちたが、駒大・村上は体力を温存していたのか、終盤一気に追い上げて、2位に上がり、トップの順大との差も大きく縮めた。レース後のインタビューで知ったのだが、どうも今井は体調が良くなかったらしい。終盤にペースが落ちていたのもそれが原因だろう。

 

 駒大の5連覇が達成できるかどうかが復路の楽しみだが、僕は出来るんじゃないかと思う。一番そう感じたのは5区の村上のレース運び。たぶん各校の監督の指示は、序盤は遅めのペースで入り、体が山登りに慣れた中盤から終盤にペースを上げて、順位を上げる。そういうものだっただろう。でも実際に前にランナーがいたり、後ろから迫ってこられると、遅めの指示が出ててもペースを上げてしまうと解説の方が言っていた。実際多くのランナーがそうなってしまっただろう。途中でトップに立った今井が体調不良で終盤にペースが若干落ちてしまったために、タイム差はそれほど開かなかったが、本来ならもっと開いていたかもしれない。そんな中、駒大の村上は序盤は遅め、そして中盤から終盤にかけて一気にという絵に描いたような展開で、5連覇を手繰り寄せた感がある。事実、順大・今井に抜かれた村上だが焦らずに自分のペースを保った。

 

 選手層にしても、10区間、そしてどの区間も20キロ前後もあるということを考えても、駒大が有利だと思う。そして往路と復路にいい選手を振り分けられるほど選手層が厚い。トップと3分ぐらい開いてたら、どうなるだろうってドキドキするが、30秒じゃなぁ、そういう感じがします。そして駒大を破るなら中大か日大だと思っていたが、その2校が駒大を追いかけなければならないのは厳しい。中大と駒大は1分弱、日大と駒大は1分半開いている。駒大・中大・日大の復路のメンバーがどれだけのレベルかはよくわからないが、おもしろい展開になればと思う。

  

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December 25, 2005

留学生が多いっ!!

 男子の全国高校駅伝で仙台育英高校が優勝し、史上2校目の3連覇を達成した。トップの逆転劇が中継所でのタスキを渡す瞬間だったため、少々盛り上がりには欠けたんじゃないのかなぁって思った。

 

 それにしても1区の上位は海外からの留学生ばかり。1〜3位と6位が留学生。以前までなら1人ぐらいだったのが、今は2〜3校は普通に1区に留学生を据えている。高校野球でも問題になっているが、私立高校はスポーツでの活躍が最も宣伝効果があるのだろうけど、ちょっと行き過ぎているように思う。強豪チームに海外留学生を入れているなら、日本人ばかりのチームに肩入れもできる。でも最近は、最終的には入賞もできないくらいにまで順位を落とすチームの1区に海外留学生を据えている場合もある。そんな時、日本人を応援すると、ただ単に外国人を差別しているみたいだし、でもなんかせこい感じがして、素直に応援もできない。すごい複雑だ。しかも1区が一番長い距離だから、強豪チームにとっては、いかに離されないかが重要って、なんかスポーツとして違う感じがしてしまう。

  
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December 18, 2005

福士 本領発揮の大爆走

 時折、雪吹雪となる最悪のコンディション。最近では箱根駅伝でもなかなかお目にかかれない雪。各チームのランナーはニット帽やアームウォーマーなどなどの防寒をするなか、スタート前にワコール・福士は「真冬の京都はもっと寒いっすよ。こんなの全然平気っすよ。」と言ってのけていた。その言葉通りたいした防寒もせずに第5区へと走り出していった。その時点でワコールは17位だった。そこから14人抜きの大爆走。福士の大ファンの僕としては気持ちよかった。トップの三井住友が独走気味だったこともあり、福士が走っていた11舛里曚箸鵑匹鮓ることができた。トップ争いが熾烈だったら消化不良だったかもしれない。走り終えた後のインタビューでも福士らしく、「雪で前が見えなかったから、え〜い行っちゃえって思っていきました。雪のおかげでコースが短く感じました。途中ワコールの応援団がすごいところにいたんで笑っちゃいました。やっぱ雪いいっすねぇ。雪いいっ。」

 

今年の夏には世界陸上で久しぶりの快走。そして今日も。来年あたりさらに5000m・1万mの自己記録更新、すなわち日本記録更新も期待できるのではないだろうか。いや、ぜひしてもらいたい。マラソン転向を多くの陸上関係者やファンが望んでる。福士のの実力から言えばマラソンでいいタイムをたたきだす可能性は高い。だけどもう少し5000m・1万mでアフリカ勢に対抗する福士をみたい。北京でアテネの借りをかえすまでは。

  
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November 18, 2005

またか、高橋

 20日(Sun)に東京国際女子マラソンがある。今回の注目はやはり高橋尚子。どういう作戦で走り、どういう結果になるのか、そこが焦点だった。しかし18日の会見ですべてが違う方向になった。走る前から何故か堂々と怪我を発表し、それでも走るから応援してください、って何を言ってるんだ、お前プロだろ、久しぶりのフルマラソンなのに怪我なんかするなよ、しかも堂々と発表して、と思いました。ペース配分を間違って傷めたんだろうけど、やはり年齢には勝てないんじゃないかなと思います。7年前の1998年のバンコクでのアジア大会では凄い暑さのなか最初からとばしにとばしてもバテなかった26歳の時の驚異的なスタミナも、33歳の今では人並みの一流選手と同じぐらいまで落ちている。だからこそ2年前の醜態があった。若いときと同じように前半からとばして持つスタミナではなくなっているのに高橋本人は気付いていなかったのだろうか。まぁ気づいてなかったから小出監督から独立したんだろうけど。スタミナが落ちたといえども、一流レベルのスタミナである。だからこそ相手との駆け引きとかという頭を使った走りの中で超一流のスピードを今までとは違った形でどう生かすのか、すごく楽しみにしていた。

 

 高橋は調整が下手なんだろうか、そう思う。プロランナーとして久しぶりに日本で走るので無理するのだろうが、世界選手権前にも怪我しているし、本当に怪我が多い。プロ選手としてどうなんだろうって思う。たぶん今回は負けても何も言われないだろう。でも引退説は絶対に出てくる。年齢に合わせた試合プランを立てないなら、たぶんもう勝てない。だから今回見せてくれるはずだった“新・高橋尚子”が完全な形で見れないのは、いろんな意味で残念だ。

 

 一部スポーツ紙などでは早く高橋VS野口の直接対決が見たいっていうような記事が載っていたりするが、僕は若手ホープの坂本直子との対決や、10000m勝負で福士とのスピード対決とかが見たい。野口もまた怪我で当分走らないだろうから、直接対決が実現したときはもう2人とも完全に全盛期を過ぎていて盛り上がらないのではないかと思う。  
Posted by sirou124 at 23:57Comments(0)TrackBack(0)

またか、高橋

 20日(Sun)に東京国際女子マラソンがある。今回の注目はやはり高橋尚子。どういう作戦で走り、どういう結果になるのか、そこが焦点だった。しかし18日の会見ですべてが違う方向になった。走る前から何故か堂々と怪我を発表し、それでも走るから応援してください、って何を言ってるんだ、お前プロだろ、久しぶりのフルマラソンなのに怪我なんかするなよ、しかも堂々と発表して、と思いました。ペース配分を間違って傷めたんだろうけど、やはり年齢には勝てないんじゃないかなと思います。7年前の1998年のバンコクでのアジア大会では凄い暑さのなか最初からとばしにとばしてもバテなかった26歳の時の驚異的なスタミナも、33歳の今では人並みの一流選手と同じぐらいまで落ちている。だからこそ2年前の醜態があった。若いときと同じように前半からとばして持つスタミナではなくなっているのに高橋本人は気付いていなかったのだろうか。まぁ気づいてなかったから小出監督から独立したんだろうけど。スタミナが落ちたといえども、一流レベルのスタミナである。だからこそ相手との駆け引きとかという頭を使った走りの中で超一流のスピードを今までとは違った形でどう生かすのか、すごく楽しみにしていた。

 

 高橋は調整が下手なんだろうか、そう思う。プロランナーとして久しぶりに日本で走るので無理するのだろうが、世界選手権前にも怪我しているし、本当に怪我が多い。プロ選手としてどうなんだろうって思う。たぶん今回は負けても何も言われないだろう。でも引退説は絶対に出てくる。年齢に合わせた試合プランを立てないなら、たぶんもう勝てない。だから今回見せてくれるはずだった“新・高橋尚子”が完全な形で見れないのは、いろんな意味で残念だ。

 

 一部スポーツ紙などでは早く高橋VS野口の直接対決が見たいっていうような記事が載っていたりするが、僕は若手ホープの坂本直子との対決や、10000m勝負で福士とのスピード対決とかが見たい。野口もまた怪我で当分走らないだろうから、直接対決が実現したときはもう2人とも完全に全盛期を過ぎていて盛り上がらないのではないかと思う。  
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August 29, 2005

千葉ちゃん独走V3 さて高橋はどうなる!

 千葉真子が北海道マラソンを独走で制してV3を達成した。よく千葉は高橋や野口などと比べられて成績が乏しいと言われているが、僕は全然そうは思わない。3年連続同じ大会を、しかもそんなに重要ではない大会を制するのは難しいと思う。高橋も野口もオリンピックで金をとった後は長い充電期間に入っている。千葉はここ数年間、コンスタントにマラソンをし続け、そして確実に上位に食い込んできている。たぶん自分に合った走り方というものを、完全に自分のものにしているのであろう。だからこそ小出監督から卒業したんだと思う。自分の力でレベルアップして高橋・野口を脅かす存在になってほしいし、なれると信じている。
 高橋は2年前のリベンジとして、東京国際マラソンに出場するらしい。何の出場権もかかっていないから無理せずに1月の大阪国際マラソンに照準を合わせていると思っていたので少し驚いた。一度、好タイムの出やすい大阪で走ってほしかったので、そういう意味でも残念だ。それにしても、2年前の未練たらたらといった感じがしてしまう。もともと高橋は自分をコントロールできない方である。バンコクでのアジア大会の時は若かったから、予想以上の高い気温であっても高速のペースを維持できる体力があった。それだけの体力が無くなってきていることが2年前に露呈してしまった。高橋には悪いが、今年の東京国際の当日も平年を大幅に上回る高い気温だと、とてもおもしろいレースになると思う。
  
Posted by sirou124 at 22:34Comments(1)TrackBack(3)