24年5月はディーラー/サークル参加イベントが2つあり、充実しつつもプレッシャーの多い月でした。


■ホビーラウンド30
5/11に開催された、ボークス主催のイベントです。
ボークスの新商品宣伝/販売が半分くらい占めますが、アマチュアディーラーが当日版権のガレージキットを販売もできます。



私もコミカライズ版「幼女戦記」のアイテムを展示販売しました。
持ち込んだのは新作含めて2アイテムでした。

・(新作)演算宝珠エレニウム九十五式
・(再販)でふぉるめ ターニャ・デグレチャフ少佐







前日までの準備

新作があるとはいえ、販売数量は少なめにしていたので商品の準備は楽なほうかな。
と思っていましたが、技術書典の締め切りと被っていたので、なんだかんだ大変でした。
新作のエレニウムは完成品サンプル提出が必要なので、ワンフェス分と展示見本を見越して3個同時に作ったりもしました。こんなに聖遺物が揃うことはもうないでしょう。
エレニウム九十五式はとにかく、自分が欲しくて作ったエゴの塊なので大満足です。



当日
持ち込んだ分はどちらも無事に完売となりました。
ホビランはワンフェスと比べると規模が小さいため、持ち込み数は少なめでした。
それでも午前中には完売したのは初めてのことでもあり、ちょっとびっくりしました。

とくに、エレニウム九十五式は、コミカライズ版 幼女戦記の作者である東條チカ先生がツイートしてくれたことでプチバズりしたこともあってか、会場早々に完売しました。




このために来たと言ってくれた方も少なくなく、申し訳なかったです。
※エレニウムは2024ワンダーフェスティバル夏でも(許諾が通れば)販売予定です。


イベント(人)の流れ
午前中の開場〜昼くらいまではお目当てのディーラーに向けて買い物をしている人でかなり賑わっていました。
午後は一気に人が減った感がありました。ディーラーとしては手持無沙汰な感じは否めませんでした。それでも写真を撮りに見に来てくれたり、作品や造形について話しかけてくれる参加者さんも常にいたので閉会まで在籍していました。やっぱり話しかけてもらえるのがディーラーとしての楽しみの1つでもありますしね。

私はソロディーラーで売り子もいないため、ワンフェスのような大規模イベントだと他のディーラーさんとのご挨拶がままなりません。
ホビランは会場は1フロア内で完結しており、ツイッターで相互フォロワーのディーラーさんもちらほらいたので、ゆっくりご挨拶できたのがよかったですね。


ホビランのいいところ/もうちょっとなところ
いいところ
・参加費が安め(半卓で1万円くらい)
・私が主力としてる幼女戦記の当日版権許諾が得られる
・参加者やディーラーさんとの交流のゆとりがある

もうちょっとなところ
・午後の過疎感はやっぱりさびしい(毎時間ごとにイベントを挟んでくれてはいるけど)
・売り上げ重視の人には、成果は期待できないかも(来場者の絶対数が少ないので)
・交通アクセスが悪い(次回のホビラン31は浅草に戻るみたいなので個人的にはアクセスしやすくなる)

もちろん売れてほしいけれど、交流もとりたい私にはちょうどいいイベントだなと思っています。なので、手持ちアイテムの在庫があればまた参加したいです。


■技術書典16
技術(プログラムや工作、やってみた知見など)に特化した同人誌を販売するイベントです。
同人誌イベントで有名なコミケとはだいぶ毛色の違う本に出会えます。
24/5/26 池袋のサンシャインシティで開催されました。
24/5/25〜6/9は紙の本をオンラインマーケットでも購入できます。会期後も電子版は引き続きオンラインマーケットで購入できます。

私はガレージキットや3Dプリンタ×デジタル造形についての知見を共有できたらいいなと思って技術同人誌を書いています。
企画からイベント販売までの工程を図にしてみると、非常に多くの作業があることに気づきました。
そして、自分の不得意分野で本にできていない工程も多々見えてきます。
(この辺りは他のモデラーさん/原型師さんにお任せしたい)



今回の技術書典の新刊で節目の5冊になりました。
新刊含む5アイテムすべて持ち込みました。
・(新刊)推しのフィギュアを作って同棲したい!
・LibreOfficeであなたのノウハウを技術同人誌にしよう!
・ガレージキットイベントにディーラー参加してみた本
・3DCoatでフィギュア製作ブースト作戦
・Shade3Dテクニック集




新刊について
推しのフィギュアを作って同棲したい!」は前半はワンフェスなどで買ったガレージキット(3Dプリント出力品)を組み立てる工程について、後半は自分で原型データを作って3Dプリンタなどを使って仕上げるまでの工程全般について紹介した内容になっています。
技術書典閉会後はBoothでも販売予定ですので、サークルShade3D研究会をチェックいただければ嬉しいです。




当日の雰囲気
池袋サンシャインでの技術書典会場は来場者数は2,600人だったそうです。これはコロナ渦以降では一番多かったのではないでしょうか。
ただ、うちのサークル(CG系)の島はフロアの奥のほうだったのですが、開場2時間くらいは人の流れが少なくちょっと寂しかったです。ジャンル的に主戦ではないのでこれは致し方ないのかな。
売り上げ的にも前半はほとんど売れず(そもそも参加者さんがまばら)、これは大量に持ち帰ることになるかもと覚悟していました。
午後になるとだんだん人が流れてきて、本を買ってくれる人も増え、なんとか心穏やかになりました。


伝えたかった/見せたかったことを見せる
3Dプリンタで自分でこんなフィギュアが作れますの参考になるよう、でふぉるめターニャさんを置いていました。来場さんに紹介すると、キャラは知らなくても、こういうのを作れるという興味をかなり持ってもらえた印象です。やはり現物があると説得力が出るなと思いました。



3DプリンタというとFDM(ソフトクリームのように材料を積み上げる)イメージの方も多そうでした。なので、光造形だと積層跡がかなり目立たないことに驚かれている方もいました。フィギュア界隈外だと、光造形プリンタはまだ認知度は低いのかもですね。

売れ行き
今回の新刊(推しのフィギュアを作って同棲したい!)は50部刷りました。印刷所のポプルスさんは落丁などに備えた予備を1割程度加えてくれるので見本誌などにも回せて助かります。
50部刷るのは多すぎかと心配しましたが、技術書典では6/1時点で半分くらいが売れました。開場販売がメインかと思っていましたが、オンラインで買ってくれる人もたくさんいて、売り上げ的には救われました。
残った在庫はBoothやワンフェスでも販売予定です。

既刊誌はそれほどは売れませんでした。
ただ、2023/10の技術書典で初版で刷った「ガレージキットイベントにディーラー参加してみた本」は健闘してくれました。今回の技術書典でBoothやガレージキットイベントでの販売も含めて100冊を超えました。
それだけ、フィギュア(ガレージキット)のイベントディーラーに興味を持ってくれる人がいてくれると考えると嬉しいですね。



自分も技術同人誌書いてみようと思ったら
LibreOfficeというソフトが、マイクロソフトのWord感覚で、なおかつ無料で使えるので本を書くのにもお勧めしたいです。
とはいえ、会社の文章を書くのと本の原稿を書くのでは勝手が違う部分もあります。
LibreOfficeであなたのノウハウを技術同人誌にしよう!」では本としての体裁を持った原稿を書くための導入紹介をしています。こちらもぜひ参考にしてください。

あわよくば、模型諸先輩方の知見が本になることを願って




戦利品
技術書典では購入した本を”戦利品”として写真が撮れるコーナーが設けられています。
ワンオペでもあったので会場ではあまり他のサークルさんを巡れませんでした。
慌ただしく駆けて得た戦利品。
他はオンラインマーケットであらためて物色します。




■次回参加予定イベント
夏のワンダーフェスティバル2024を予定しています。
出品アイテムはまだ許諾が出ていないので確定ではないため、許諾が出たらあらためて告知します。

夏のワンフェス以降はしばらくイベント参加を控えようと思っています。少なくとも秋のホビランと2025冬のワンフェスは。
ここのところイベント続きで。イベントの準備にかかる工数がかなり重しでもありました。
作品作りや、やれていなかった創作ジャンルも覗いてみたさもあり、インプットに時間を取りたいと思っています。


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