March 19, 2008

Audacity to Hope : オバマと人種

オバマが所属する教会の元牧師による過去の過激な説教が論議を呼んでいる。

まず黒人教会に対する理解、アメリカの歴史を理解することなく
説教の過激な部分のみを聞かされても、
一般の白人には反アメリカ的なメッセージしか感じ取れないだろう。

確かに彼の言葉はオバマの統一・調和というメッセージとは反対に
Divisivenessや白人種に対する壁を感じさせる。
ただでさえガッデムという言葉は、
聞く者に特にアメリカ人に嫌悪感を沸かせる。

しかしライト牧師の言わんとしている事の根底には
世の中の弱者への虐待、長年におけるシステム的人種差別、
それに加担しているアメリカ政府への抗議がある。
彼は怒っている。全ての人類に対する悪に対して。

激しい言葉や怒りの表現の底にある情熱に耳を傾けることが出来なければ
人間が一人一人分かり合える世の中は有り得ないだろう。

今回のライト牧師に対する論議で最終的に評価されるのは
オバマではなく、アメリカそのものだ と私は思う。

オバマはこの燻り続ける論争の中で
ライトの言葉を噛み締めているに違いない。
Audacity to Hope

ライト牧師をジャッジする前に
この彼の説教を読んでみるといい。

1990年のライト牧師説教
Audacity to Hope

と、こんな事を書いていたら
オバマの人種についての素晴らしいスピーチがラジオから流れてきた。
最後の一部を聴いた後、改めて全スクリプトを読みながら涙が溢れた。





この歴史的なスピーチを聴いて
アメリカは何を感じるだろうか。

sistah at 10:46│Comments(4)clip!ニュース・記事 

この記事へのコメント

1. Posted by 優子   March 20, 2008 00:54
5 今朝、こちらでビデオ見ていて仕事に遅れました。(苦笑)
で、私もスピーチで泣いてしまいました。
あちこちのフォーラムのコメントを読んでいて、白人社会には伝わらないものなんだなぁとかなりガッカリしました。絶対にオバマ氏に大統領になってもらいたいですね。
2. Posted by yasumaru   March 20, 2008 17:00
初めまして。オバマ関連のブログを検索していてこちらに辿りつきました。オバマ応援歴、長くてらっしゃいますね。日本でも今年に入ってメディアの報道が過熱していますが、私も遅ればせながら、昨年末、彼の著書を読んで、また2004のDNCのスピーチを見てファンになりました。
また、ライト牧師のaudacity to hopeのテキストを紹介されていて、参考になりました。You tubeの説教の映像でビックリしてしまったものですから、少し安堵しました。 拙ブログでこちらのサイトに言及させていただきました。ご了承いただければ幸いです。
3. Posted by AFOAakaSISTAH   June 03, 2009 07:50
久々にこちらのサイトに来ていろいろ勉強させてもらってるよ。あなたは文もうまいし、本当、”ん〜”ってうなりながら(いい方によ笑)読ませてもらっているのね。と同時に私の考えてる事、感じてることを端々に発見できるからなんかうれしくもなる、、。

この人種に関するオバマのスピーチ、旦那も感嘆してたよ。

こういう問題は誤解を招きかねない(とくひ白人に対して)よく、勇気をもってスピーチしたなと。

これからは、またこちらへちょくちょくこさせてもらって勉強させてもらいます。
4. Posted by MLB 記念/メモリアル キャップ   January 03, 2013 09:49
情報公開条例」の規定では、県級以上の政府とその部門の財政予算、決算報告は、自発的に公開された「重点政府情報」に、社会一般開放しなければならない

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アメリカ在住約15年のしすたといいます。