2003年03月

2003年03月28日

満点の映画とは?

2月中旬に書きたかったネタだけども。

場所:バイト先(某菓子製造工場の食堂)
時:昼飯どき
面子:一緒に昼飯をいつも食っているメンバー5名。俺最年少。平均年齢45才(推定)。女性ばかり。
   俺以外は全員「奥様」。

鶴さん(仮名)「暗黒さん暗黒さん、「レッドドラゴン」見たよ〜」
俺「お!そうですか。いかがでしたか。」
鶴さん「え〜〜あのね〜はっきり言ってつまらんかった」
俺「(笑)ほほう。もしよかったらどのへんがつまらんかったか教えて下さい」

鶴さんの解説をざっとまとめると・・「予告篇を見て期待したほどの内容じゃなかった」
というのが一番の問題点だったようだ。彼女はもっと1980年代に一世を風靡した「スプラッタ映画もの」のような
エロ〜グログロ〜「キャーと言って手で目を覆いつつもその隙間から見てしまう」ような(笑)映画を期待したと言う。

鶴さん「だって「ハンニバル」がああだったからさ〜・・・」
俺「なるほどなるほど」
鶴さん「あとね〜、予告とかCMとかで見た場面がまだ出てないから、クライマックスで先が分かって
   ちっともハラハラしなかったんだよね」
俺「え?どんな場面なんですか。俺は予告見ないようにしていたほうなので・・・」

鶴さんの説明を聞いて納得であった。仁義なき映画宣伝界。それはないだろ〜!
というか、前にも書いたけども、バラすなっつうの!観客を馬鹿にするのもいいかげんにしろ!!
みんな、宣伝ちゃんと見てるんだっつの!イギリス人を見習えよ!!
(*ロンドンでロングランしている演劇「ねずみとり」は、冒頭で「このお話のネタをけしてまだ見ていない人に
バラさないで下さいね」と、前口上があるという。そしてイギリス人たちは忠実にそれを守っているというのだ!
何十年にも及ぶロングラン作品で、秘密を守っているというのは素晴らしすぎる!ああ見たい!今度渡航の折には!)

俺「では、鶴さん的に、点数をつけるとしたらいかがですか。「レッドドラゴン」は。10点を満点としたら?」
鶴さん「え〜〜〜〜〜?」
俺「え?もっと気軽に点数つけて下さっていいんですよ?なぜ悩む?」
鶴さん「そうだな〜・・・」
俺「だったら「ハンニバル」はどうなんですか?10点?満点ってのは、そうですね〜
 ‘これだったら文句のつけようがない!過不足は全くない!満足だ!’という作品ということで・・・」
鶴さん「そうだなー、「ハンニバル」は・・・7点かな!で、「レッドドラゴン」は4か5点くらい」
俺「おお〜厳しいですね(笑)それに「ハンニバル」は満点じゃないんですね」
鶴さん「そうだね。だって‘文句のつけようがない’ってわけじゃないしね」
俺「ふむふむ。それでは、どうでしょう。今までに見た映画で満点だったものは?」

この質問が波紋を呼んだのである。みな、いっせいに考え込んでしまったのだ。これは意外であった。

鶴さん「それって意外と難しいんだよ〜。だってさぁ、暗黒さんほどたくさん映画見てるわけじゃないしさぁ」
俺「ええええ?で、でもその〜ないんですかねぇ。だって比較的たくさん見に行ってらっしゃるほうじゃありませんか
  鶴さんは。えーっ(笑)そんなに悩ませちゃうとはなぁ。じゃ、他の方々は?コンさん(仮名)はどうです?」
コンさん「・・・(悩んでいる)やっぱりすぐには出ないよー。(笑って)じゃ、暗黒さんはどうなの?
  満点の映画ってあるの?」
俺「もちろんありますよ。ありすぎてすぐには全部言い切れないほどありますよ(笑)。
  たとえば、その映画がなかったらこういう人格にはならなかった・・・という映画までいっぱいですよ。
  その映画を見ながら死んでもいい・・・っつう映画までありますよ!(笑)」
コンさん「そうか〜(なるほど恐れ入った、という顔)」
俺「どうですか〜コンさん?古くってもいいですよ!」

その結果、コンさんが挙げたのはなんと「小さな恋のメロディ」であった!

俺「おお!それはまた懐かしい。でも俺、まだ見てないんですよね〜。見たいなぁ。」
コンさん「あれはさぁ、若いころに見たからいい、っていうのもあるんだよね。
   だから今見て、同じように思うかどうかってのは別の問題ってことでね。」
俺「うんうんそれはありでしょうね。そういえばコンさんこないだダイアン・レインが老けた〜と
  嘆いてらっしゃいましたねぇ(笑)」

コンさんは以前にリチャード・ギアとレインの新作映画を見に行ってそうボヤいていたのだ。

コンさん「だってほんとに昔はすっごく綺麗だったんだもん!あ〜こんなになっちゃったんだって思うよ〜」
俺「そうでしょうね〜。一緒に歳くってんですもんねぇ(笑)」

ここで突如鶴さんが、0点の映画なら言えそうだというのでウケた。
鶴さんはトヨエツが犬になるとかいう映画(あまりに内容がひどくてタイトルさえ思い出せないらしい。笑)
なら0点だね!と凛々しくも断言したのであった。

鶴さん「だってわざわざ名古屋まで出て行ってさぁ!そこでしかやってないからなんだけどさ!
   それで見た映画が、「なんじゃこりゃあ!」って出来だともう・・・ねぇ!」
俺「それはかえって興味深いですねーその映画(笑)。タイトルが出てこないってのも(笑)」
鶴さん「いくらトヨエツが好きでも、許せんものは許せんね!」

それは正しい映画の見方です鶴さん(笑)。こうして、満点よりも0点の映画に話題はシフトしたのだが・・・

コンさん「ああそう言うなら、私もあるかも〜0点映画。こないだテレビでやってて見たのなんだけどさぁ、
    ほらあれ。「リング」の昔の話とかいうやつ・・・」
俺「えーっと「リング0・バースディ」とかいうのでしたかねぇ?私もたまたまテレビで最後のとこ見てしまっただけですが・・
  あれがそんなにひどかったんですか?」
コンさん「これはないだろ!って思ったんだよ〜」
俺「へぇ〜。タイトルまんまの評価つうわけですねぇ(笑)」

なんやかやで、タイムアップになったのだが、鶴さんは「暗黒さん!じゃ、満点映画いろいろ考えてみるね!」と
おっしゃった。俺は、そんなに無理しなくってもいいんですよ、思いついたら、つうことでね・・と答えておいた。

 さて、昼飯の次にベルトコンベアから離れて休憩がとれるのは2:45〜3:00である。
トイレから帰って茶を飲んでいた俺に、鶴さんがぴょんぴょんと飛び跳ねて接近してきた。

鶴さん「暗黒さん暗黒さん!あったよあったよ満点映画。さっきライン(ベルトコンベア作業をこう呼ぶ)で仕事しながら
   考えとったんだけどさ、あれあれ!日本映画なんだけど、「砂の器」!!」

ここで一瞬一条ゆかり作の漫画「砂の城」かと思った俺は立派な30代です(笑)

鶴さんはその後、きらきらと「砂の器」のお話を解説してくださった。どうも一聴してミステリものの趣があったので、
おっと、最後までは解説せんでいいですよ、と歯止めをかける俺。

鶴さん「もうね〜〜あの映画は、過去の追憶シーン?それが、それがもうすごく良くて、でものすごく泣けるの!
   もう今こうして話しているだけでも思い出して、泣けてきそうなくらいなの!見ている間も涙が止まらなくて
   おいおい、おいおい泣きながら見るんだよ〜!(笑)」

鶴さんは「おいおいと泣く」ジェスチャーまで大胆に展開して力説して下さるので、
俺も微笑を禁じえない。

俺「そうですか!それでは「砂の器」なら満点!文句なしの10点満点なんですね!
 覚えておきますよ。俺もその映画のタイトルは聞いたことがあるし、日本の映画雑誌でも評価が高い映画だったはずです。
 年間ベスト10本に選ばれるような映画だったという記憶がありますよ。見たいもんですねぇ。
 満点の映画があってよかったですね!(笑)」

鶴さんはうふふと笑っていた。後日、俺の日誌に書いといていいですか、と訊いたら「いいよ」と笑って言ったので、
こうして書いている。日本映画の名作をリバイバルする文化土壌が日本にはあまりないのが残念だ。
テレビばっかりでね。

イギリスの雑誌買っているもんだから、どうしてもイギリス(もちろん、全国区とは言えず、ロンドンオンリーだけども)
で古い映画がちょくちょくリバイバルされているのを見ると、羨ましさが募るのだ。ああどうしてこっちでは。と。

とはいえども、気概のある映画館は都市には存命で、この一週間は俺も3日交替くらいでメニューの変わる
「追悼・深作欣二特集」を一生懸命見に行っていた。残念ながら最初の4本は逃したが、後の6本はクリア。
その6本についていろいろ書きたいものの、例によって公民館なので今回はこれまでで終わる。

でも一言だけ書いちゃうのだ。
40年前の三國連太郎は、すげ〜セクシー!枯れたダンディズムがたまらんちん。
40年前のタンバテツロウ(漢字に自信がないのでカタカナ表記)、どうしたらええんじゃ!っつうくらいセクシーダイナマイト!やべぇっす。

明日は実さんとデート。デパート1階で待ち合わせ、飯くって映画(刑事まつり)。
もちろんその後は土曜ですからいい感じのバーで一杯二杯ひっかけてからクラブで踊って
いい汗かいたところで「休憩しよっか〜」と言いながら高級ラブホテルへ。(大嘘です。信じないように)

sith_ko2 at 17:02|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 外国映画 

2003年03月19日

追加

ちょうどいいからついでに読みに行こう、と飛んだ先でアメリカの猿顔馬鹿の
話題があり、それで思い出したことを記録しておく。

館主日誌。3/18 20:00

俺が新聞やらニュースやらを見て
「いっそワシントンかニューヨークかロサンゼルスに核を落とすか。
俺としてはやはり、あの国にはこっちが50年前に受けたのと同じ経験を
してもらうしかもう学んでもらう方法がねぇと思うのよ」

と発言。

親父「フセインを24時間以内に亡命させろってんなら、日本が受け入れりゃいいんだよ」

俺、その案大いに気に入る。素晴らしい。それくらいの度胸ある外交姿勢を見せてみろ。
こないだ更迭した女性外交官を復職させて、その提案を国連で発言させろ。
本人、喜んでやるだろう。
欧州列国は、日本を見下していた態度を改めて、斜にしかも下から仰ぎ見るようになるだろう。

政治ってのはゲームなんだからさ。でかく出てみろっつうの。
それくらいやらないでなにがG8だっつうの。
あのグループは「ぼくたち先進国でーす」というだけの集まりだろっつの。

フセインが日本に来たら、アメリカCIAと軍から暗殺者が派遣されるだろう。
それを阻もうとする日本側情報部(あるらしいんで)。
そしてわけもなく爆発炎上ぶっこわれるビルや建物の数々!
公的発表ではそれらの原因はすべて「ガス漏れ」となってしまうのだ!
ぜひ最初の対決は新宿副都心の新都庁でお願いします。
フセインの滞在先にぜひ。

で世界的にこう発言するのだ。
「平和憲法をもつこの日本こそが、武装解除さるべきイラクのフセイン大統領が
亡命するにもっともふさわしい外国である。われわれは世界的秩序の回復、
英米および仏独の歩み寄りを求め、国連加盟国としての義務を果たし、かつ世界平和へ
最大限の尽力に腐心するものである。」

また、親父の提案だが、この亡命は24時間が経過する寸前で行われ、周到に発表されねばならない。
アメリカがそれまでにイラクに手を出していたらいい面の皮だからである。

日本に来たフセインさんには、北朝鮮といきなりケンカをしてもらっても構わない。
ついでだからイラクにはなく、おそらくアフガンにもない核を、北朝鮮にはアメリカに向けて
発射していただきたい。やるならとことん。みんなで皮膚をドレスのように地面に向けて垂らしましょうよ。
そして乾きと発狂のなかで燃え尽きましょうよ。眼窩から血を流して。
せっかくだから、その際の核はヒロシマ型レベルに落として。
生き残りがいないと面白くないからね。反省する人類がいないとね。

俺が愛する人々(素晴らしき友人たち。師匠たち)には俺と同じように死んでほしくないから
ティムくんのようにヨーロッパに逃げていてもらいたいな・・・
(仕事のせいかもしんないけど、今奴は欧州なのだ。8月くらいまでかな?
うーんちゃっかりもの。きっと家族も連れてるよ。奴のことだからな!笑)

暗黒の名にふさわしい?暗黒なネタでした。さすがにもう腹減った。
晩飯食いに帰ろう。明日は3月で唯一のバイトの平日休みである。
周防さんに送る「スクリーン」をとっととまとめよう。カーペディエム。いまを生きちゃったりなんかして。

sith_ko2 at 20:17|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

こんな事情惨状四乗

例によって公民館のエントランスで凍えながら書いています。
手がかじかむのさ。ビバ貧乏!(笑)

真っ先に書かねばならぬことを。
実はですねぇ。2月中旬に「ひっさびさにまた更新するべかのー」と
日記管理画面へログインしようとしたところ・・・入れなかったと。
「きっと今日は調子が悪いのよね、次の機会には入れるかもしれないわ。
tomorrow is another day!風と共に去っちゃうぜ!」
と、その晩はそう考えてパソコンの電源を切ったと。

数日後。
「今日はどうかにゃー?」ぎこぎこ。ぎここ。ぎ。しーん(「しーん」という
擬音語ほど日本漫画の生んだ優秀な言語があるだろうか。この言葉、翻訳しにくいのですよ)
またもエントランスできず。
「きっと次なら・・・(かなり期待薄)」

さらに数日後。
「どうかなー?」クリック。ぎこぎこ。ぎこぎ。しーーーーーーん
「てぇいこの能無しメカめがー!」ぶちーん(←俺がキれたのではない。
強制終了という名さえ与えがたい強制電源オフにした音である)

・・・駄目なようなんですな。もう、我が家のパソコンでは、この日誌を書くことが。
どうも、管理画面の中のgif拡張子を持つ何かが、我が家の借り物パソコンには過負荷らしい。
漠然とそういう感じだけは、画面の「ぎこぎこ」の中で得ましたね。

だから、寒くて疲れてる帰路の途中で、そのまんま坂を上がって公民館へ寄る
根性さえあれば今回のように書きにこれるのですが、晩飯くって一息ついて
てきとーな時間に気まぐれに書くことは不可能になった模様です。
自宅ではもともと管理画面に入るまでの時間も相当待つので、書く時は一仕事になってたから
反応の早い公民館で書く習慣をつければ、時間と金(電気代)の節約にはなるかなと。
ま、なんて前向き思考なの?あたくしったら!ビバ貧乏!ビバビバ貧乏!貧乏ビビンバ!
意味不明だわ(笑)

とまあ、そうした事情であるというわけで、このように延々と更新のない日々が続いているのです。
仮にも見に来てくださっている方々がおられるようなので、早く、早くこうした事情を知らさねば、
と思っておったのですが、遅くなりまして申し訳ないっす。
だから、もっともっとノット頻繁に覗いて下されば良いのですよーということで。

ああ、あれもこれも書こうと思っていたのにーと、残念な暗黒シス子なのでした。
2003年内に、知人が新品パソコンに買い換えたら、状況打開の可能性はござります。
それまでは更新ナシのつぶてとゆうことになるかしら。おほほビバ貧乏。(くどい)

昨晩もぎり嬢がもののたとえに「yamakoさんの日記のようにうまそうなんだよ」
という素晴らしい表現を使ったので、この日誌の現状惨状法師を述べ伝えたところ・・
もぎり:「おお!聞こえる!聞こえるぞ!神のお告げじゃ!神は申しておられるぞ。
    ‘書きたいことがあるなら原稿に書け〜。日誌打つ暇があるなら原稿やれ〜’お告げじゃ!」

正論をずばっと貫いてこちらの胸をえぐるのは動物占い「黒ヒョウ」族の共通点のようだ。
(*仲間*師匠。テムくん。デニさん←あまり喋らない人だからこの人はどうか分からんが)

お?!いきなり一階の別室から、怪しい年寄り男どもの唱和が聞こえてきたぞよ。
「あー♪」の「えー♪」の「いー♪」の(現在ここまで)・・・
こええなあ。こええよ。何のクラブでしょう(笑)。ちなみに二階では少年空手(柔道?)の
声が少し聞こえるのでした。シュール。シュールな公民館の夜。ビバ。
*****

映画「トワイライトゾーン」のイントロには、かつてのテレビシリーズのイントロが復活していて
わくわくさせてくれる。目の玉がひゅううんと飛んできたり、ちくたく時を刻む時計が飛んできたりという
アレである。最初はドアが宙にゆっくり回りながら浮かび、こんなナレーションが入る。

「・・・そのドアを開く鍵は、想像力なのです。」

そしてドア、枠と扉だけのドアが開き、その中(同じ虚空の中)で、砂時計が割れたりする。
想像力で入れる、日常からわずかに逸れた別世界。そこが「黄昏地帯(トワイライトゾーン)」
なんだと、イントロは紹介している。
*****

アニメ「赤毛のアン」がNHKで放送されてたのだが2月に終わった。
終わる寸前に母が「あら、見たかったわ」と言った。
俺はそれを聞いて「男は湯たんぽ代わりになる、などと言う女には
あんなもん見る必要はねぇよ」と返答。
親父「そうだそうだ(笑)」
母「あら。だったらあなたは赤毛のアンを読んだの?」
俺「読んでねぇよ。でもなぁ、もっとほかに読みたいものがある以上、そっちを
 優先するってこったぜ。たとえば赤毛のアンを読むくらいなら、「罪と罰」を読みたいね」
 つまりもういいかげん老い先短いこのトシになってだな、より読みたいものをさしおいて
 読むほどのものかどうかという知識くらいはあるということだよ。赤毛のアンについては」
母「あたしが読むんだから別にいいじゃないの」
俺「おめえにゃいらねぇよ。だいたい読書に割く時間があるなら、ピアノの練習しやがれ。
 おめえにゃそっちが人生の課題だろうが。100曲のレパートリー、20曲のソナタ暗譜、
 それくらいこなす根性なくして何の進歩ぞ。」
親父「そうだそうだ(笑)」
母「暗譜は無理よー。バレンボイムじゃないんだから(*バレンボイムはピアニスト、指揮者。
 「ほんとうのジャクリーヌデュプレ」で、俳優が彼を演じております)」
俺「俺が言いたいのは、それくらいの気概で挑めということじゃよ。
 だいたいが「赤毛のアン」なんてのはだな、「想像力ひとつで世界はこんなにメルヘン」てな
 もんなのだ。男は湯たんぽ女になぜ少女のメルヘンが必要ぞ。」

母、ぶうぶう。こりぬ女じゃのう。いや、だからこそ女なのか。うううむ。
*****

映画「レッドドラゴン」は師匠はキャスティングゆえにシカト決定だが、
なかなかいい出来で、見ごたえがあった。やはり、ハニバルカニバル・レクター博士を
演ずるアンソニー・ホプキンスに匹敵する業師、エドワード・ノートンの存在が効いている
のだろう。なぜ、なんとしてでも他2作でのクロフォード役、スコット・グレンを引っ張って
こなかったのかが悔やまれる配役模様であった。
(それと、予告編でネタばらしをしていたのが後日分かり=俺は予告を見ないように
していて本当に良かった=映画をあまり見ていない客筋をクライマックスでしらけさせては
いけないぞと、声を大にして宣伝部に言いたい。金出して見に来さえすりゃ、満足度は無視か?
「スパイダーマン」でも予告がひどかったな。日本の映画界には良心が見えなくなってきてるね・・)

**この後、ネタばれ??ありなので飛ばしたい人は飛ばして下さい**

余談が長すぎた。でその、「レッドドラゴン」でハニバルレクターさんが洒落たことを言う。
ノートン扮する、‘レクターを逮捕した男’グレアム捜査官に言う台詞だ。
博士「The price of our instrument is fear.」
 
字幕では「想像力の代償は恐怖だ」となっていたが、原語のほうのニュアンスがちょいと
欠落している。博士とグレアム捜査官のinstrument(器具、使う物。時に楽器のことも)
の代償が恐怖だ、と言っていて、このinstrumentという単語を使ったとこが洒落てるというか
イカスんですね。
まあ私にとってなのですが。
想像力は諸刃の剣、なんでも考え付けるが故に、「なんでも」の中に怖いものもいっぱい。
ということなんです。だから、怖い映画をいっぱい撮ったヒッチコック監督は、
大の怖がりだったのですよ。
赤毛のアンは怖がりなのか、読まない限りあたしにゃ分かりませんが。(笑)

*****
そこで最後に、大昔に姉に試された心理テストとやらをご紹介。

[あなたが湖でボートを漕いでいたら、湖のど真ん中にドアがありました。
あなたはそのドアを開けてみました。さて、そこには何がありますか?
もしくは、誰がいますか?]

開けずに通り過ぎる、というのはナシらしい(笑)
俺の答:「誰もいない。もしくは、俺自身。」

姉は俺の返答に失笑を隠さなかった。「そ、それは驚いた答えだな、シス子!
まさかそんな答を返すとは思わなかった・・・・ワハハハハハ!」

その答にくるのが、将来の恋人もしくは愛する対象なんだそうですよ。
どうせ俺は俺が一番なんだよ。へん。もしくはいねぇんだよ。へんへん。(ぐれてみる)
そのドアを開ける鍵は想像力なんだっつうの。
俺の想像力なんてのはその程度よ。けっ。

(笑)それでは次の更新をお楽しみに。っていつやねん!

sith_ko2 at 18:34|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 外国映画