2005年02月

2005年02月26日

あ、ブスケミだ!

サンダンス映画祭2005のニュースみたいな30分番組が衛星でやってくれた。
ちろちろ見た。そしたらブスケミが出て来てくれた。嬉しい!
一番「今」なブスケミだ…元気そう!まっちろ!(お肌)
さすがに皺が増えてきましたが、やっぱり素敵な男性です。
最後に左手(だっけ?俺、どうもこういう記憶力まるでダメだわ)で
敬礼するみたいに眉毛に人指し指と中指を合わせてから、ピッ!と放して
NHKのカメラに挨拶して、
さっさっさっさと連れの女性(奥様ですかな?!もっとちゃんと見てればよかった…うう)と去って行かれました。
かっちょいい〜
真っ黒なロングコートを翻し。
お隣の女性も黒いコートなのだ。
雪の積もったサンダンス会場(ユタ州パークシティ)を闊歩するブスケミ。

今回は監督第3作『ロンサム・ジム』とやらをひっさげての参加らしい。
着実に監督業を進めていて嬉しい。
ああ、あのアルドルフォがここまで立派になって…(いやそれ違う人ですから。ていうか映画のキャラですから!笑)

ちらっとしか出なかったけど、3作目にはシーモア・カッセルが出てないか?
俺の目の錯覚かな?
出てたら嬉しいな…

もひとつ目の錯覚を。最後あたりの受賞式でへろへろと座ってテケテケと拍手してるふわふわの茶色の髭ヅラ男は誰ですか。すみませんあれをテム君と思いたいんです。病気なんですほっといて下さい。テム君なら見に来そうな気がするんで。幻想、幻想。

ブスケミ監督3作目は、また例によってじんわりしたドラマものらしい。
リブ・タイラーが地に足がついた感じで登場していた。それだけでも見ものとして魅力たっぷりだ。こういうリブさんなら魅力的だ。或曲げ丼みたいなのは忘却だ。

そうかといって指輪シリーズのような、マシュマロみたいなリブさんもどうにもこうにも。

テム。テムも頑張ってくれ。とにかく監督作はどんどこ出してゆくしかないのだ。
待ってますよ。
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ところで海外(米英)では名作『インザスープ』が素敵特典満載でDVD発売されている。
早く買いたい。買ってもなかなかゆっくり見てらんないけど、あれは持っていたい。
英国で出たレンタルビデオ(カラー版!)は今となっては珍品だよな。
英国オークションで高値がついてんじゃないかしら。
日本で出た変な色の(白黒じゃあないのだ。少なくともそれだけはハッキリ言える)LDも、ある意味、すごい珍品ですわな。
んなもん、買うかよ!ウラ〜!(怒)

ブスケミ監督2作目の『アニマルファクトリー』も、海外版ではブスケミと、原作者のエドワード・バンカーのコメントが入っているはず。『インザスープ』の次に買いたいブスケミ系DVDです。聞きてぇ〜コメント聞きてぇ〜。

ブスケミは映画界の宝です。
野に咲く花に薔薇もありますれば。

sith_ko2 at 02:23|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 外国映画 

2005年02月21日

『大人の祭り』参加宣言

常日頃「夏祭り」「冬祭り」と表現している祭りのスペシャル版、『30周年記念・24耐イベント』が3/21(月曜、祭日)に1日オンリーで開催されます。詳細は公式ページの「サークルリスト/企画団体リスト」や「企画参加リンクページ」などを御参照下さい。

館主も師匠と合同で申し込んでましたが、無事当選…というより、今回の祭りでは「申し込み全員当選」というまったりした申込状態だったようです(公式ページの「プログレスリポート」より)。参加案内を見る限り、ミニミニ祭りという感じでとっても素敵。もぎりちゃんに紹介したら「いいな〜すっごい行きたい…久々に、すっごく行きたいって思うよコレ…!急に関東転勤にならんかな…」とせつなそうに言っておりました。それほどの魅力的な祭りでございます。(少なくとも俺ともぎり君にとっては…笑)

●当館の参加時間=第一部(朝8時〜午後1時まで)
●当館の配置場所=西1 R-48a (bは師匠です)

●頒布品予定=在庫全種、当日付け新聞、[side-SW]さん2005年2月発行のコピー誌『映画本2004』(受託販売予定)、あと…何か企画ものがある…かも?!(本ではないかも…現在ひたすら未定!)

…30周年お祭りイベントということで、いろいろ個人企画を奨励されてはいるのですが、いかんせん当方、本当ならば今も未来もひたすら『NYテム君おっかけ観劇リポート』を書いていねばならぬところ。下手に欲を出すと、何も実現しなくなってしまうのが必至なので(そんなに器用な性質じゃなし…)、当選通知が来てからモヤモヤ悩んでおりましたがおそらく、新聞作るどまりだと思われます。ということでひとまず御了承願います…m(_ _)m
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今回の催しをなぜやたらと『大人の祭り』と(勝手に)呼ぶかというと、都内の青少年健全条例とやらで取り締まりの対象となっているティーンエイジャーが参加しにくい祭りだからです。深夜時間帯のティーンエイジャーの外出は禁止だから、『24時間耐久』を謳うこの祭りには全通しで参加できるはずがないという…。(だから申込みが少ないのか、または単にもっと大きな祭りがその後にあるからそっちでいいや、ということなのか)。

規模が夏や冬よりもずっと小さいため、さまざまな規制緩和もされてまして、私の見た主なものとしては
1 第一部および第二部(午後4時〜午後9時)の販売終了1時間前からをめやすとして乾杯(飲酒!)を認める。(むろん自動車帰宅者には不可。未成年者にすすめることは厳禁)
 
2 長モノ&ボールの持ち込み許可(うわ〜!ひさびさ!)

…の2点ですね。オトナオトナ…(どこがじゃ…)
別に『大人の祭り』だからっつって『大人な内容』の本ばかりになる、とかそーゆーんでは全然ありませんので!(ワハハハハ!)私自身はそーゆー本で自分の好みのものがあったらいいのにーって思いますけどね!(笑)好みが恐すぎなので無理なのも承知でね…ホホホホホ…。

販売参加者が比較的、昔を懐かしめるくらいのベテランが多いのは察するまでもないでしょうが…。
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一般参加される方々に注意点

1 この祭りに限り、入場にはカタログ(会場価格1,000円)購入が必須となるそうです
2 この祭りでは試験的にカメラ登録が予定されています。(対象は西4階)
3 第一部と第二部の入れ替え時(13時〜16時)には、西1階ホール内には入れません
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●当日の大まかなタイムテーブル

西1階:0時 設営開始/3〜6時 企画団体のみ入場可能/6〜7時半 第一部販売者入場/8〜13時 第一部開催
13時半 第一部撤収完了/14〜15時半 第二部販売者入場/16〜21時 第二部開催/22時半 撤収完了

*時刊新聞やラクガキコーナー設置なども西1階にて!円周率詠唱ってなんだろう?!(笑)準備会御用達のカレー屋『ゴッホ』が10年ぶりの出展だそうな。名前が魅力的だよ!カレー食えるなら食いたいよ…(ぐるぐるしてるのかな←ゴッホだから)

西2階:0時 設営開始/3〜8時 企画団体のみ入場可能
第一部〜第二部の開催は西1階と足並みそろって。小部屋企画は入れ替えされますが、1〜2部の通し参加という団体は終日出展。

*商談室などの小部屋を使ったじっくり楽しむタイプの企画はこちら。

西4階:0時 設営開始/およそ3時〜 企画開催/10時〜ステージイベント開始/20時 更衣室運用終了/21時 閉会、撤収開始

*マニアのノミの市「東京マニアックス」(3〜16時)、特設ステージのライブ他(10〜21時)、「30周年展示」(常時)、「ビエンナーレ展示」(常時)…などのほか、資料展示ゲームプレイミニ四駆ラジコン対決メイド喫茶レンタル衣装メイク講座女装指南西洋甲冑偽闘?!何があるのか吃驚箱的な場所になりそうです。西1階の開催前や入れ替え時間、または1日中いてもいいですよ〜ですってな。

屋外展示場:3〜21時 屋台村(第一部/第二部の開会前後に一時休止する予定)

*ラーメン、タコス、エスニックなど。1階トラックヤード奥だそうな。レッツ・ゲット・ア・タコ…(笑)それにしても消化に悪そうなラインナップじゃないか?

タイムテーブル予定には変更がつきものですので、くれぐれも当日は最新の情報で動いて下さいませ!
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大学に入学したこともなければ遊びに行った事もない館主としては、こんな大学祭みたいなイベントにはちょっとワクワクしてしまうのでした。第一部が終われば、後はのんびりできちゃうもんね!師匠がお許し下さる限り遊び回りたい…(師匠の場合「シス子君が残りたいなら残りたまえ。私は先に寝に帰るとするよ!」とサラっと消えてしまいそうだ…笑)

お祭りを堪能する所存です。
そのためにも、私自身もお祭りを盛り上げなくっちゃね…!なにかなにか…(考)

以上、参加表明&情報公開でした。疑問点がありましたらコメントへどうぞ。分かる範囲でコメントにて返信致します。

sith_ko2 at 01:36|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 腐女子上等ォ 

2005年02月19日

その後に見た映画(テレビ編)

1月〜2月現在までのテレビ鑑賞映画

●三十九夜(原題 The 39 steps=39階段)1935年作。ヒッチコック特集にて。
うまそうなサンドイッチだ…。「39階段、とは何か?」が分かると、映画は終わる。ちょっぴり哀しみのあるキャラが出てくる…

●ジャック・フロスト パパは雪だるま?!(Jack Frost)1998年作。
マイケル・キートンは大好きな俳優だから、彼が雪だるまになって現世へ戻ってくるこの映画は長年見たいと願い続けた一本だった。昨年のクリスマス前のシーズンに録画したものをやっと見た。泣けた。ジム・ヘンソンのマペット(セサミが有名)チームが雪だるまを作っている。素晴らしい。キートンがロックバンドのリーダー&ボーカルだっつー設定だって最高だ。そしてパパ無し児になってしまったキートンの息子と、苛めっ子で同じくパパ無し児の少年との交流が沁みる。「父親がいないって気持ち、分かるだろ?」とキートンの息子が聞く。苛めっ子は一言「It sucks.(最低だよな)」と答え、雪だるまになっているパパを溶けさすまじと努力するキートンの息子に手を貸す。これぞアメリカ映画だ、という匂いがする。

ところで最後によく出るテロップ『この映画の製作中に動物は虐待されていません』がアレンジされていた。『この映画の製作中に傷を負った雪だるまはいません』(笑)

●バルカン超特急(Lady Vanished)1938年作。ヒッチコック特集にて。
あまりにも有名な名作サスペンス。一緒にいたはずの老婦人が消える。列車内の人間はみな、「そんな人物はいなかった」と言う。ヒロインは孤立しつつも断固として老婦人を探し出そうとする…。日本映画のこないだの『約三十の嘘』はまるで走り出さない映画だったがこれは走って走ってたまらん。途中、止められてさえもまだ走る。最後の最後まで気が抜けない。そして最後は気持ちがいい。すんばらし〜!

ところで音乃さん(いきなり名指し)。この映画では、英国人にとっての紅茶タイムの重要性が粋な使われ方をしているんですよ(笑)…録画されてましたら、お暇な時にぜひ御覧あれ。この映画は英国ならではなネタが多いと思います。

●テキサス魂(シャイアン・ソシアル・クラブ)1970年作。
何気なくイントロを見始めてしまったら、やめられないどころか画面に食い入って見る羽目になった大変に面白い西部劇。1970年ですから主演のジェイムズ・スチュアートもヘンリー・フォンダももう壮年〜老境にさしかかっております。でこの二人がテキサスで牛追いの雇われカウボーイをしてるとこに、手紙がくる。スチュアートの母違いの弟が死んで、遺産を残したという知らせ。各地を転々としていたカウボーイのスチュアートの手に届くまでに1年以上かかってしまっている。とりあえず遺産を受け取りに出発するスチュアート。まったく自然体で一緒にくっついてくるフォンダ。ここからタイトルクレジット。その間、フォンダは寡黙なスチュアートにえんえん、えんえんと冗談ばなしをし続ける。旅をしながら。名前がクレジットされながら。

例「ある村で冬に大雪が降った。みんな家の中で過ごすしかなかった。春になったら女たちはみんな妊娠していた。男たちは来年の冬も大雪になるように祈ったそうだ」。

なかなか面白い話ばっかりなのだが、製作/監督ジーン・ケリー(これには驚愕!あのケリーが!?)と出ればクレジットは終わりである。そのあたりでスチュアートはフォンダの話が重複しているのを指摘しつつ「道中お前はずーっと冗談ばなしをしてた。いつか止むかと思ったら止まなかった。ちょっと話過ぎなんじゃないのか?」と言う。するとフォンダ「それならそうと早く言ってくれなきゃあ!」。

スチュアートが「そもそもなんでお前は俺にくっついて来るんだ?」と聞く場面もある。この映画があまりに面白かったので師匠に「見てますか、これ?」と後日電話で聞いたら未見とのこと。そしてこのスチュアートの台詞について師匠いわく「そりゃあ夫婦だからだろ!(笑)」まあ、そんな男二人が出てくるところがビバ!70年代!ってことなのです。

遺産は原題の「シャイアン・ソシアル・クラブ」だった。さて、これがなんと娼館だったので見た目はそっくり(肖像画がある)でも中身が大違い?の堅物スチュアートは大いに戸惑う。そして「ここを下宿屋に変えよう」と言い出す。すると町の連中がみな彼に冷たくなる(笑)。いつか見る方々のためにここから先は書かないでおく。ただ、娼婦たちがみな、高級娼婦というよりは、いっそジーンケリーの『魅惑の巴里』などに出てくるダンサーシンガービューティフルガールズなムードなのは、とことん御愛嬌。だからこそ、いっそう楽しい西部喜劇になっている。邦題はつけ間違いにはあらず、意外とスチュアートのキャラの性格を物語っていて、外れすぎではない。でも内容のユルさ可笑しさは伝わらないスね。

●ゾンビ特急(Horror Express)1972年作。字幕なし。
リンク先の『ピーター・カッシングファンサイト』さんのお陰でゲットできてしまった貴重品ビデオ。これも、私にとっては(あくまで私!俺だけ!たぶん!笑)『バルカン超特急』なみに走る走る走って走ってどうしたらいいんだ!!!!!てなくらい、痛快娯楽超特急だった。たまらんス。こんな面白くってサスペンスな映画はないぞ。恐怖映画というよりも…ネタバレになるから言えないとこまでヒッチコック級だ!(笑)畜生これについてはまた改めてみっちり書きたいものだ!それくらい面白いのだ。テリーサバラスは予想外に大活躍だったし…。カッシング&クリストファー・リーが共同戦線を張るってだけでシビれまくり。「あなたたちのどちらかが、もう怪物に乗っ取られてるかも、とは考えられませんか?」と刑事(実は奴こそが…)が尋ねる。するとすかさずカッシング、至極当然かつサラリとした口調で涼しく即答。「怪物?我々は英国人ですぞ!?」。ここで笑えない人には、いまいちな映画、ということです。

●The Creeping Flesh(=うごめく肉。って訳すとコワーイ。ブキミな肉。やっぱり怖ーい)1973年作。
これも同上で、同じ親切な方が超低価格(というか無料同然、送料を払っただけです)で譲って下さったDVD。アメリカ製のくせに日本語字幕が出るという珍品(笑)。これもネタバレなのでほとんど言えない。しかし、音乃さんの映画掲示板でどなたかが『ずいぶん斬新なセットだなあとイントロの場面で思ったのですが、そういうことだったんですね』とおっしゃっていたような記憶が漠然とある。そして私も全く同じ道を辿ってしまったのです(笑)。面白いセットだなぁ!なんてね!(笑)終わった時にイントロを見直したくなってしまうという点で『レザボアドッグズ』に似ているかもしれない。フレディ・フランシス監督作なので、絵作りは綺麗かつ、安定感に溢れている。

イントロの、あの声も、あの人って分かりますね、2度目に見るとね…。

カッシング様がリー様と『異母兄弟』ってちょっとどうなのよ(笑)と思いつつ。

●『新ドラキュラ 悪魔の儀式』(The Satanic Rites of Dracula)1973年作。
上と同じ製作年ですが、ホラーの紳士二人の仕事ぶりはそれはもうモーレツなんです。という御理解でひとつ。カッシング&リー祭りが止められなくなってしまい、去年の11月末のNYで購入してきた『ホラー3本立てDVD』の3つ目に入っている作品をやっと見た。で、ヘルシング教授が吸血鬼をやっつける最後を見た時「あ、これむかーしテレビで見た〜」と思ったのだった(笑)。当時はなぜあれで吸血鬼が動けないのか分からず、騙されたような気になったものです(笑)。あまりにヘタレ作品なのでバラしますが、イバラの群生にはまりこんでしまうんですな。イバラが痛いんじゃなくて、キリストの冠だからなんですな。

かなり末期的な作品とものの本にも酷評されている(日本のドラキュラ本)映画なんですが、面白いことにリー&カッシング大ファンの音乃さんが私にコピーしてくれたC・リー出演作紹介本の記事を見ると、それはもう懇切丁寧にカッシングの演技を評価し、解説し、賞賛しているので「ああ!そういう見方があるのか!なるほどそう見える、さすがカッシング!」と感心することになった(…というかリー様の本のはずなのに、どうなんでしょうねその記述。爆笑。片方だけ好きで、片方は大嫌い、なんていう映画ファンは存在しないのかもしれません)。ちょっぴり抜粋。

劇中、ヘルシング教授が自宅で刑事たち3人に「真っ赤な(血の色を思わせる)スープ」を供しつつ、パンもどうぞ、と薦める場面がある。この場面の台詞はつまらんものなんですが、とにかく謎の大企業オーナー(これが吸血鬼だろうと彼らは睨んでいる)との闘いに備えて会話している。ここで、『血とパン(キリストの肉)』を供する教授の行動は、暗に正餐を施す聖職者のような意味合いを醸し出してくる。そんな(おそらく脚本にないかもしれない)こまかい演技をカッシングは自然にこなして、平易で退屈な場面に深みをもたらすのだ〜〜〜〜!…と、そういう感じ(笑)。

なかなかね、キリスト教に馴染みのない日本人にはそれを見抜けない演技ってやつなんですね。こんなふうに、小道具(映画界ではプロップと呼びます)を上手に使いこなして演技をするカッシング様についたアダ名は『プロップス・ピート』Props Pete。意超訳してみれば『小道具の魔術師ピート』ってとこでしょうか(笑)。映画の前半で、刑事(というか政府のエージェントっぽいのですけど)たちに初めて訪問を受けた時にも、タバコを深々と喫いながら〜という、キュー(喋るタイミング)が合わなくなったら(喋る事ができなかったら)どうすんの?!ってなドキドキ芝居をしている!!とベタ褒め。気付かなかったよ俺…(笑)

●夢の旅路(Animals with the Toll keeper)1997年作。
もぎり嬢に渡していたDVDを、遂に一緒に見た。(結局オイラが訪問しないと見るチャンスを作れないみたいで)愉快な体験だったので、忘れないうちにルポにしないと…(笑)。ずっと貸していたけどこれで手元に戻ったので、ルポもしやすいというもの。

しみじみもぎりちゃんに言われてしまった…「いいな〜生のテムを見たんだ〜」
その時、俺の頭には冬祭りの席に座っている時背後から聞こえてきた『ニクイ、ニクイよシス子!ジェラシ〜ジェラシ〜ジェラジェラ〜〜〜♪』という歌(?)だったのだった。うーん…あれこそ夢のよーな体験なので。夢の旅路?(笑)探し物は自分?(ははは!)

いか〜ん。ちゃっちゃと書くはずがまたこんな長くなった…睡眠不足は風邪の原因になります(+_+)

sith_ko2 at 01:58|PermalinkComments(1)TrackBack(0) 外国映画 

2005年02月09日

子供のためのシェイクスピア『ハムレット』

NHK-BSで放送されたものを録画したテープをさくさく見たのでちょっと感想。

でもさっきまでキタハラリンの「リトル日記」の同作品の御感想を読みたくてうろうろしていたので、すっかり夜中になっちゃいました。危険危険 風邪がぶり返してしまう…。でも、enpituの「リトル日記はうまうまマンボ」の2004年7/18付けのところにありますので、そちらの御感想も読みたい方はぜひどうぞ。お薦めでごんす。(御本人の承諾を得てないので、リンクを貼るのは今はやめときます。検索してネ)

山崎清介さんの演出、脚本、及び出演(先のハムレット王の亡霊/人形の2役、そしてコロス=旅役者の一員)。人形はどうやらあれはシェイクスピアなのだろう。時にコロスにもなり、ハムレット王子の分身にもなる。

ハムレットという舞台はハムレットの独白がそれはもう多いわけですが、この舞台では分かりやすくするためでしょうが、コロスたちとのかけあいという形でその独白を展開しておりまして、それが新味として楽しめました。

『コロス』というのは、おそらくchorus(コーラス)の語源だろうとわたくし勝手に思い込んでおるのですが、演劇の祖といわれているギリシャ悲劇における、合唱団のことです。古典演劇としてのギリシャ劇(演劇の始祖)は、一番最初は神を称える歌(詩)を詠唱したり踊ったりすることから始まっておりまして、歌の作者と歌う人(今で言えば演者=役者)が同一人物でした。これを、大勢で歌うようになればそれがコロス(コーラス)であり、1つの歌に対し唱和なり、応唱なりをするという構成を考え出した時に、そこで『応える者(ヒュポクリテース=ギリシャ語における役者という言葉の語源)』という役割分担が生まれ、それがどんどん発展していった末に対話形式としての、現在のような役者と役者の台詞の応酬の土台が築かれたわけなのです。

現代演劇に近付くにつれ、次第にこのギリシャ悲劇になくてはならないコロスの存在は消えてゆきますが、この子供のためのシェイクスピアではそれを上手に復活利用しているという感じです。

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ちなみに簡単にこのコロスを見たい方がおられましたら最寄りのビデオレンタル屋さんに行って、ウッディ・アレン監督の『誘惑のアフロディーテ』Mighty Aphrodite を借りて見てみて下さい。ちゃんと、ギリシャの古ーい舞台の遺跡のようなところでコロスたちが歌って踊って劇の進行を助けております。実に粋な使い方です。なにしろ本編のお話は現代のニューヨークの恋物語なのですから!(笑)ラストにはこのコロスさんたちの意外な見せ場が…(笑)このコロスたち、まるごと絶対次ぎのアレン映画『世界中がアイラブユー』でマルクス兄弟のパーティで歌って踊ってるメンバーだと私は信じてますんで(笑)!現代のアフロディーテとして登場するミラ・ソルビーノが金髪に染めてオスカー受賞演技を見せてくれています。面白いぞよ。(宣伝終わり)
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コロスを出しているにも関わらず、なんとこの『ハムレット』劇は、たったの10人の役者で演じられておりました。もちろん掛け持ちで人物を演じてます。フォーティンブラス(隣国ノルウェーの王子)を女性が演じているってのは画期的だ!しかもこの人がロズなのだからすごい!

10人で演じる『ハムレット』なんてぇと、思わずケネス・ブラナー監督作の『世にも憂鬱なハムレットたち』という映画も思い出します。ここでも、限られた役者の数で掛け持ちしてました。地方公演をする役者たちの紆余曲折を描いた佳作であります。

ブラナー監督作では、「ハムレットという演劇は、『誰何(すいか)』で始まるところがポイントなんだ!!!」ということに演出家(兼、ハムレット役者)がこだわっておりましたが、この子供のための〜のハムでは、それにはこだわらず、なんと劇の最後を最初に持ってくるという凝った構成。

唯一生き残った宮廷人であるホレイショーが、フォーティンブラス王子に事の次第をすべてお話ししましょう…と言い出すところを最初に持ってくる。すると、ある種、すべてがホレイショーの創作したお話であるという可能性も見えてくる。全員が死んだ王宮の謎を解く「お話」。真相はまったく別なのかもしれない…

ハムハムのお話は、もひとつ見れば劇の要となる復讐の元(先王の毒殺事件を告げる幽霊の登場)そのものがハムレット王子の妄想であり、狂気の王子によって血を断たれた宮廷の物語とも思える節がある。そして、なにはともあれその王子にデンマークの継承権を譲られる棚からボタモチーなノルウェーの王子の不思議運命の物語(笑)。

このフォーティンブラスはローゼンクランツもやってますが、この王子と共にイギリスからの使者が登場し「仰せの通り『ローゼンクランツとギルデンスターンは死』にました」と伝えるという演出は面白い。しかも御丁寧に死にかけているハムレット王子に「ああ、あそこにいるのはロズじゃないのか助かったのか」などと言わせている(これはもちろん原作には無い台詞です)。

ハムレット王子というのは元来、言うこと成す事矛盾の塊のような男なのですが、この子供のための〜ではその部分は極力抑えられた演出になっております。矛盾の部分を深く描くと、難解度が増しますもんね。

衣装がモンゴルみたいなのも面白かったなぁ。なぜか劇中劇の衣装はフランス宮廷風だったなあ(笑)。そして1980年代にやってたデーモン閣下が登場する『ハムレット』と、ハムレットの衣装が似てたのが可笑しかったなぁ(笑)。あの、ブラウスの裾が出ててぴらぴらしてるっていう…。黒い長ブーツとか。黒長靴は、喪服を着てるという設定のハムハムにはありがちですけどね。

途中で使われたBGMが、耳に覚えがあると思ったらハーヴェイ旦那の『ユリシーズの瞳』のサントラでした(笑)。映画館で聞いて気に入ったので、買って持ってるんですサントラ。チェロ?独奏の切ない響きがいいのよネ。

墓掘り人夫が登場する場面というのは、原作でも『お笑い』場面として、息抜き的な意味がありますんで、この子供のための〜における、コロスたち=黄色いヘルメット着用してまるで土木工事人夫たち風に変身…の昼飯弁当タイム!という解釈は『技あり』!って感じで拍手もの。ゆえに、彼らの話題も完全に楽屋落ちといいますか、まるで「素」で喋っているかのような和気あいあいぶり。

フレグランスさん(仮名)に解説を願いたい内容だったんですよ墓掘り弁当タイムの話題。亡霊&演出家みずから「スズ●ツさん結婚したんだってね〜?」で始まりましたんで!(笑)「なに、相手は若いって?」「現役大学生ってほんと?」だのなんだの…。女性のひとりが「結婚の話題は勘弁して下さいよ」と言ったので、急に「野球界はどうなるの」と方向転換(笑)。「2リーグじゃなくて1リーグになるとか」「パセ・リーグ…(ボソリ)」一同大爆笑…とまあ、こんな按配。場内もよくウケていました。事情通がお客さん内にも多いということですかな?

ケネス・ブラナーが遂にみずからハムを演じた『ハムレット』では、ばっちり墓掘り人夫の場面にアメリカのコメディアン俳優を持ってきてました。(ビリー・クリスタルだったはずだ…)イギリスの場合だと、ここでは絶対にコックニーイングリッシュばりばりの労働者階級が出てきて「王子は気が狂ったからイギリスへ飛ばされたぁ。あの国だったら気違いでも目立たねぇやね。国中狂ってっからなぁ!(笑)」という自虐趣味なイギリス人にとってこたえられない台詞を吐いてくれ、場内大爆笑となるわけです。

残念ながら、子供のための〜では「おう、可哀想なヨリックよ」の台詞がらみの演技は省略でした。ゆえにハムに欠かせぬアイテムである頭蓋骨も登場いたしません。死生観もまたハム演劇の重要なポイントでありますが、やはり難解度が…(以下略)

なんのかんのゆってますが、いい舞台でした。こういう楽し気なハムを見るのも一興でございます。私個人的には、子供に見せるならやっぱオリヴィエの映画版ハムから見せたいなと思っちゃいますね(自分がそうだったので)。何はともあれ、まずは泣いてもらわんと。悲劇として楽しむ(変な言い方だな…笑)ことでスタートさせたいなぁ。そういう意味ではこの山崎演出ではそれは叶(かな)わないのです。
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最後にちょうど先日同じくBSで放送されたゴールデングローブ賞での1コマを紹介しておこう。

ロビン・ウィリアムズにセシルBデミル賞(特別賞のようなものだろう)とかいう賞が授与されることになり、彼の出演作をトータルに紹介し、称えるスピーチと共にさあ、壇上へ…!という運びになった。

この手の賞を獲た人が皆、するように、ウィリアムズもまた、大勢の人物に感謝の言葉を述べた。場内にいる、ジム・キャリーに「ジミー」と呼びかけ、「我々コメディアンをちゃんと役者として認めてくれてありがとう、外国人記者連盟の皆さん」と言った。(注*ゴールデングローブ賞は、アメリカにいる外国人記者が選出する賞なのであります)

そして最後に付け加えた。「私は個人的に、この賞をある大切な友人と分かち合いたいと思います。彼の名はクリストファー・リーブ。『お休みなさい、優しい王子よ。天使があなたを安らぎの地へと歌い導きますように』」。ロビンの声はちょっと震えていた。そして彼はすぐに幕裾へと引っ込んで行った。

スーパーマン役者として有名なリーブは、落馬事故で全身不随になった。彼を励まし続けたのがロビンだったのは周知の美談だ。『シンドラーのリスト』を撮影中に、内容のハードさゆえに落ち込んでブルーになったスピルバーグ監督を電話で励まし、笑わせてくれたのもロビンだ。それくらいロビンの話術は巧みだというのも有名だ。

リーブは大変な努力の果てに車椅子で人前に登場するほどの回復を見せ、社会活動にも熱心で、「スーパーマンは実生活でも本当にスーパーマンだった」ともっぱらの評判であり、全身不随者の励みにもなっていた。それが、昨年突然『感染症で死亡』と報道された。(ニュースには、リーブが現政権(体制)に対して批判的な活動をしていたともあったので、1970年代を経ている私などは、CIAに暗殺されたんじゃないのかと少々疑いを抱いている。本当にありうるところがアメリカの怖いところだ)

ロビンはコメディアンとしてまず評価されている。それを本人もよく分かっている。だから彼が演劇としてハムレットを演じることはないし、ホレイショーを演じることはこれから先もないだろう。(ちなみにケネス・ブラナーとも親交厚いロビンはくだんのハム映画ではなぜかデンマークの使者役だった。名前さえ覚えてないよーな小さい役。)そのロビンが、亡くなったリーブに脚光を当てたいがごとく名前を出し、そしてそれがホレイショーのもっとも美しい台詞、死者を悼む台詞であったことが、なんとも印象深かった。泣ける。人を笑わせてばかりのロビンが事ここに来て、ずいぶんと泣かせてくれちゃったものなのです。

(あの会場の客席の何割のセレブが、あれをハムレットからの引用と理解できたのかはまた別の問題…意外と知らない人は知らないからなぁ…)

sith_ko2 at 02:38|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2005年02月04日

2003年のテム語録

滅多に更新されない『公式に非公式』なページの「記事」コーナーに久々に追加されたものを先日たまたま見つけて読んだので…個人的におもちろかった所をピックアップしてオレ訳。
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2003年6月号の『Total Film』(イギリスの映画雑誌)から

>取材時期は今んとこ日本&アメリカ未公開(ビデオになりましたか?)のままの英国映画『クロムウェル&フェアファックス』改め『To kill a king』の宣伝を兼ねたインタビューをテムテムが受けてた頃。2003年春かのう…
>所は御自宅のあるパサデナ市のらぐじゅあり〜な宿リッツカールトンホテル(の、一室なんだか屋外なんだか)。

Q:『The Hit(殺し屋たちの挽歌)』で共演したテレンス・スタンプの印象は?

A:ラヴリ〜な人で…とっても、とってもファニーだった。

訳注*英国人男性は米国人がまずもって使わない単語『らぶり〜』を日常生活で頻繁に使う。例えばパブで代金を払い、店員が「はいおつり」と差し出したのを受け取る時にさえ「らぶりー」と言うらしい。勿論ここでテム君が使ったラヴリーには本来の「ステキな、素晴らしい、結構な」という意味が込められていることに間違いはないのだが。ただ私が文字として見たときにですね、ラヴリ〜を使われると一部の米国女性が感じるように使った本人をラヴリ〜に思えるというそのニュアンスを残したくてですねぇ…(すいません戯れ言ですわ)

ファニーは「おもろい、滑稽な、笑かす、奇妙な」という意味合いでその複合的な感覚を残したかった…だけです。


素行不良の少年から始めて成功し、一級品の役者になった人物だ。おまけに、ハンサムな悪魔って側面もある。ジョン・ハートも愉快な人だったよ…。あの映画の撮影に関しては、顔がほころぶような事の連続でね。僕はそれまで飛行機に乗ったこともなく、陽光輝く外国に出たこともなかったから、スペインに旅行できて最高の気分だった。たしかスペインでは当時マリファナが合法で、みんなでハッパを喫い、しこたま酔っ払い…しかも自分は映画の仕事をしてるんだ、って。まともな役者たちと共演してるんだっていう充足感。誰からもぞんざいに扱われず、みんな親切にしてくれたし、そのうえ給料は札束で入った。『The Hit』の出演料は2,000ポンド(約40万円〜50万円)貰えた記憶があるけど、その頃の僕にはべらぼうな大金だったんだよね。

とうとう具体的な金額が出ちゃいましたねテムテムさん…(笑)正直もんだよ、おめぇさんって奴あ…。『ハンサムな悪魔』スタンプさん、ってのはおステキ表現です。ハッパを喫ったことが事実あるわけなので、『レザボア』の台詞を生々しく言えるってものですねぇ(笑)

Q:『The Hit』の演技でイヴニング・スタンダード紙の最優秀新人賞を得ましたね。当時、その賞に重要性を感じましたか?

A:まあね…いい気はした。ただトロフィーは長いこと子供たちのクレヨン入れとして使って、もう失くしちゃった。同じ頃にBAFTA(英国アカデミー賞)にもノミネートされたけど…受賞は逃した。以前いちどアラン・パーカー(監督)に、彼の受賞トロフィーを触らせてもらったこともある。当時は自分で認めようとしなかったけれど、実際にBAFTAを逃した瞬間は、本当に口惜しかったんだよ。

失くすな〜〜〜!!!(爆笑)触るな〜!(笑)ほんとは欲しくてたまらないテムテム青年の本音が見えすぎて吹き出すのをこらえながら素知らぬ顔を保ちつつさりげなくトロフィーを差し出すパーカーさんの姿が涙モノです(←妄想)。『ロブロイ』でBAFTA貰えて良かったね、テム!でもまた失くすんだろおめーは!(笑)モノにこだわらず、事実(思い出)そのものを長く大切にする男だって分かっちゃいますがね…そのサバサバぶり、見習いたいよ…

Q:『レザボア・ドッグズ』の撮影中に、結果がもの凄いことになると少しでも思いましたか?

A:僕も他の連中も、あの映画が何を引き起こすことになるのかまったく分かってなかった。ただ、とても出来のいい映画になるぞという気持ちは全員持ってたね。なにしろ脚本が素晴らしかったんだし…ハーヴェイ・カイテルが僕にこう言ったこともあるんだ…「こいつはかなりいい映画になるぞ…おおっぴらには言わないでおけ」って。完成品を見た時にはブッ飛ばされたな。

前にもこの発言は訳したかもしれません(キ−打ってて今思った)。ちょっと御参考(なんの?)までに旦那の言葉の原文を…"I think this is pretty good--keep it quiet." 意超訳「お前と俺の関係はかなりいいぞ…内緒にしとけ」←ウソです(笑)。良くなる、ってあまり言うとやはり縁起がよくないものなんでしょうかね… ハーヴェイ旦那の海千山千の映画遍歴の中で培われた知恵なのかもしれませんなぁ。作り手たちの気合いが緩むことの防止かな…

Q:2PACとの共演の思い出は?

A:はじめのうちは彼のことをお呼びじゃないと思ってた。欲しいのは役者であって歌手じゃないんだ、って。ところが、レストランでのオーディションに現れた2PACは自分の役柄をとてつもなく深く理解していて、たちまち彼と仲良く熱っぽくノリノリで仕事できるようになった。デス・ロウ・レコーズ(訳注*『グリドロック』のサントラもここが出してます)で彼と一緒に録音したラップのテープがあるくらい!でも…レコード会社が録音を全部焼却してくれてるといいと思うよ。僕がこれまで共演者との間に築き上げた最良の関係の一つが、彼との間にはあったんだ…。僕のつけた彼の呼び名は『ニュー・マネー』。でかいベントレーを持ってて、毎日違うモデルを隣に乗せてたから。彼は僕を『フリー・シット』って呼んでた。僕がいつも周りの人間から何でもかんでもタダで貰うタチだからさ。

聞きたいです。そのラップ(爆笑)!そして…かえすがえすも、惜しい人を亡くしました…涙。その『良い関係』がスクリーンの上に結実されているのを見てますからね〜。もったいないったらありゃしません。神も仏もありゃしまへんよ…カイテル旦那かゲーリーか2PACかっつーくらいのケミカルミラクルがありましたからな〜。愛称の話は前にも聞いたことはありましたが、改めて2003年のテムから聞けるとね…哀切ひとしお…

Q:初監督作に近親相姦という難しいテーマを選んだ理由は?

A:It was a family thing--not my father,not my immediate family,I hasten to add--so I felt qualified.
訳注*ここらへんはきちんとメモをとっておりませんので、上記の質問も原文に正確じゃないっす(英文はメモったものだから正確)。テムコロリンは例によって「自分自身が虐待の被害者だったから。(そもそも虐待が昔から)家の(…一族郎党の、という感じに受け取れましたが…)問題のようなところがあって…即付け加えて言っておくけど、相手は僕の父じゃないし、近親者じゃない…そういうことからも、そのテーマを扱うに足る資格を感じたんだ。」とゆー風に答えておりまして、最終的には「基本的には、あのテーマが手元に来たのはまるっきり偶然だよ」でシメておりました。ま、本当にそうだもんね。偶然来た仕事ってのの変遷がいちいち運命的すぎなムードがある奴なんだわな(笑)

それにしても…やっぱり一族の中に…でなければ遠い親戚の中に…でなければお母さんの恋人か…もう死んだ男のことなんか、どうでもいいっちゃいいんですけどね!…坊主憎けりゃ袈裟まで憎い(←ここで使うのって合ってんのか?笑)

話題は『猿の惑星』になりまして、テムバートン映画では『エド・ウッド』『バットマン』シリーズがいい、彼はファンタスティックな監督だよねー!とゆってたのですが他の雑誌では『マーズ・アタック!』がいいと言ったし『ナイトメア・ビフォア・クリスマス』もいいと言ってたこともあるので…要するに全部見ているということなんじゃないでしょうか(笑)ナイトメア〜をハンターとコーマック(コーマックの愛称って何だろう…コーム?コーミー?マック?マッキ〜?)と一緒に見ているテムテムの図がたまらんです。コーマックをあぐらに乗せてお願いします(←するな)

で『猿〜』のメーキャップの話題になり、
「一種の仮面劇として、コメディア・デラルテ(←分からない人は伊〜仏の演劇史を勉強しましょう。私ゃまだ勉強不足で)や歌舞伎(「能」の勘違いなんじゃないのか、テム?笑)に近いと思った」と進みまして。それから「サル(類人猿)は女の子にもてるんだよね〜女性は不思議とアニマルに惹き付けられるみたい」(笑)という発言も出まして…

Q:ではあなたのほうも(男性として)ヘレナ・ボナム・カーターの演じた類人猿に魅力を感じましたか?

A:ノー。いちサルとして彼女に惹き付けられるようなことは全くなかった。おかしな話だよな。ポール・ジャマッティはオランウータンとしての時のほうがずっと魅力的だよなぁと思ったけど…彼にはそう言わないでおいた。

言わないで正解です。言ったらポール(奴隷ヒト商人)はいつセイド様に襲われるか心配で不安で、あんたに背を向けて歩けなくなっちゃってましたよ!(笑)撮影進まねぇよ!(笑)

ただ、「サルだと女性にモテるぞ〜」って会話はテム君とポールの間にあったらしく、DVDの特典あれこれの中でポールが「テムがモテるぞって言ってたんだけどね…」とオランウータンの格好で…メークの途中で、だったかな。ウロ覚え…喋っていました。実際にモテたらしいです。ポールは素顔のほうが私には魅力的だわ。 セクシーダイナマイトになってたのはテム=セイド様のほうでしょう。ケダモノ!(←愛着たっぷり)

余談ですがこないだの地上波初放送での吹き替えでは、セイド様の鼻息までよくぞ吹き替えてくれました!って感じでした(笑)。オリジナルのテム鼻息には負けますけども。

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Total Filmからはこれくらい。最後の質問は
Q:以前あなたは当雑誌の取材に対して、雇用されなくなることへの恐怖について語りました。それは現在でも、これだけの業績を遂げた現在でも、変わっていませんか?

A:変わらないよ。やはり恐い。何もかも、すっと消えてしまうことだってあり得るものなんだから。

…でした。慎重。それは『被虐待経験を持つ人間にはおのずと備え付く性質』(←と他のテム語録より)。業界から干されることなくテム君が仕事を続けられますように…。

今回は、これくらいにしときましょうかね。
俺、こういうことやるとキリがないもんでね(笑)。また晩飯タイムだし。
ほかに2誌の記事(1995と1994年という一昔前の記事)からの短いテム語録メモを残しているので、日を改めて御紹介するつもりです。にょろ。

sith_ko2 at 16:18|PermalinkComments(0)TrackBack(0) テムトーク(笑) 

2005年02月02日

またやっちまった…

1/31に発行者さまのお手元に届いていねばならないゲスト原稿を、結局2/1の午後4時頃に速達で出してしまった。新年の誓いはいずこ。

でも少なくとも、原稿に励む日々は送ってますから!締め切りに間に合わせるってのがダメだったんですね。今後も心してゆきます。下描きはまだいい。ペン入れもまだなんとか進む。問題は、このセンスとテクニックの無さを誤魔化しつつ、自分さえも騙しつつ、なんとかかんとか他人様に送れるくらいの仕上がりまで、トーンなどの加工を行ってゆくことがツライんですよ…。

出来上がりに沈む心を鼓舞して送っちゃうという…。とほほ。しかし、この繰り返しをしてゆくしかスキルアップは望めませんし。それでずっとやって来たからなぁ…。僅かながらスキルが身に付いてきたとも思うし…。ただツライのはツライ。そこがとっても自虐的な感覚。ギリギリまで粘ってしまうのは、どこまでも追い詰めて、「もうダメだよもうこれで出すしかないんだよ」って諦めるのと同時に、切羽詰まった逆噴射で、表層意識が予想もしなかったパワー(?まぐれ当たりってのが正解?)が出るのを期待してしまうんだろうなぁとつくづく思った。

無理矢理描くって、そういうことなんだ〜

ともあれ、また32時間ぶっとおしで原稿と睨み合って生きました。映画と、大好きな俳優達と、そして白もしくは描きかけの原稿用紙。私が見つめあい続けている人生の三大要素はこれららしい。

この世に地上の楽園がないのなら、原稿用紙の上に自分で作るしかないんだ〜!

…とは言うものの、今回のゲスト原稿は、『映画本2004』という企画へ向けたものですので、久々に好きな映画についてイラスト&トークで書きまして…これはそれで楽しかったんですが、やっぱり私はテムテムを描くことが今一番楽しいようなので、仕上げの途中で急にテムの落書きなど…してしまって…ほんとに落書きなんですが。

ゲストのほうが一段落ついたので、これからは心おきなく、己の煩悩と向き合います(笑)
鼻血漫画を仕上げなくっちゃ!(←むちゃくちゃ楽しそうだよどうなんだよ!)

★上記のゲスト原稿は、2/6日曜、東京の某所にて開催される映画オンリー(洋画オンリー?)イベントにて初売りされる予定です。B5サイズ、横型右とじのコピー本になるとのこと。私の参加は3ページとコメント1つ。参加御予定の方でこちらにいらしてる方がもしもおられましたら(いるかな?!)、どうぞ宜しく!

なお、3月の24耐久イベント(大人の春祭り)または8月の夏祭りのどちらかで当選したら、当館でも受託販売する予定でおりますので、来るオンリー祭りに行けない方でも御入手の可能性はまだございます!ということで。

発行は「inside-SW」さんです。私が描いたのは2004年個人的ベスト映画第1位と2位、そしてリバイバルされていた『荒野の七人』の3本です。ふがふふ。
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ビデオ等を見ないよう心掛けていたので飢えがたまり、昨晩はとうとう、先週届いた素敵な映画のビデオを見てしまいました。(燃える感想は後日にまた)

そして今は…やっちまった…ネットサーフを約4時間半?楽しかったけど…目に悪いって…。欲望にいつも負けてしまう…。テムインタビュなんかもひっさびっさに沢山読んでしまった。プリンタがないからまた手書きでメモっちゃった。そのうちこの日誌で紹介するつもりです。あうう。ちっこくて可愛くて面白い奴め。

リンク先の『ピーターカッシング ファンサイト』が統合リニューアルされましたので、日を改めて再リンクするつもりです。

WZ掲示板では、毛貧ベーコンの新作『森の人(ウッズマン)』(邦題知らず)の批評文にテムの映画と、テムのコメントが引用されているけれど、これを許可したの?そして、この新作映画は幼児性愛犯罪者についての映画だけれど、テムは見たの?もし見ていたら、どう思ったか御意見を聞かせて!…という話題にテムコロリンは答えていた。
いわく
「引用されていることは知らなかった。実際に皆がその映画を見るまで、僕からのコメントは控えたほうがいいと思うので今はやめとく。映画そのものは、去年のカンヌで他の審査員たちと一緒に見たんだけど…いろいろ思うところが多かった。皆の感想を待ってるよ〜」
とのこと。
これに対する常連さんがたのコメントまで読んでいたら死んでしまうのでそれは次の機会にした。早く見たいものだ。映画も、皆の感想も。

もう晩飯くいます。それに、今夜の『だます心』最終回を見たいもんね!きゃっほう。

sith_ko2 at 20:03|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 日常ネタ