2014年10月24日

「こちら葛飾区亀有公園前派出所」第1巻★早うち両さん!?の巻

私のオススメマンガはたくさんあるんですが、全巻ですと膨大な量になりそうなのでそれぞれ1巻を紹介していこうと思います。1話ずつ紹介するわけではなく、中でもオススメのエピソードを紹介する形になります。

 

まずは「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の1巻です!毎週月曜日発売、もはや世界的知名度を誇る漫画雑誌「週刊少年ジャンプ」に今も連載されている通称「こち亀」ですね。  主人公はつながり眉毛のハチャメチャ警官「両津勘吉」、両さんです。アニメと舞台版はラサール石井さん、実写ドラマは香取慎吾さんが主演を務められました。映像化に加え亀有駅近辺には銅像も建てられるなど両さんの存在を知っている方は多いのではないでしょうか。

主観ですが彼のバカ力や生命力はジャンプキャラクターたちの中でもトップだと思っています。地獄に落ちても帰ってきますし・・・。

 

さて、こち亀の連載は1976年の42号から、第1巻は一年後の1977年の714日に発売されました。この連載から2014年の現在まで38年間一度も休載せず、191巻まで単行本が発行されています。秋本治先生のガッツとスタミナには頭が下がりますね。この記録はギネスにも少年誌の最長連載記録として現在も更新され続けています。

1巻の表紙には制服を半分はだけさせ、ドスを持った両さんが睨みあげている様子が描かれています。今見ると少し時代を感じさせる絵のタッチや色の塗り方。サブタイトルは「早うち両さん!?の巻」です。これは1巻収録第7話のタイトルでもあります。もうこのサブタイトルがこち亀と両さんを物語っていますね。

 

では簡単にオススメのお話をレビューさせていただきます。

『始末書の両さんの巻』

 第1話の両さん初登場シーンは勤務中に派出所で競馬を聞いているシーンです。今と変わりませんね。ただ秋本先生は元々劇画も書かれていたためこのころの両さんは今よりもかなり濃いタッチです。が、なぜか眉毛は薄いです。このアンバランスさが1話らしくて自分は好きですね。

 またこの回は中川圭一の初登場回でもあります。このころから金持ちキャラ全開で特注制服を着用していました。ですが初出勤はフェラーリなどの外車ではなくタクシーで通うという地味な出勤でした。(ただしタクシー料金はツケ)

両さんはこのころからバイオレンスで1話でも発砲していますが、このころは中川もクリント・イーストウッドに憧れ「わるそうなのみつけしだいに・・・バギューンと・・・・・・」と発言し銃も海外から取り寄せたものを装備するなどやや危険な面を覗かせていました。ちなみに銃の紹介をした後、事故とはいえ発砲しライトバン一台を大破させています。

 また今でこそ真面目なキャラが染みついている中川ですが、1話では「あーあーまだあと2時間もあるのか」「たいくつですね トランプでもしましょうか?」と両さんを遊びに誘ったり、勤務中にビールを飲む両さんに対し「それじゃぼくもお手つだいしましょうか?」と一緒にビールを飲むなどやや両さんに似た性格です。

 それだけでなく、今でもおなじみ最終ページで両さんがお仕置きを受けるシーンでも、両さんと中川2人ともが海に落ちそうな文字通りがけっぷちの交番に左遷されています。しかものんきに「先輩 今日は天気がいいから国後島がよーく見えますよ!」とマイペースな発言で両さんを困らせていました。

こち亀の主人公はもちろん両さんですが、この話は今と違う中川にどうしても目が行ってしまいました。やはり社長でエリートの設定が追加されてくると、うっかり発砲してしまう警官にはできないですもんね。

 

『下町の青年警察官の巻』

 最近はほとんど登場しませんが、往年のファンからは人気が高い戸塚巡査が1コマ目から登場。そして派出所内には寺井(今は改名され丸井ヤング館になっています)も出るなど個性あふれる警官たちが出てきます。勤務をさぼる・きれいな女性に目が無い・警察のお偉いさんとトラブルを起こすなど今に続く両さんの性格が出たエピソードばかりとなっています。

 

『祭りとフータローの巻』

 バイオレンスな面だけでなく、両さんの人情味あふれる部分も垣間見れるエピソードです。ただし、結果的に裏切られてしまい、後はお約束の展開となってしまいますが。この回のフータローに対しては本気で怒りを感じました。短気な両さんではありますがこの回については力で解決するのもやむなしか・・・と思いました。

 

『派出所でお茶を・・・の巻』

 部長の娘さんが両さんたちに口説かれ、派出所にお茶を飲みに来るお話です。両さんと戸塚は口説いた女性に酒を飲ませて酔わそうとしますが(今だと問題になりそうな表現ですね)、最後のページで大きなオチが・・・。最終ページでは部長が登場し「そんなことより部長に美人が会いに・・・」の言葉によだれを垂らしながら女性に会いに行きます。ここまでストレートなスケベオヤジフェイスの部長はなかなか出てきません。今でも早矢相手には鼻をのばしていますけどね。

 

 

オススメは以上ですが、初期作品の雰囲気は独特で秋本先生のイタズラ書きがいたるところに書き込まれています。ポスターや看板に作者の愚痴や当時人気のアグネス・ラムへのメッセージ、空にはなぜかB29が空爆をしていたり、派出所前を軍人が歩いていたり・・・。こういった小さい発見があるのも初期の魅力の一つですね。

 

最近はサブカルチャーや新しい技術を追うエピソードが多いですが、この頃は正当派のドタバタコメディー路線ですね。今のこち亀をよく知る人からすると微妙な違いが楽しめますよ。



sitowaka at 21:49|PermalinkComments(0)マンガ 

2014年10月22日

劇場版「名探偵コナン 迷宮の十字路」







記念すべき第一回目のレビューは映画「名探偵コナン 迷宮の十字路」(2003419日公開)です!!私自身小学生の時からコナンのファンであり、映画も全て見ていますが、中でもまず最初にオススメしたいのが7作目のこちらです。映画コナンの金曜ロードショーデビュー作なので金ローで目にされた方も多いかもしれませんね。

 

コナンの映画作品と言えば

①タイトルの漢字に独特のルビをふる

②爆発することが多い

③蘭が「新一・・・」と言う回数が多い

④メインテーマからの「俺は高校生探偵の工藤新一。幼馴染で同級生の毛利蘭と()

⑤阿笠博士のダジャレクイズ

⑥エンディング曲に合わせてスタッフロールでは実写映像が流れる

という特徴があります。もちろんルビをふっていない「天国のカウントダウン」などもありますし、爆発が無い作品もあります。

「迷宮の十字路」は②の爆発する以外はすべておさえてあり、タイトルの「十字路」は「クロスロード」と読みます。爆発はしませんが推理あり、アクションありで劇場版コナンらしい作品になってます。

テレビ放送や原作漫画のコナンでは推理がメインとなりジャンルはサスペンスですが、映画は犯人を当てたり謎を解くだけではありません。倒壊する建物から逃げたり、捕らわれたレギュラーメンバーを救出するためスケボーで走り回ったり、時には元海軍と戦うこともあります。そのため劇場版のジャンルはややアクションよりな気もします。

 

そんな特徴がある劇場版コナンですが「迷宮の十字路」のポイントは「和」と「服部平次」、「工藤新一」でしょう。

コナン劇中では実在する地名、場所、スポットが出ることもありますが今回の舞台は京都で実際にあるお寺や風景が数多く使われています。コナン一行は観光で京都に来たわけではありませんが、謎を解くためには京都の地理・地名が重要になってくるため終盤まで地名を歌った「手鞠歌」を耳にすることになります。メインテーマも鼓の打ちこみが入っているなど日本の「和」を前面に押し出しており、映画18作品の中でも独特の雰囲気を生んでいます。季節も春で桜の花びらが舞う風景や夜の鴨川も印象に残りました。

 

舞台は京都ですが、お隣大阪に住む西の高校生探偵「服部平次」も今作ではキーマンとなります。実際今作は彼が主役といっても差し支えないでしょう。平次は剣道が得意なため終盤での剣劇シーンがありますが、数多くの名シ―ンがある「迷宮の十字路」の中でも特にオススメシーンのひとつです。またバイクの免許も持っているため犯人との疾走感溢れるバイクチェイスも見ものです。

アクションだけでなく、平次が小学校の時に目撃した初恋の人も明らかになります。平次よりも少し年上で、お寺で毬をついていたあの少女はいったい何者なのか、ぜひ確かめて頂きたいです。

また、恒例の映画冒頭の作品紹介の一部を平次が行うなど平次ファンにはたまらない内容です。

 

3つ目のポイントは「工藤新一」。少しネタバレになってしまいますが、初めて劇場版でコナンが一時的に工藤新一の体へ戻ります。これまでイメージや心の声、冒頭の作品紹介などで登場することはありましたが、きちんと本編に登場するのは初めてです。活躍は平次の方が多いかもしれませんがキャッチコピーに「私たち、やっと逢えたんだね・・・」とあるように新一に逢いたがっているあの人が彼と対面します。これも平次ファンのみならず多くの方から人気を得ている理由の一つでしょう。

 

最後に小ネタを3つほど

綾小路文磨警部・・・京都府警の警部でシマリスを連れ歩き、あだ名はおじゃる警部。本来はこの映画だけの登場人物だったのですが、後にアニメ版に逆輸入され準レギュラーの位置につきます。(登場回数は少ないですが・・・)今ではおなじみの白鳥警部も当初は劇場版一作目「時計仕掛けの摩天楼」の容疑者の一人から準レギュラーキャラになったため同じ境遇ですね。

 

蘭に麻酔銃・・・劇中のあるシーンで、時計型麻酔銃を使い蘭を眠らせますが、コナン(新一)が蘭を眠らせたのは原作、テレビ版ともにこの作品のみです。眠らせようとしたことはあったものの未遂で終わっていたため、あまり知られていませんが珍しいことなのです。

 

 

名前に数字が・・・謎解きのシーンで名前に数字がついている人物が殺害されていることを知った小五郎は「次は5のつく俺か!?」と驚くシーンがあります。それに対してコナンが「それは前あったろ・・・」とツッコミを入れていますが、その「前」とは劇場版2作目「14番目の標的」で小五郎の身近にいる名前に数字が入った人々が狙われるという事件のことです。別の劇場版エピソードをひっぱてきたレアなシーンですね。

 

 

初レビューではりきりすぎてしまい、かなりの長文になってしまいました。読みづらくて申し訳ありません・・・。早くマー師匠のようにスタイリッシュな文章にしたいものです。

 

迷宮の十字路、初めて買ったコナンの映画DVDありサントラと一緒に購入するくらい気に入っている作品です。あまりコナンを見られない方も劇場版はとっつきやすいので見てみてほしいところです。

エンディングのTime after time〜花舞う街で〜」(倉木麻衣)と実写の京都映像も美しいので早送りせず見てくださいね!!




sitowaka at 23:59|PermalinkComments(0)アニメ 

2014年10月21日

若と申すものです

はじめまして若と申します。マー師匠公認の弟子にしてブログ新参者です。
マー師匠は音楽を中心としておられますが、僕は音楽だけでなくゲームや漫画、アニメなどホントに雑多なことを書き連ねる予定です。
かなり偏った内容になりそうですが、どうぞ生温かくお身守り下さいませ!!





sitowaka at 20:39|PermalinkComments(0)そのほか