February 20, 2009
アントニーとクレオパトラ
英雄たる凡人

ディファイアンスを見てきました。
あらすじは、
ユダヤ人の大量虐殺が行われていた第二次世界大戦中の1941年。
ベラルーシに住むユダヤ人の3兄弟、トゥヴィア(ダニエル・クレイグ)、ズシュ(リーヴ・シュレイバー)、アザエル(ジェイミー・ベル)は
子どものころからの遊び場だった森に逃げ込む。
だが、彼らの思惑とは裏腹に、逃げ惑うユダヤ人たちが次々と森に集まり始め……。(シネマトゥデイ)

監督はあの”ラスト・サムライ”、”ブラッド・ダイヤモンド”という普通に面白い映画を撮るアメリカの監督、エドワード・ズウィックです。
そして主演は007のダニエル・クレイグ。
監督も俳優も文句がつけようがないのですが、ユダヤ人の話。
どことなくシンドラーのリストという映画を彷彿とさせますが、こちらのほうが主人公の英雄感と凡人っぽさが際立ってますね。
007のボンド役よりも、この映画のトゥヴィア役のダニエル・クレイグのほうがかっこよく見えるという。

正直、ユダヤ人を悲劇の民とするには、現在のイスラエル情勢をみるに厳しいものがあります。
ただひたすら同情するに足る民族というわけにはいきませんから。
そこらへんが厳しいなあ、昔のようにユダヤ人の悲哀に同情できるかなあ。行き過ぎた演出すると逆にひいちゃうだろうなあ。
そう思いつつ見ました。
先に結果を言ってしまうと、うん、行き過ぎた演出はないということはないのですが、
ユダヤ人もドイツ兵に対して暴力をふるったり、ソ連のゲリラ部隊に加わって苦悩したりと
ただひたすらにユダヤの悲劇を描いているわけではないのがよかったです。

最初は身内だけで戦争が終わるまで森に隠れていようとしたのですが、
彼らを頼って数々の人が森に入っていきます。それを取りまとめるトゥヴィアの指導者としてのかっこよさと、苦悩が
これがまた、素晴らしいです。本当にかっこいい。
そしてトゥヴィアの若干の理想主義者っぷりに反抗する現実主義者のズシュ。

難民として森にやってくる教師や社会主義思想かぶれの物書き。
いろいろなユダヤ人たちが森の中で独自の社会を作り、ナチスから逃亡、戦う数ヶ月を描いています。
あたしはこの物書きと教師がすごいよかったとおもいます。
神学者と、宗教を否定する社会主義者。お互い最初は口論をするのですが、だんだんと親友になり、
精神的にも、頭脳的にもトゥヴィアを支えていく感じはなんともいえない気持ちのよさを感じます。
とはいっても不満も少し。
映画らしいちょっとご都合主義的な演出があるのはしょうがないとはおもうんですが、
最初はテンポがあまりにもはやい。
映画の中だと1ヶ月とか2ヶ月とかたってるのですが、見てるこっちの実体験時間は15分ほどです。
正直15分前に妻と子供が死んで悲観にくれてた人が、速攻新しい恋人を見つけたというふうに見えてしまい、
おいおいちょっとあまりにもポジティブすぎるだろ。という感じで多少ついていけないところもありました。

でもでも、十分に良作だと思いますよ。
ダニエル・クレイグが本当にかっこいい、ある意味別の観点の英雄物語ですから普通に面白いです。
この監督はラストサムライしかり、ブラッド・ダイアモンドしかり、かっこいい登場人物を作るのがうまいですね。
オススメの映画です。あまり大きな映画館では上映していないのが難点ですが。

ディファイアンスを見てきました。
あらすじは、
ユダヤ人の大量虐殺が行われていた第二次世界大戦中の1941年。
ベラルーシに住むユダヤ人の3兄弟、トゥヴィア(ダニエル・クレイグ)、ズシュ(リーヴ・シュレイバー)、アザエル(ジェイミー・ベル)は
子どものころからの遊び場だった森に逃げ込む。
だが、彼らの思惑とは裏腹に、逃げ惑うユダヤ人たちが次々と森に集まり始め……。(シネマトゥデイ)

監督はあの”ラスト・サムライ”、”ブラッド・ダイヤモンド”という普通に面白い映画を撮るアメリカの監督、エドワード・ズウィックです。
そして主演は007のダニエル・クレイグ。
監督も俳優も文句がつけようがないのですが、ユダヤ人の話。
どことなくシンドラーのリストという映画を彷彿とさせますが、こちらのほうが主人公の英雄感と凡人っぽさが際立ってますね。
007のボンド役よりも、この映画のトゥヴィア役のダニエル・クレイグのほうがかっこよく見えるという。

正直、ユダヤ人を悲劇の民とするには、現在のイスラエル情勢をみるに厳しいものがあります。
ただひたすら同情するに足る民族というわけにはいきませんから。
そこらへんが厳しいなあ、昔のようにユダヤ人の悲哀に同情できるかなあ。行き過ぎた演出すると逆にひいちゃうだろうなあ。
そう思いつつ見ました。
先に結果を言ってしまうと、うん、行き過ぎた演出はないということはないのですが、
ユダヤ人もドイツ兵に対して暴力をふるったり、ソ連のゲリラ部隊に加わって苦悩したりと
ただひたすらにユダヤの悲劇を描いているわけではないのがよかったです。

最初は身内だけで戦争が終わるまで森に隠れていようとしたのですが、
彼らを頼って数々の人が森に入っていきます。それを取りまとめるトゥヴィアの指導者としてのかっこよさと、苦悩が
これがまた、素晴らしいです。本当にかっこいい。
そしてトゥヴィアの若干の理想主義者っぷりに反抗する現実主義者のズシュ。

難民として森にやってくる教師や社会主義思想かぶれの物書き。
いろいろなユダヤ人たちが森の中で独自の社会を作り、ナチスから逃亡、戦う数ヶ月を描いています。
あたしはこの物書きと教師がすごいよかったとおもいます。
神学者と、宗教を否定する社会主義者。お互い最初は口論をするのですが、だんだんと親友になり、
精神的にも、頭脳的にもトゥヴィアを支えていく感じはなんともいえない気持ちのよさを感じます。
とはいっても不満も少し。
映画らしいちょっとご都合主義的な演出があるのはしょうがないとはおもうんですが、
最初はテンポがあまりにもはやい。
映画の中だと1ヶ月とか2ヶ月とかたってるのですが、見てるこっちの実体験時間は15分ほどです。
正直15分前に妻と子供が死んで悲観にくれてた人が、速攻新しい恋人を見つけたというふうに見えてしまい、
おいおいちょっとあまりにもポジティブすぎるだろ。という感じで多少ついていけないところもありました。

でもでも、十分に良作だと思いますよ。
ダニエル・クレイグが本当にかっこいい、ある意味別の観点の英雄物語ですから普通に面白いです。
この監督はラストサムライしかり、ブラッド・ダイアモンドしかり、かっこいい登場人物を作るのがうまいですね。
オススメの映画です。あまり大きな映画館では上映していないのが難点ですが。
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この記事へのコメント
1. Posted by ふぇり February 21, 2009 05:50
惚れた! かっこよすぎでしょう・・。
2. Posted by りょーか February 23, 2009 18:24
この俳優にさらに注目ですね!
