2/27、火曜日。吉祥寺アメニティ。
俺はその新作デッキをやむんさんとまわしていた。

や「今日つくってきたデッキはねぇ……まぁ、俺乙って感じだよ」

六「そっか〜。俺のデッキはねぇ……キモいよww」

や「へぇ〜」

六「デッキ名がな!」

や「ちょwwwwwwwww」


なんて感じでもったいつけてゲームスタートするわけですが。
ころあいを見計らって、〔スクランブル〕から大展開を開始するのだ。


六「よし、じゃあ戦闘フェイズに〔スクランブル〕!!」

や「……ほう、どーぞ」

六「〔ズゴE〕〔ザクII改〕、そして〔ケンプファー〕ッ!!!」

や「う……そ、それは厳しい……」


実は、このデッキにはすでにデッキ名がついていた。
水デッキが原型で、〔スクランブル〕で〔ケンプファー〕など
大量展開を狙うデッキ。その名もそのまんま。


「スクランブル水ケンプファー」!!!


略して、


 「スク水ケンプファー」!!!!


はいキタコレ。誰か描いてくれよ!
ケンプファーの装甲つけた、スク水のMS少女みたいなヤツをよ!!!

ウチのトップに飾っちゃうぞこのやろう!!


                       ∀


2/26夜。いつものチャットにて。
kkuboさんの発言がすべての始まりだった。


k「サイクロプス隊デッキ作ったよ」

六「あー、実は俺も作った。ブリッツとロールアウトがどっちも入ってる」


《18th》が発売されてとりあえず組んでみたデッキは、早い話がデザイナーズ。
サイクロプス隊とTRデッキだったわけで。レシピはこちら。


k「こっちはなんと、スクケンだよ」

皆「ほほう?」


スクケン、それは「スクランブルケンプファー」の略。

きたかん面子にとっては、わすられぬデッキ名のひとつである。
内容は、2001年5弾〜DB一年戦争編環境当時の、緑5国力メインの拠点型青緑中速。
その名の通り〔ケンプファー〕《5th》と〔ケンプファー(重装備)〕《SP》が採用されており、
他には〔ガンダム試作2号機〕《3rd》、〔アプサラスII〕《1YW》なども。
それらが〔スクランブル〕経由で、クイック&リロールインし、攻防に活躍する。

ケンプファー侍のとろんさんが愛用しており、いまなお〔ケンプファー〕が
新規収録されるたびにネタにされる語り草なのである。


k「レシピ書くから誰か作ってよ。カード足りないんだよね」

六「うーん、わかった。じゃあ俺つくるよ」


と、そう言って、俺はすでに作成していたサイクロプス隊デッキを崩し、
書き込まれた〔スクランブル〕入りサイクロプス隊デッキへ構築しなおした。
何度か1人で回してみて、微調整を加える。そんなことをやっているうちに、
夜もふけ、結構いい時間になってしまったので寝る。

このデッキは翌日の定例GW会に持ち込んで試してみることにしよう。
そう思いつつ、その日は床に入るのであった。

そのできあがったレシピが以下。
U=21
 3 ケンプファー《18th》
 2 ズゴッグE(ハーディ・シュタイナー機)《18th》
 3 ハイゴッグ(サイクロプス隊機)《18th》
 3 ザクII改《18th》
 3 ゾック《11th》
 1 ドップ(ガルマ・ザビ機)
 1 シーランス
 2 ニューヤーク
 3 サイド3

O=6
 3 水中仕様
 3 特務部隊の派遣

C=9
 3 スクランブル
 3 突撃隊潜入!
 3 復活のシャア

V=3
 3 破壊工作

G=11
 11 緑基本G


いわゆる「水ランデス」と同じく、〔水中仕様〕+〔ゾック〕のシナジーを
ドローサポートとして使うパターンだが、その水ランデスと比べても、
キャントリップや水ユニットの数が減っているわけでもない。
形としてはムリなく組み込めていると言えよう。

なにより偉いのは、コンセプトの1枚である〔スクランブル〕。

ついつい〔ケンプファー〕のリロールインに目が行きがちだが、
〔水中仕様〕+〔ゾック〕で引いたユニットを一度に場に出すことで、
瞬間的に戦力アップを狙うことが可能となっている。
また、〔ゾック〕を出す際に使い、自身と手札に戻したばかりの水ユニットを
再度リロールインで出して、いきなりの打点アップを狙うなども可能である。
無論そうやって出た中に〔ケンプファー〕があれば打点はさらにアップする。

また、サイドボードからG破壊を組み込んで本当にランデスになるなど、
相手に応じて変化することもでき、今後の開発で柔軟性はアップすると思われる。


                      ∀


そんなこんなで翌日、吉祥寺アメに持って行って、やむんさん、関脇とプレイ。


六「〔スクランブル〕から、〔ザクII改〕×2、〔ケンプファー〕!」

関「……出すぎじゃね?」

六「〔特務部隊の派遣〕を〔ゾック〕に使ってフルアタック!」

関「はいはい乙乙」

六「〔ケンプファー〕のチーム効果で12点と、戦闘ダメージが11点……て片付けんな!」


なんてこともありましたw
水ランデスがクロックを維持しつつ火力とG破壊で相手をコントロールするデッキだが、
こちらは、コンボ的要素で大打点をたたき出す。メインギミックは同じだが、
やっていることが違うのと、〔スクランブル〕の大技っぷりがたまらない。
ただ、やっぱり〔ケンプファー〕が出ないと、ちょっと火力不足かな、という気はした。

まだもう1〜2ひねりできそうだ。