2016年08月
2016年08月28日 00:08
朝ドラ「とと姉ちゃん」のおかげで何かと話題の暮しの手帖。いつも定期的にアクセスしていたホームページがつながりにくくなったり、花森安治の特集が組まれたりしています。2年前ぐらいからかなりきびしいと聞いていたのでひとまずホットしています。
わたしは朝ドラを見ていないのですが、かつては暮しの手帖は「商品テスト」の記事を読みたさに買っていました。「商品テスト」がいつの間にかなくなり、買わなくなり、今はまた復活しているようですけど、ヒリヒリする辛辣なコメントはあまりなく、トーンもダウンしているし、これから買おうかと思うような商品を先取りした企画も少なくなっているように感じている。わたしが雑貨の仕事とも離れていることもある。
朝ドラのおかげで関連本が書店に並んでいるので、その中の「花森安治伝」を2、3日前に読み終え、一昨日、NHKの美の壺で「日々を美しく暮らす 花森安治」を見て思い出した。
わたしが雑貨の仕事をやるようになり、はじめは商品知識が何もなかったので、どうしたらよいかと悩んでいた時に、古本屋の店先に暮しの手帖のバックナンバーを回収ゴミのように紐で括ってまとめて売っていたのを買って、商品テストのページを貪り読んだ。
当時は雑貨の本といえばスタイリストなどがおしゃれ雑貨の紹介した本が少しある程度で、暮らしの手帖の商品テストはある意味わたしのバイブル的存在だった。引越した時に商品知識のところだけ切り取って、
雑誌の方は捨ててしまったが、切り取った記事はわたしの宝物になっている。
不条理ギャラリーというイラスト中心のブログもやっています。不条理をテーマに、ミステリーあり、SFあり、 現代美術のつもりも少しあります。ぜひ、こちらもごらんください。
不条理ギャラリーから宣伝
ベロ(舌)のアイス
暑い日にアイスキャンデーを舐めると、ひんやりと涼しく、汗も引きます。舌でペロペロしたら、楽しくなる。大人が舐めてもサマになる魅惑のアイスを作りました。(ピーチ味)
ベロのアイスをペロペロすると、自分のベロが舐めているのか、ベロのアイスに舐められているのか判らなくなることがあります。
ランキングに参加しています。このバナーをクリックしてもらうと、このブログのランクが上がり、より多くの方に見てもらえるようになりますので、よろしくお願いします。
2016年08月11日 22:41
骨董ブームだそうである。今までもこういうブームは何度かあったが、特に中国の書画骨董は中国国内より日本のほうがよいものが残っているらしく、中国人が投機目的で爆買いしているらしい。
(20年前くらいに中国で買った大皿)
我が家にはお正月が近くになると、写真の(たぶん清末くらいの民窯の)鶴亀文大皿を飾っている。わたしが持っている中国ものの骨董はこの皿だけで、20年くらい前、定年間際の先輩が「長江(揚子江)に大きなダム(三峡ダム)ができると、長江下りができなくなる(実際には今も長江三峡ツワーは賑わっている)から、今のうちにいかないか」と誘われて、連れて行ってもらったことがあった。その長江三峡下りの終着地の上海のデパートの骨董屋で買ったものである。
わたしがこの旅行をした時と、焼き物や骨董に興味を持ち出したころが重なっていて、おまけに中国旅行中、1万円を両替した元の札束をズボンのポケットにねじ込み、船の甲板で煙草を吸おうとポケットの煙草を取り出したら、一緒に元の札束が出てきて、風に吹き飛ばされて、長江の流れにばらまいてしまった。それまでほとんど何も買わなかったが、こんなことなら何かを買ったほうがよかったと後悔したこともあり、中途半端にモノをかじった素人であるわたしは、本当なら一番骨董品に手を出してはいけない時期に買ったものだ。
中国はコピー商品と、それなりに古く見えるように工夫をした偽物があふれていて、デパートの骨董屋といえども、本物と思えるものは何かの破片のような壊れたものばかりで、たまたまこの皿は完品で、特別なガラスケースに別にして入れてあったのでこれだと思って買ってきた。値段はおよそ2万円。そのとき、何も知らないわたしは中国の経済発展とともに、こういう骨董も値上がりするに違いないと思ったものだ。(当時の都会の労働者の平均月収は9000円ぐらいだった)
知らなけばそのまま幸せに暮らせたのですが、その後、わたしは骨董にも興味を持つようになり、何度か骨董市に顔を出すようになると、わたしが買った皿と、同じサイズの似たような絵柄の皿と出くわすことが何度かあった。そして、その皿はだいたい1枚5000円前後で売られていた。それがこの皿の本当の価値であるとわかった。
しかし、今回の骨董ブームでわたしの大皿もひょっとしたら買った値段ぐらいに値上がりしてくれるかもと願っている。
不条理ギャラリーというイラスト中心のブログもやっています。不条理をテーマに、ミステリーあり、SFあり、 現代美術のつもりも少しあります。ぜひ、こちらもごらんください。
ランキングに参加しています。このバナーをクリックしてもらうと、このブログのランクが上がり、より多くの方に見てもらえるようになりますので、よろしくお願いします。
(20年前くらいに中国で買った大皿)
我が家にはお正月が近くになると、写真の(たぶん清末くらいの民窯の)鶴亀文大皿を飾っている。わたしが持っている中国ものの骨董はこの皿だけで、20年くらい前、定年間際の先輩が「長江(揚子江)に大きなダム(三峡ダム)ができると、長江下りができなくなる(実際には今も長江三峡ツワーは賑わっている)から、今のうちにいかないか」と誘われて、連れて行ってもらったことがあった。その長江三峡下りの終着地の上海のデパートの骨董屋で買ったものである。
わたしがこの旅行をした時と、焼き物や骨董に興味を持ち出したころが重なっていて、おまけに中国旅行中、1万円を両替した元の札束をズボンのポケットにねじ込み、船の甲板で煙草を吸おうとポケットの煙草を取り出したら、一緒に元の札束が出てきて、風に吹き飛ばされて、長江の流れにばらまいてしまった。それまでほとんど何も買わなかったが、こんなことなら何かを買ったほうがよかったと後悔したこともあり、中途半端にモノをかじった素人であるわたしは、本当なら一番骨董品に手を出してはいけない時期に買ったものだ。
中国はコピー商品と、それなりに古く見えるように工夫をした偽物があふれていて、デパートの骨董屋といえども、本物と思えるものは何かの破片のような壊れたものばかりで、たまたまこの皿は完品で、特別なガラスケースに別にして入れてあったのでこれだと思って買ってきた。値段はおよそ2万円。そのとき、何も知らないわたしは中国の経済発展とともに、こういう骨董も値上がりするに違いないと思ったものだ。(当時の都会の労働者の平均月収は9000円ぐらいだった)
知らなけばそのまま幸せに暮らせたのですが、その後、わたしは骨董にも興味を持つようになり、何度か骨董市に顔を出すようになると、わたしが買った皿と、同じサイズの似たような絵柄の皿と出くわすことが何度かあった。そして、その皿はだいたい1枚5000円前後で売られていた。それがこの皿の本当の価値であるとわかった。
しかし、今回の骨董ブームでわたしの大皿もひょっとしたら買った値段ぐらいに値上がりしてくれるかもと願っている。
不条理ギャラリーというイラスト中心のブログもやっています。不条理をテーマに、ミステリーあり、SFあり、 現代美術のつもりも少しあります。ぜひ、こちらもごらんください。
ランキングに参加しています。このバナーをクリックしてもらうと、このブログのランクが上がり、より多くの方に見てもらえるようになりますので、よろしくお願いします。
2016年08月05日 18:54
お風呂のシャワー蛇口が上向きで付いているため、シャワーホースが重みで折れ曲がって水の出が悪くなる。 たしか3年くらい前にシャワーホースを買い替えたが、そのときはたまたまアウトレットの安いシャワーホースがあってそれにしたためか、また同じ状況に陥っている。ホースが折れると、お湯の出が悪くなるし、水温を38℃に設定していても、とても触れないくらいの熱いお湯が出てくるようになる。安物買いの銭失いとはよく言ったもので、たった3年でまた買い直す羽目に陥ってしまった。
(折れ曲がったホース)
今度はちゃんとしたやつを買おうと思い、純正品であるTOTOのステンレス製のシャワーホースにした。ステンレスといっても全てがステンレスではなく、樹脂ホースの周りをステンレスで覆っているだけのものらしい(TOTOのシャワーホースには品質表示がない)が、これでホースが折れることもなくなるだろうと思えた。
(買い替えたTOTO純正ホース税込でおよそ6000円)
素人でもスパナさえあれば簡単に取り付けることができる。ホースの交換なんてものの5分とかからないから、息子に取替えてくれと言ってみたら、これはおやじの仕事であると断られてしまった。息子は高校生になってから、ほとんどお手伝いをしなくなった(これはわたしのグチ)。仕方がないので自分で取り替えた。
(取替え後、ホースが折れていない)
新しいホースはステンレスが巻いてあるので、いままでのホースと比べてさすがに重たいし、ホースが壁や蛇口当たると金属的な音がしてややうるさく感じる。しかし、それ以外は良いことだらけで、水圧が強くなったし、お湯が設定以上に熱くなることもなくなり快適である。
不条理ギャラリーというイラスト中心のブログもやっています。不条理をテーマに、ミステリーあり、SFあり、 現代美術のつもりも少しあります。ぜひ、こちらもごらんください。
ランキングに参加しています。このバナーをクリックしてもらうと、このブログのランクが上がり、より多くの方に見てもらえるようになりますので、よろしくお願いします。
(折れ曲がったホース)
今度はちゃんとしたやつを買おうと思い、純正品であるTOTOのステンレス製のシャワーホースにした。ステンレスといっても全てがステンレスではなく、樹脂ホースの周りをステンレスで覆っているだけのものらしい(TOTOのシャワーホースには品質表示がない)が、これでホースが折れることもなくなるだろうと思えた。
(買い替えたTOTO純正ホース税込でおよそ6000円)
素人でもスパナさえあれば簡単に取り付けることができる。ホースの交換なんてものの5分とかからないから、息子に取替えてくれと言ってみたら、これはおやじの仕事であると断られてしまった。息子は高校生になってから、ほとんどお手伝いをしなくなった(これはわたしのグチ)。仕方がないので自分で取り替えた。
(取替え後、ホースが折れていない)
新しいホースはステンレスが巻いてあるので、いままでのホースと比べてさすがに重たいし、ホースが壁や蛇口当たると金属的な音がしてややうるさく感じる。しかし、それ以外は良いことだらけで、水圧が強くなったし、お湯が設定以上に熱くなることもなくなり快適である。
不条理ギャラリーというイラスト中心のブログもやっています。不条理をテーマに、ミステリーあり、SFあり、 現代美術のつもりも少しあります。ぜひ、こちらもごらんください。
ランキングに参加しています。このバナーをクリックしてもらうと、このブログのランクが上がり、より多くの方に見てもらえるようになりますので、よろしくお願いします。