乙夜の覧、戊夜のうp

坂本旬非公式日記

3月25日 メディアリテラシー・シンポジウムのお知らせ

国際シンポジウム
「文化葛藤時代のメディア・リテラシー教育
―国連『文明の同盟』と日本の実践・課題−」

国連「文明の同盟」は、世界的な文化的葛藤を乗り越えて市民間の相互理解や協力関係を促進することを目的に、スペインとトルコが国連に提案し、アナン前事務総長の主導のもと、2005年に設立された。

「文明の同盟」は世界中のメディア・リテラシー教育の実践や運動・政策に関わる情報を収集発信するとともに、2009年にはユネスコとの協力によって『世界のメディア教育政策−ビジョン、プログラム、挑戦』を刊行している。

今回の国際シンポジウムは、国連「文明の同盟」の提起を紹介するとともに、これまでの日本のメディア・リテラシー教育実践を振り返り、今後の日本のメディア・リテラシー教育の実践や運動・政策にむけての第一歩となるべく企画したものである。

第一部では「文明の同盟」メディア・リテラシー教育プロジェクト・マネージャーをつとめるジョルディ・トレント氏による世界のメディア・リテラシー教育についての報告と法政大学坂本旬研究室・江戸川区立鹿骨東小学校によるメディアを用いたカンボジアの小学校との
交流実践の報告を行う。

第二部では、午前中の報告を受けて、日本でメディア・リテラシーの実践・研究に取り組んで来たFCTメディア・リテラシー研究所、メル・プラッツ、国語メディア研究会の3つの団体からの報告とディスカッションを行う。

本国際シンポジウムは平成21年度科学研究費補助金「国際文化探究学習のためのコミュニケーション・マネージメント・システムの研究」の成果報告として開催するものである。

◆日時 2011年3月25日(日)
10:00〜16:30(9:30受付開始)

◇会場 法政大学 市ケ谷キャンパス
ボアソナードタワー26階 スカイホール

東京都千代田区富士見2-17-1(市ヶ谷駅・飯田橋駅より徒歩10分)

■■■プログラム■■■
10:00 開会の挨拶

◆第一部 講演

10:15 基調講演

“Media and Information Literacy: Strategic Pedagogies for Intercultural Dialogue”
(「メディア・インフォメーション・リテラシー:異文化間の対話のための教育戦略」)
      ジョルディ・トレント氏
(国連「文明の同盟」メディア・リテラシー教育プロジェクト・マネージャー)

    国連・文明の同盟 http://www.unaoc.org/
    メディア情報リテラシー http://www.aocmedialiteracy.org/

次の映像をご覧ください→「PLURAL+」http://t.co/gNhieByN
   トレント氏は2分34秒過ぎに登場します。

11:15 メディア・リテラシー教育 実践報告
   「異文化理解とメディア・リテラシー教育
    〜日本・カンボジア間文化交流の実践から」
        坂本 旬(法政大学キャリアデザイン学部)

12:15−12:20 連絡・質問用紙の受付

12:20−13:30 昼食

 (坂本ゼミ生映像作品上映)
   平井優生ほか「カンボジア スラム街を訪ねて」
     メイキング http://www.youtube.com/watch?v=2Lc3TUUwkGQ
   服部鮎美「特別な夏〜相双連合野球部の挑戦〜」

◆第二部 

報告「日本のメディア・リテラシー教育のこれまで・これから」

13:30 中村純子(国語メディア研究会)
14:00 村田麻里子・土屋祐子(メル・プラッツ)
14:30 田島知之・森本洋介(NPO法人FCTメディア・リテラシー研究所)
15:00 休憩
15:10 パネルディスカッション(コーディネーター:高橋恭子(FCT、早稲田大学)
16:00 全体討論
16:20 まとめ・閉会の挨拶

《参 加 費》 2,000円(資料代として)

資料として『世界のメディア教育政策』(日本語訳)配布予定。限定100冊非売品。
    原文 http://bit.ly/AsmZQq
      Mapping Media Education Policies in the World:
       Visions, Programmes and Challenges.

《申込方法》 

 住所・氏名・電話番号・E-mailアドレス(またはFAX番号)・所属を明記し、件名を「3月21日シンポ参加希望」として、電子メール・FAXもしくは下記のオンラインフォームで3月23日(金)17:00までにお申し込みください。

 先着順で定員(100名)になり次第受付終了となります。
なお、個人情報は厳重に管理し、イベント開催通知以外の目的で使用いたしません。

《問合せ先》 〒102-8160 東京都千代田区富士見2-17-1
       法政大学資格課程実習準備室

【FAX】 03-3264-4360
【E-mail】 medialiteracy2011@cq.i.hosei.ac.jp

《申込フォームは以下のサイトにあります》

【URL】 hhttp://cq.i.hosei.ac.jp/


《主催》法政大学キャリアデザイン学部坂本旬研究室 http://cq.i.hosei.ac.jp/
《共催》NPO法人FCTメディア・リテラシー研究所 http://www.mlpj.org/
《協力》メル・プラッツ http://mellplatz.net/
    国語メディア研究会


◆ジョルディ・トレント

 バルセロナ大学で哲学の学位取得後、パリのソルボンヌ大学(フィルム美学)および高等研究実習院(人類学映画制作)大学院に進学。
 1986年から1990年まで、ニューヨークを拠点とした芸術団体「イグジット・アート」メディア学芸員を務める。1990年から2006年まで、ニューヨーク市教育局メディア・コンサルタント。彼がつくったメディア・リテラシー教育プログラムは市内25校以上の学校で実践され、教職員や保護者のためのメディア教育ワークショップも開かれた。また、ニューヨーク市の「メディア:海外との対話」会議の共同ディレクターとして、メディア、若者、教育をテーマとした大会を2004年から2008年まで開催。
 エル・パイス (El Pais)、リベラティオン(Liberation)、ビデオ・アクトリダッド(Video Actualidad)、コムニガル(Comunicar)、OETI、学習とメディアの国際ジャーナル(MIT)およびメディア・リテラシー・ジャーナルを含むさまざまな新聞・雑誌の記事を執筆。『世界のメディア教育政策−ビジョン、プログラム、挑戦』の共同編者でもある。
 さらに、長編映画やドキュメンタリー、テレビ・コマーシャルの製作、執筆、監督も行っている。現在は、国連『文明の同盟』のメディア・リテラシー教育のプロジェクト・マネージャー。

「映像実習」3年目の感想

僕が「映像実習」を担当して3年目が終わった。もともとこの授業は学部の施設であるスタジオを活用するための授業として学部設立時に予定されたもので、非常勤講師をあてる予定だったらしい。それに僕が手を上げて、担当することになった。

僕はもともと編集者の仕事をしていたとはいえ、映像の専門家でも何でもない。素人が教えるというのだからそれだけでも大変な試みである。最初は本当に試行錯誤だったが3年目になってやっとやりたいことができるようになった。

前期でメディア・リテラシーの基礎を学び、後期で一人一本のキャリアヒストリーをテーマにしたドキュメンタリーを作る。決して、映像制の方法を学ぶためだけの授業ではない。メディア・リテラシーの基本を半期で徹底的に教えている。映画サークルではないのだ。

もう一つ意識していることは、映像の専門家を養成するのではなく、基礎教育としてのメディア・リテラシーの形成を目的にしていることである。学生たちがレポートを書くように映像を作ることができるようにしたい。そんな思いがある。

今年の学生の作品を見てレポートを読むと、映像の制作を通して人との関わりや自分自身への振り返りがなされていることがよくわかる。彼らのほとんどがドキュメンタリーのテーマとして家族や友だち、地域の人々を選んでいるのだからそれは当然なのだが、カメラという一つのメディアがそれらの人間関係を客体化し、意識化させていくことがよく分かるのである。

こうしたことこそ僕がめざしているメディア・リテラシー教育そのものだと今では言える。映像をいくら分析してもそこからは新しい人間関係は生まれない。映像制作だけを目的にしてしまえば、その教育的意味は見えてこない。生活綴方的「映像実習」こそが僕のやりたい授業のイメージだ。ちなみに来年度からこの授業は「メディア・リテラシー実習」という名称に変わることになっている。

FDワークショップ「教育力向上に向けた『気づき』」ラーニングポートフォリオって、なに?

法政大学FDワークショップ

「教育力向上に向けた『気づき』」ラーニングポートフォリオって、なに?」

                 井上史子(帝京大学)
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保安院による世論操作を示す記事

下の記事の2006年6月、伊方で開かれたシンポジウムについての当時の新聞記事を調べてみた。経産省は参加者から回収したアンケートの結果を発表し、計画の必要性や安全性を理解する回答が半数を超え、理解促進に一定の効果があったと述べていることが分かった。しかしこれは国家による「やらせ」だったのだ。おそらくこれは氷山の一角に過ぎないだろう。

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やらせ質問資料、監察室が保安院から「押収」
読売新聞 7月30日(土)21時29分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110730-00000677-yom-pol


 経済産業省原子力安全・保安院が原子力発電所のプルサーマル計画に関する国主催のシンポジウムで、電力会社に対し動員や「やらせ質問」を要請していた問題で、同省大臣官房監察室が保安院から関連資料を「押収」したことが、30日わかった。

 保安院の説明によると、資料は2006年6月、四国電力伊方原発がある愛媛県伊方町でのシンポと、07年8月に中部電力浜岡原発のプルサーマル計画について静岡県御前崎市で開催されたシンポに関するもの。準備段階の打ち合わせ内容などの記録を含むファイル2冊で、29日、監察室の職員が保安院広報課に提出を求めたという。

 海江田経産相は「私が直接、指示をしたわけではなく、監察室の判断だと思う。この問題を調査する第三者委員会を数日中に発足させ、そこに資料として提出することになるだろう」と述べた。 続きを読む
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