換装に必要なものはT6とT8のトルクスドライバー、拭き跡の残らない液晶用ウェットティッシュクリーナー、吸盤付きタオルハンガーです。液晶用ウェットティッシュはなくてもいいのですが、液晶を丸裸にしてしまうので、どうしてもホコリがついてしまいます。また、外したネジを種類別にいれておく容れ物があるとよいでしょう。
第1ステップ アルミパネルを取り外す
まず、吸盤付きタオルハンガーでガラスを取り外します。ガラスには細い足がついているのでそれを折らないようにそっと持ち上げます。そのあと、2種類のネジを抜いてアルミのパネルを取り外します。メモリのフタも忘れずに外しておきます。
4本が長いネジなので間違えないように分けておきます。アルミのパネルは磁石にくっついているので注意しましょう。iSightのカメラのケーブルで本体とつながっていますが、外さなくても反対側にひっくり返しておけばだいじょうぶです。
第2ステップ 液晶パネルを開ける
液晶パネルのネジ左右4本ずつを外します。ここからが重要です。液晶パネルと基盤はいくつかのケーブルでつながっているので、そのままではパネルを取り外すことはできません。
まず手前のファンケーブルを抜きます。
次にスピーカーケーブルを抜きます。青と赤がありますが、元に戻すときにで間違えないようにマジックで印をつけておきました。
液晶パネルを持ち上げるとこんな感じです。真ん中にHDDがあります。まだ映像信号用のケーブルがありますが、これは抜かずに作業を進めることにしました。
こんな風にVHSテープボックスを利用してパネルを固定しました。
第3ステップ HDDを取り替える
まず、HDDのコネクタを取り外します。
HDDの温度センターのコネクタを抜きます。
ハードディスクの上側(写真では左側)にある黒いレバーを引き上げます。
HDDを上側(写真では左側)に引き抜きます。
右側が2TBのHDDです。センサーを付け替えてあとは逆の作業をして元に戻します。注意点としては、スピーカーのコネクタをファンの上に乗せないこと。これをやるとファンの音が液晶パネルに伝わってしまい、騒音が出てしまいます。これをやってしまって、再び解体する羽目になりました。
元に戻してMacOSをインストールすれば換装完了です。