2021年に執筆した論文の数を数えてみた。
フルペーパー(2万字程度) 6本(そのうち2本は査読論文)
共著論文(筆頭著者) 1本
市販雑誌寄稿論文等  4本
編著書 3冊
研究生活の中でもこんなにたくさん論文を書いたのは初めてだと思う。
やはり新型コロナウイルス感染症流行の影響で、家にこもることが多くなり、論文でも書かないと気が滅入ってしまいそうだったというところかもしれない。特に年末や年明けはカンボジアやネパールに毎年のように行っていたのにこの2年間はいくこともできなかった。

今日も1本依頼論文を書き上げたところだが、書き始めるとだいたい1〜2週間で書き上げることが多い。ただ、論文を書き始めるまでに論文の材料を集める作業があるため、結果的に1ヶ月ほどかかることになる。このペースならば毎年12本は書けることになる。実際はいろいろな仕事があるので、とてもそんなに書けるものではないが、それでも2021年はそれ以上のペースだった。

どうしてこんなに論文が書けるのかと聞かれることもあるが、1本書いたらすぐに次の論文の執筆に取り掛かること、もしくは複数の論文を同時に書き始めることが大事だと思う。
僕も昔からたくさん書けたわけではない。まったく書けない時期もあった。その頃は論文のことを考えない時間が長かったようなに思う。

もう一つ大事なコツは、日頃から論文のネタを探して論文や本を集めること。当たり前と言えば当たり前のことだが、ある程度ネタが貯まれば自然に論文は書ける。ネタ探しの範囲が広ければ、執筆論文の分野も広がる。