議長選挙、副議長選挙が行われました。
予想通り選挙の結果はいずれも
議長 今竹14票(次点北野5票)、副議長 川端14票(次点鈴木5票)という結果に終わりました。
まあ、某政党の総裁選挙と同じく、結果は最初からわかり切っているといえばそれまでですが、やはりスジと意地を通すことに意義があると信じて…の立候補です。
[議長選挙にあたっての所信表明の原稿]
昨年の立候補に当たっての提案は、議長選挙には敗れたが、議員定数の削減・議選監査委員の廃止であり、皆さんのご理解によりこの2つは実現できた。
さて、先の市議会議員選挙は私たちにさまざまな課題・問題を投げかけたのではないだろうか。
投票率が史上最低の50%を割り込み、立候補もようやく1名オーバーという状況…はまさに、高砂市議会の存在意義が問われている。
低投票率は選挙管理委員会の問題というより、議会・首長という政治に対する市民が無関心・市民が政治に対して期待を寄せていないという表われとも言えるのではないでしょうか。これまでわれわれ高砂市議会が取り組んできた「議会改革」がまだまだ市民に浸透せず、さらに今一段の取り組みが求められているといえる。
いうまでもなく、地方自治制度における議会は首長とともに二元代表制のもと、市民の代表として市民の負託にこたえる重要な役割と責任を担っている。
市民ニーズや価値観が多様化する中で、議会は合議制の機関として市民の意思を的確にとらえ、市政に反映させなければならない。
われわれ議会は、市民の負託に応えるため、市長や行政当局等執行機関との立場や権能の違いをしっかりと自覚し、馴れ合いになることなく、常に緊張関係を保ちながら、事務執行へのチェック・監視機能の強化を図るとともに、政策立案及び政策提言機能を十分に発揮することが求められる。
その際、いま最も求められるのが多様な意見、考えを一つの結論に導く過程・プロセスをしっかり市民に明らかにすること、つまり、議論を尽くすことである。予算案、条例案等、議会に提案される議案のみならず、高砂市政に関する課題・問題についても、日頃から議論し、その過程を市民に明らかにすることこそ、議会の存在意義があると考える。
このような基本理念のもと
この議長選に臨むに当たり、私の考え、方針をお示ししたい。
会議規則等を改正し、議員間討議を制度化する。
3.ネット上での政務活動費の完全公開(領収書公開)
以上が私の
高砂市議会の良き伝統は継承しつつ、
団体意思を決定し、執行機関を監視する役割を担うこれからの人口減少社会に対応する市議会へ前進するための決意表明です。