〈行財政調査検討特別委員会〉
今日は、10:00から健康診断をうけ(少し体重を落とせと言われてしまった)、その後特別委員会に出席しました。

今日の議題は、3点
1.行財政調査検討特別委員会中間報告書提言に対する回答
(まったくやる気の見えない行政の姿勢
以前、6月に「理念なき行革」というタイトルで書きましたが、特別委員会の中間報告提言に対して当局から回答が帰ってきました。
中身といえば、まったく具体的内容(時期、数値目標、責任者=S議員言われるところの5W1H)がまったく示されていない。各委員からも厳しい指摘があいつぎました。
こんなことで、9月に第4時行革大綱が策定できるのか心配です。)

2.補助金について
補助金については、私が委員長に提案した項目です。
H20年12月議会の一般質問でとりあげ、問題を自分なりにまとめました。

12月議会一般質問

北野誠一郎

 

? 第三次行政改革改訂版の検証とその後の取り組みについて

(補助金等のありかたを中心に)

 

1.はじめに(契機)

H19年度決算委員会の審査

     委託事業と団体補助、事業補助の棲み分けが不明確な項目がみられた

     自治会館など集会施設の助成制度が財源不足を理由に凍結されたまま等、

補助金交付について行政改革の観点からの整備が不十分であることが判明

 

2.これまでの流れ

H13年度末、予算編成も組めない危機的な財政状況となり、H14年度予算編成基準がしめされ、財政対策として歳出カットが断行された。その後H14年度に「第3次行政改革」策定 …

(補助金評価表作成 → 補助金評価委員会を設置

 H20年2月「高砂市の補助金のあり方について」を策定し、まとめ)

 

Q1.補助金交付事業の検討について

第三次行政改革実施項目として「補助金等のサンセット方式導入検討」がとりあげられていた。

16年度当初の方針では

改革内容「補助の期間を限定するサンセット方式の導入を検討し、期間・評価をルール化する

     サンセット方式とは…

(兵庫県事業 スポーツ21がその典型)

19年度結果では

改革内容(18年度と同様に)「補助事業について、評価のルール作りを行い、20年度に向けて活用する」

具体的な内容「77の補助金について評価を実施、その結果を受け、高砂市補助金評価委員会において、今後補助金見直しの指針となる「高砂市の補助金のあり方について」を策定」

  とある。

ところが

 

新しい補助金評価システム・見直しの指針となる「高砂市補助金のあり方について」は

市民に公表されておらず、われわれ議会に報告もされていない。

 

 →質問

?補助金交付事業におけるサンセット方式の導入検討の結果は?、見送りなら、その理由

?新しい指針「補助金のありかた」のチェック項目また、補助金ごとの評価結果         をなぜ公表し、運用しないのか。

?補助金の見直しのH20年度予算への活用はどうなったのか、なぜH19年度行革検討結果と異なるのか

※いずれにせよ、現在の補助金交付の事業執行の状況は何年もかけて検討した第3次行政改革の理念と矛盾しているのではないか?


一般質問の議事録はこちら・・
http://www.city.takasago.hyogo.jp/kaigiroku/default.html
(H2012月16日の議会 期間内の質問者:北野誠一郎 で検索してください)
この時点から一向に進んでいないことが判明。
市長の政治判断で行政改革として「補助金の見直し」は中止するのなら、はっきりと名言すべきです。

3.人権施策について