700ページ以上ある辞書のような本、「The Orthomoleculartreatment of chronic disease 65 experts on therapeutic and preventive nutrition」を、ようやく読破できました。

 

藤川先生の言う、通称“電話帳”です。

 

ブログを休み、全ての空き時間をこの本と格闘していました。

 

内容は医師向けの医学論文でしたが、アメリカ・カナダで発祥したOrthomolecularを網羅的に扱っています。

 

やや難しい内容もあったので、繰り返し読んでみます。

ここに触れられていない内容をしきりに勧める人がいても、ああこの人は原著読んでないな、と分かるようになった気がします。

 

息子に買った福澤諭吉の伝記の漫画に、オランダ語や英語の本を学友と悪戦苦闘しながら何度も読むシーンがありました。

 

私も福澤諭吉の精神で、読み解いていきたいと思います。

 

糖質制限、三石理論と合わせたいいとこ取りが、現時点で最強かつ経済的な栄養療法だと私は判断しています。

 

実際の診療経験と合わせて、新しい知見があれば記事にしていきます。

以前も触れましたが、思いっきり私の主観でパラダイムシフトのための必読書を厳選しました。

 

私の場合これらを読んでから治療を実践したのではなく、治療そのものの試行錯誤、周囲との駆け引きのなかで、大きく影響を受けた本です。

 

世の中にはたくさんの良い本がありますが、“パラダイムシフトのため”という観点により、ジャンルを問わず敢えてこれらを推します。

 

パラダイムシフトのために日夜奮闘している、特に医師の方々にこの一覧を捧げます。

 

騙されたと思って読んで頂ければ、読者の皆様の人生にとっても良い本であることを保証します。

 

1 医学系

 

医療の巨大転換(パラダイムシフト)を加速する糖質制限と湿潤療法のインパクト

 

当ブログを書くきっかけとなった尊敬する夏井先生、そして糖質制限を広めるため奮闘されている江部先生の対談本です。

何を隠そう当ブログの題名を考えるうえで、本書のタイトルをパクらせて頂きました。

お二人の対談を読みその男気に感激し、私も本格的に糖質制限と湿潤療法を実践することを決意した次第です。

 

医師ゼンメルワイスの悲劇 今日の医療改革への提言

 

産褥熱の撲滅のために医学界と闘った19世紀の医師ゼンメルワイスの悲劇と、虫垂切除の普及に尽力した外科医達の奮闘が学べます。

医学におけるパラダイムシフトがいかに難しいか。権威とは画期的な治療に対しどのような態度をとってきたか。人間はいかに愚かか、非常に考えさせられた本です。

パラダイムシフト治療を行う上で、必読書と考えます。

 

2 歴史・哲学系

 

ゲーテとの対話

 

1819世紀に活躍したドイツの偉人、ゲーテとその弟子エッカーマンとの対話がまとめられた本です。日本でも明治、大正、昭和の知識人達は本書をこぞって熟読し、ゲーテの偉大さの模倣に努めたようです。

ゲーテの代表作「ファウスト」「若きヴェルテルの悩み」よりも、本書をまず読むことをお勧めします。

 

キリスト教は邪教です! 現代語訳「アンチクリスト」

 

哲学者のニーチェの代表作である「アンチクリスト」を、我が国の哲学者であり作家である適菜収氏が現代日本人向けに超訳した本です。

いかに現代の人々が近代の病に冒されているか、非常によくわかる本です。

パラダイムシフトのためには社会からの洗脳に気が付く必要があります。

本書を読み私はニーチェに非常に感心を持ち、パラダイムシフト治療実践のための心構えが一変しました。

 

ねずさんの日本の心で読み解く百人一首 千年の時を超えて明かされる真実

 

私の一押しの本です。1000年前の平安時代の人達と現代に生きる私達は、同じようなことで喜び、悩み、生きていることが学べます。

他の百人一首本とは一線を画す、日本人に生まれて良かったと改めて思わせる作品です。

 

3 経済系

 

インベスターZ

 

三田紀房氏の漫画作品です。超優秀な中学生と高校生から成る秘密組織、投資部を通じてお金の本質を考える内容です。投資活動により通学する学校の運営資金を稼ぐという一見荒唐無稽な設定ながら、内容はとてもリアリティーがあります。

漫画でお金、経済について学べます。

本書をきっかけに、お金についての見方が大きく変わりました。

 

経済で読み解く、豊臣秀吉

経済で読み解く、織田信長

経済で読み解く、明治維新

経済で読み解く、大東亜戦争

 

経済評論家の上念司氏の、経済で読み解くシリーズです。

歴史上の重大な事件、社会の転換点を、経済的な視点で見直す興味深い内容です。

歴史も含め、面白おかしく経済を学べます。

 

 

4 民俗学系

 

夜這いの民俗学、夜這いの性愛論

 

民俗学者の赤松啓介の実体験込みの、裏の民俗学、夜這いについて知るには本書を最もお勧めします。

日本人の性愛の真実が学べます。

現代人は男女の性愛について、かなり洗脳されちゃっていることがよく分かります。

 

逝きし世の面影

 

江戸末期、明治初期に日本を訪れた欧米人から見た日本人の姿を通し、古きよき日本人について学ぶことができます。

 

 

以上です。

 

これ以外にも挙げたい本がたくさんありますが、厳選しました。

 

これらの本から得た知見、思考は、私の人生の支えになっています。

 

是非とも参照ください。

最後に、コミュニケーション能力を高めることです。

 

コミュニケーション能力が低いより、高い方がいいという一般論を言うつもりはありません。

 

パラダイムシフトには、コミュニケーション能力が高くなければならない、高める努力をしなければならない。

 

こう思います。

 

偉そうに言う私も、これに気が付いたのが最近です。

 

私が考えるコミュニケーション能力とは、誰とでも分け隔てなく仲良くなる的な、八方美人ではありません。

 

先の記事でも触れた、戦いに勝つため、生き残るためのコミュニケーション能力です。

 

パラダイムシフト治療への周囲の反応は、大雑把に3つに分かれます。

 

ひとつ目は、感情的な反発・妨害をするグループ。

 

このパターンの人とは、事実を基にした冷静な議論は不可能です。

 

栄養学的には、質的な栄養障害(糖質過剰、蛋白質・脂質・ビタミン・ミネラル不足)の人達です。

 

頭に栄養が回っていないので、何を言っても無駄です。

 

決して、相手にしてはいけません。

 

喧嘩も、議論もしてはいけません。

 

時間の無駄です。

 

何か言われたら、「あなたのおっしゃる通りです!!」と華麗にスルーして下さい。

 

合言葉は、地動説を唱えたガリレオ・ガリレイが弟子達に言った言葉、「それでも地球は回っている」。

 

この精神をパクりましょう。

 

ふたつ目は、無視・無関心のグループ。

 

パラダイムシフト治療に賛成でも反対でもないが、どちらかというと反対の人達です。

 

まあ無害なので、放置でいいです。

 

本質的には自分の考え、信念がない人達。

 

大勢が変われば、賛成してくる人達です。

 

一番多い層です。

 

人間的には、あまり魅力を感じない人達ですね。

 

みっつ目は、興味・関心を示す、自ら情報を集め勉強してくるグループ。

 

この人達こそ、ターゲットにして下さい。

 

パラダイムシフト治療に必要な人達です。

 

この人達のみ、相手にして下さい。

 

この人達に、語りかけて下さい。

 

この人達を、その気にさせて下さい。

 

パラダイムシフトのためのコミュニケーション能力とは、相手にすべき人としてはいけない人を選別しつつ、このグループの人達をその気にさせる能力ただ一つと考えていいでしょう。

 

私の実感では、せいぜい100人中23人。

 

数は非常に少ないですが、どこの世界にも必ずいるはずです。

 

なぜそう言えるか。

 

これから茨の道を歩む覚悟を決めた人達、既に歩んでいる人達からは、不思議なオーラが出ます。

 

そんな無謀なことをする人には、必ずそれを応援する人がいます。

 

同じ人間でも、圧倒的に放つ魅力が違います。

 

それが分かる人達ですね。

 

読者の皆様のすぐ側にいるかもしれません。

 

必ずしも同時代の人でもありません。

後世の優秀な人達が、気づくこともあります。

視野を広く、行動してください。

 

世間で言うコミュニケーション能力とは別の、本当のコミュニケーション能力を伸ばして下さい。

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