今でこそ湿潤療法を堂々とできる環境で診療していますが、かつては周囲の目と自分で完遂するための環境がありませんでした。

 

しかし私は、この治療を自分の創傷治癒の診療の中心に添えることを固く決意していました。

 

今すぐ取り入れる環境でなくても、勉強はできる。

 

頭の中は、自由なはず。

 

こう信じて、虎視眈々と機会を伺っていました。

これは湿潤療法に限らず、あらゆる学問に言えること。

 

多くの医師と話をした時に、いつも感じていたこと。

 

画期的な治療であっても、色々な理由をつけて、学ぼうとしない人が多すぎる。

 

今日から実践しろとは、別に言っていません。

 

実践するには、まだまだハードルが高い環境もあるでしょう。

 

しかし、勉強は自由。

 

大っぴらにできなくても、こっそり勉強しちゃえばいい。

 

誰にも止めることはできません。

 

頭の中は、自由なはずです。

 

何を学ぶかは、自分自身が決めること。

 

そんな当たり前の事実に、何故気が付かないのだろう?

 

いつもそう思っていました。

 

いつでもどこでも、牙を研げ!!

 

いつも若手の医師達には、そのように伝えています。

 

そう言われても、いまいちピンと来ない人の方が多い印象です。

 

そもそも、それができる人は最初からやっています。

 

そのような人達の力の結集が、パラダイムシフトなのでしょう。

昨年から鉄不足対策を診療に取り入れることで、私の診療スタイルや日々の学習が大きく様変わりしました。

 

健康を取り戻し人生が変わった患者さんも多いと思いますが、私の人生も変わりました。

 

最近は、連日多数の鉄剤を処方しています。

 

ビタミン剤も同様です。

 

外科医でありながら、今年度の鉄剤の処方数は、日本でもトップテンに入る自信があります。

 

まだまだ鉄不足、質的な栄養障害(蛋白質・脂質・ビタミン・ミネラル不足)の患者さんが減る気配はありません。

 

日々狩りをしている気分です。

 

来年度もさらに処方が増えるでしょう。

 

こうなったら、とことんやりたいと思います。

藤川先生のfacebookより、三石理論による不妊対策の記事を引用させて頂きます。

 

私もこれまで何人かの不妊の患者さんから相談を受け、高蛋白、ビタミンB、ビタミンC、鉄剤処方で対応していました。

 

さらに、ビタミンEが鍵のようです。

 

自然治癒の健康相談ー13,不妊症

 

三石巌:全業績ー6、分子栄養学の健康相談、より

 

27歳の主婦;月経が年に1~2回しかなく、結婚3年目ですが妊娠しません。通院して1年、クロミット、セキソビットとHCG注射を併用していますが、効き目がありません。こんどは、五つ子で有名なHMGを使うといわれ、不安なのですが。

 

 私のアドバイス、

  赤ちゃんがほしい人が、八方手をつくすのは当然です。排卵誘発剤の使用も、もっともだと思います。

  ただここに、私の経験がいくつかありますので、参考のために、その一つを紹介しておきます。

  その主人は43歳、奥さんは42歳という年で、子供がありませんでした。結婚後すでに9年もたっていたのですから、本人たちも周囲のものも、あきらめかけていました。

  私は、ビタミンE50IUのカプセルを110個やってはどうか、とアドバイスをしました。むろん、これをご両人にすすめたわけです。1500IUですから、ちょっと費用がかかります。しかし、お子さんがほしい場合、たいていの人は、いくらお金がかかってもかまわないというものです。

  これを半年続けて、めでたく妊娠に成功しました。このように上手くいったケースはほかにも沢山あります。排卵誘発剤の世話にならずに子宝に恵まれる方法がある、ということです。ただし、ビタミンEの一日量を4000IUにふやすまで成功しなかった例もあります。

  むろん、ビタミンEで百発百中などということはないでしょう。それにしても、赤ちゃんのほしい人が最初に手をだすべきものは、排卵誘発剤ではなく、ビタミンEだと私は思っています。

  このようなことがあるからといって、ビタミンEを、妊娠のための薬だと考えてはまちがいです。日常の食習慣のなかでビタミンEが欠乏していたからこそ、不妊の状態があった、と考えるべきです。だから、原因は栄養失調という見方になります。しかし、ビタミンEを豊富にふくむ食品というのが、小麦や米の胚芽であったりピーナッツであったりでは、知らないままに欠乏におちいったとしても、ふしぎはないでしょう。サラダオイルや魚油のように、ビタミンEを食う食品もあるのですから、油断はできません。

  ビタミンEは、性ホルモンの分泌を正常化します。性ホルモンは、副腎皮質、精巣、卵巣でつくられますが、そのもとじめは脳下垂体前葉にあります。ここから、性腺刺激ホルモンも、副腎皮質刺激ホルモンも分泌されるのです。ビタミンEは、たぶん、脳下垂体でも、副腎皮質でも、精巣でも、卵巣でも、重要な役割をもっているのでしょう。

  不妊に克服のためには、男性の協力が必要です。不妊の原因の30~50%は男性にあるといわれているのですから、問題の原因を奥さんになすりつけるのは、無知というものです。

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不妊の場合、夫婦でビタミンE400~4000IU

 日常の食習慣のなかでビタミンEが欠乏していたからこそ、不妊の状態があった。

 鉄剤、フェロケルでフェリチンを50以上にしておくことも必要。

 低フェリチンでは不妊になります。

また当然ながら、夫婦で高タンパク/低糖質食。

 糖質まみれの食生活で低タンパクではダメに決まっています。

しかし現実は、ジャンクフードを食べつつ不妊治療に通っている人が多いのではないでしょうか?

 結論、高タンパク/低糖質食+鉄+E(+C)

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