カテゴリ: 実際の治療経験

過去に受けた手術による腸の癒着が原因による腸閉塞を繰り返す人がいます。

 

その患者さんに、11食を勧めてみました。

 

結局どんなに食事内容を工夫しても、1日に食べる食事量が多い。

 

あまり厳しく食事を考えても、長続きしない。

 

だったら、11食にしてもらおうと思い立ちました。

 

朝と昼は、固形物は摂取しない。

 

夕食だけ、糖質少な目、蛋白質中心の食事。

 

野菜はほどほどに。

 

油断しなければ、これでこの方は腸閉塞を予防できるでしょう。

重症のため集中治療室に入院、腸が麻痺してなかなか便が出ない人に対してビタミンC粉末を経鼻胃管(鼻から胃の中に通すチューブ)から注入してみました。

 

数十分後に、便が大量に出始めました。

 

腸の動きも良くなり、お腹の張りも良くなりました。

 

ビタミンC粉末を溶かして口から飲むのは、酸っぱくて大変。

 

ただチューブから胃あるいは腸の中に直接注入する場合は、味は関係ありません。

 

全身状態と目的に応じた量を注入可能です。

 

ビタミンC粉末は効果的、安全、安価な下剤として広く活用できそうです。

昨日の記事の患者さんは、過去に胸の痛みや苦しさのため心臓カテーテル検査を受けました

 

狭心症が疑われていたようですが、冠状動脈の狭窄はありませんでした。

 

そのため、異型狭心症(日本心臓財団のホームページにリンクさせて頂きました)が疑われ内服治療が始まったようです。

 

患者さん本人の言葉では、内服をしてもあまり症状の改善に繋がらなかったようです。

 

私からすれば、当然。

 

フェリチン 10を放置していては、治る病気も治らない。

 

ていうかこの患者さんは、鉄不足が本当の原因。

 

ここで一つの疑問が生じます。

 

異型狭心症と診断されている患者さんは、きちんと鉄不足を否定されているのか。

 

たぶん誰もフェリチンを調べていないでしょう。

 

本物の異型狭心症と、本当は鉄不足だけど異型狭心症とされちゃってる人がいるかもしれません。

 

きちんと質的な栄養障害を改善させることで、何となく診断され無駄に投薬を受けている患者さんが減るのではないかと思っています。

 

甲状腺機能低下症も、その一つです。

30歳代女性。偏頭痛で神経内科に通院している方。

 

半年前から原因不明の腹痛のため何度も救急外来に受診していました。

 

CTや大腸内視鏡でも、原因が分からなかったようです。

 

また腹痛を起こしたため、私が診察しました。

 

診察する前に、もう診断は付いています。

 

質的な栄養障害、鉄不足です。

 

食事は糖質ばかり。

 

蛋白質は、ほとんど食べない。

 

病名が分からずに、ずっと不安だったそうです。

 

病名はズバリ、栄養失調。

 

対策は、明確です。

 

糖質制限+蛋白質・脂質摂取+ビタミン・ミネラル処方。

 

一家で実施してもらいます。

 

頭痛も同じ原因でしょう。

 

はっきり言って、今の医療現場はこの程度のレベル。

 

情報を得た者は助かり、情報を得られなかった者は苦しむ。

 

残酷ですが、現実。

 

いちはやく、パラダイムシフトを加速させたいです。

40歳代男性、長年の腰痛と腹痛で受診しました。

 

痛みの原因が様々な検査でもはっきり分からず、痛み止めを内服したり医療麻薬の貼付剤を使用していたようです。

 

テレビに出てきそうな「神の手」ドクターにもかかったそうですが、手の施しようがないと言われました。

 

このような病歴を聴くだけで、筋膜性疼痛:MPSを私は疑います。

 

「神の手」は、所詮その程度の診断もできません。

 

後は、MPSを発症しやすくしている要因、ほとんどが質的な栄養障害を診断して対処するだけです。

 

実際に診察してみると、腹痛はいわゆる内臓から発する痛みではなく、腹筋の痛みと考えました。

 

トリガーポイント注射を打つと、その場で痛みが和らぎました。

 

あらゆる病院にかかり、あらゆる鎮痛剤を用いても取れなかった痛みが、怪しげな注射一本で即座に和らいでしまう。

 

内臓の痛みだと思い込んでいた患者さんを、まずこのように驚かせます。

 

その後にMPSの説明をしたり、質的な栄養障害についての質問をします。

 

これまで何年も悩んでいた痛みを一撃で取れば、普通は信者になってしまいます。

 

それが狙い。

 

グダグダ理屈を言っても、説得力がありません。

 

一撃で洗脳できちゃうのが、トリガーポイント注射の役割であり最大の魅力です。

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