2005年10月23日

大学受験〜TMyama編〜

受験生支援バトンを書こうと思いつつ,全くもって参考になる気がしない.
私は,受験勉強らしい受験勉強をしていないからだ.
でも,何でか現役で大学に受かっている.

で,何で合格したかは定かではないのだが,化学だけはアホみたいにできていたので,私の受かった大学は,合格点数に満たなくてもある教科の得点が上位の5%に入っとったら合格と言うのがある(今はあるか分らんが)ので,そやつだったかもしれん.
化学,全部解けたし(全部があっているかは知らん.).
でも,数学も難しくなく,ほとんど解けてたような気もするので,普通に合格していたのかも?
ただし,英語はできたかどうかわからん.

で,ここで私が言っておきたいことは,「受験校は,いろいろ考えて決めよう!!」である.
(そうそう,受験生支援バトンは明日書きます.全く参考にならんと思うが.)



よく生徒&受験が分ったような(つもりになっとる)教師は,「大学じゃなくて,やりたいこと(学部)を見つけよう.」なんて事を言うが,文言からすればまさにその通り.
だが,ここで要注意なのは,じゃあ「どこ(の大学のどこの学部)に行けば,何ができるんですか?」である.
文系は分らんが,理系に限って言うと,大学と学部とのレベルが異なることはよくあることである.

しかし,上の質問に明確に答えられる教師はほとんどいない.
もっと言ってしまうと,教育学部卒の教師には分かる訳がない.
研究ほとんどしとらんのだから.
教育学部卒の教師の進路指導は,世の中ではかなりマイナーな方たちの意見と知っておこう(偏差値のことは知っていても,研究のことは全くのド素人である.).

理系の教師の中には,教育学部卒でない人もたくさんおる.
例えば,物理のK先生とか.
大学でどんなことがやりたいか決まっている人は,こんな先生の意見を聞いてみるのが得策と考える.
でも,かなり細かいところまで決まっていないといけないと思う.
物理だったら,理論系or実験系とか,化学だったら無機or有機or高分子とか.
でももっと言ってしまうと,これらの人に聞いても,自分の専攻していた研究のことしか分らない.
有機を専攻していた人に,「無機の有名な研究室はどこですか?」と聞いても,明確な答えは出てこないだろう.

でも一つ言えることは,各大学により癖はあるものの,研究している学科さえあれば,大学によってそれほど研究に偏りがあるわけではなく,大体万遍に研究しているものだ.
なので,それほど研究室にこだわってまで学科を決める必要も無いかもしれない.

それに,最近は各大学がHPを持っているので,そっちを調べてみてもいい.
どこの大学のどこの学部のどこの研究室が何をしているか分るだろう.

それと上記について注意が一つ.
教授と言うのは生ものであり,良く異動・退職をするものだ.
なので,A教授の研究室に入ろうと思って大学にいったのに,研究室に配属されるときにはA教授がいないと言うこともありえるのだ.
特に,教授の定年には要注意である.

又,全然行きたい学部or研究室が決まっていないのであれば,国公立の偏差値の高い大学or有名私立に行くに越したことはない.
研究の質がどうかは知らないが,間違いなく研究費はたくさんあるからだ.
残念ながら,研究費の多い少ないで,自分のしたい研究のできる,できないが決まってしまうことがある.
研究において,お金があるに越した事はないのだ.
研究費が多いと,研究のできる範囲がより広がると考えよう.

次に重要なポイントをもう一つ.
大学を卒業すると普通就職することになる.
もちろん就職活動することになると思うが,この就職活動,大学によってかなり影響を受ける

これは決して,有名大学だから有名企業に就職できると言うことではない.
トヨタとかFUJITSUなんかは,大学名を伏せさせて採用活動をすることもある.
私が言いたいのは,場所の拘束を大きく受けるということである.

すなわち,大阪の大学に行っている人は大体大阪で就職し,東京の大学に行っている人は大体東京で就職する.
上記の文章は,就職→就職活動とするべきかも知れない.
就職活動をしようと思うと,結構金(主に交通費)がかかる.

従って,大阪に住んでいても,東京にいちいち就職試験を受けに行くのは結構負担なのだ(金銭的&時間的に).
なかには地方で採用セミナーを開いてくれる会社もあるものの,やはりセミナー自体の絶対量が違う.

と言うことで,東京で就職したいと思っている人は,東京の大学に行ったほうが賢明であると思う(賛否があると思うが).

親にお金の面で苦労をかけるかもしれないが,なら,バイトしたり奨学金をもらえばいいわけだ.
方法はいくらでもある.
(ちなみに私は,大学院に行ったが,学校からの奨学金(授業料の半分&返さなくていい)をもらっていたため,半額で大学院に通っていた.特に私学では独自に奨学金を設けているところもあるので,チェックするといいかもしれない.)


と言う訳で,要するに,
‖膤悗任靴燭い海
⊇⊃Δ靴燭ぞ貊
を考えた上で,受験校を決めましょう,と言うことである.


で,私が現役の時にはこんなこと考えることなく,

ゝ槝峠馘垢濃簑腓隆蟒颪鯀ぶ.
選ぶ条件は,化学系の学部があること,地方受験があることで適当に選ぶ.

大阪のK大学応用化学科に受かる.

9餮立の前期はだめで,後期は受けず.

ぃ紡膤惺学部応用化学科に進学.
と,応用化学科は,工学部の他の学科よりもかなり研究レベルが高いことが判明.

ジΦ羲芝杪阿蓮ず体がしたかった(高校時代から)ので,その研究室を選ぶ.
と,じつはこの教授,世界でもその分野の先駆者であり,国公立大学の定年後,たまたまうちの大学に移ってきたところだった(私学には,定年後の有名な教授が来ることが多い).

Ρ,某奮悄
学部の成績がそこそこよかったので,学内の専願試験(英語&面接のみ;合格率ほぼ100%)を受けることができ,そつなく合格.

大阪で就職

と,かなり行き当たりばったりだったのだが,運だけは非常によく,いずれの選択肢もはずれでなかった.

研究室では思う存分研究し,
院の研究では,修論が有名雑誌に掲載された(サッカーで言えば,Jリーグで優勝するか,ワールドカップに出るくらいすごいと思う.ただし,私は英語を書いていない.チェックはしたけど.).
この研究の内容は,Abstract読めば分るが,新しい物質を作って,こやつを反応させると,ある中間体ができる.
この中間体は,非常に不安定で,今までμ秒レベルしか寿命が無かったのに,今回の物質では,その中間体の寿命が秒レベルになり(6桁寿命が延びて,人間の目でも見えるようになった),いろんな性質を調べることができました,と言う話.
もちろん,この中間体をこれほどまでに安定化させたのは世界初である(でないと,雑誌に載らない.).

つでに,こないだ,その続きの研究も雑誌に載ったらしい(この雑誌も,無機化学の分野では有名).

でも,やっぱり研究にお金は必要.
よく高い試薬を買うために,教授(「この試薬ないと研究できませんけど,いいですかー?」(軽い脅し))&試薬屋さん(「10本買うからまけて!!」)と交渉しました.
それも含めていい思い出です.
ちなみに,今でも研究室にお邪魔すること(召集がかかること)はちらほらあり,教授とも長話する仲です.

ついでに,ここで初めて他人に言うのだが(親にも言っていない),院を主席で卒業し,修了式ではコメントを求められ,爆笑を取った(その写真が,HPにアップされてます.特別行事>修了式(2004.3.23)).

はっきり言って,この2つは自慢です.


と言うことで,何が言いたかったかと言うと,大学(組織)は住めば都.
なんでも楽しもうと思えば楽しい.
楽しいことを見つけることが大事.
なので,大学に入ることとともに,そこで何をするかと言うのも大事ですと言う話.

ただし,それも大学に入らなければ無理な話.
受験生の諸君,決して私に見習うことなく,自分なりの目標を持ち,悔いの無いように頑張ること.
何も考えていなかった私でさえこれだけ楽しめたのだから,目標を持って自分の思っている大学に受かれば,これ以上の選択肢が広がります.

受験勉強を頑張るためにも,しっかりした目標を立てましょうという話.



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1. 受験生支援バトン・前編  [ 天声林語 ]   2005年10月24日 01:09
K村が受験生支援企画としてバトンを作ったようである. 受験生でないものが受験生に...
2. 早くも反響が。  [ ばあちゃんと僕。 ]   2005年10月24日 02:57
反応ありがとうございます。

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