SKE48とエアバスA380超絶推し男のblog

Farewell Delta(ex-Northwest) B747-400 (1988~2017)

5月17日(木)の記事にもまとめたように、去る5月15日(火)を以てシンガポール航空のシンガポール~大阪(関西)線で使用されていたエアバスA330-300が、ボーイングB787-10に置き換えられる形で撤退しました。
私自身、エアバスA330-300が充当されていた時期のこの路線に計2往復搭乗した経験があり、今回の置き換えには時代の流れとは言え一抹の寂しさを感じているところです。

前置きはこれぐらいにして、今日から2回に分け、8年間にわたってシンガポールと大阪を結んで活躍したエアバスA330-300への感謝の気持ちを込めて、昨年夏の新婚旅行の往路に搭乗した大阪(関西)発シンガポール行きSQ615便(現在のSQ623便に相当)の搭乗記をお届けします。

2017年7月9日(土)。
土曜出勤を終えた私は、一旦帰宅してシャワーを浴びてから、阪急電鉄・大阪市営地下鉄(現大阪メトロ)・南海電鉄を乗り継いで21時半少し前に関西国際空港に到着しました。
天下茶屋から関西空港までは、新婚旅行ということで特急「ラピートβ」を奮発。
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シンガポール航空の搭乗手続きは、第1ターミナルビルチェックインロビーの北の端にあるHカウンターでの受付となります。
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今回の新婚旅行ではシンガポール航空・ジェットスターとも全区間エコノミークラスで予約を入れていたのですが、ANAスーパーフライヤーズカード(SFC)を保有していたので、関西国際空港ではビジネスクラス用のカウンターでチェックインすることができました。
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搭乗手続きと外貨両替が済んだ後は、特に他にすることもなかったので早めに出国。
搭乗開始まで南ウイング制限エリアの「JALサクララウンジ」で休息することにしました。
シンガポール航空とコードシェア相手のANAは、ともに航空連合「スターアライアンス」のメンバー。これに対して、JALは航空連合「ワンワールド」の一員です。
なぜ「スターアライアンス」加盟の航空会社のフライトを利用する際に、「ワンワールド」加盟の航空会社のラウンジを利用できるのか?その謎を解く鍵は意外なところにありました。
そもそもシンガポール航空は関西国際空港での地上業務を、「スターアライアンス」や「ワンワールド」が発足する遥か以前からJALに委託しており、同空港の開港以来JALと同じ南ウイング側の搭乗ゲートから発着していました。そのため、同社便の利用者も今日まで北ウイングにあるANAラウンジではなく、南ウイングにあるJALサクララウンジに案内されているわけです。
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「JALサクララウンジ」の利用航空会社一覧。
「スターアライアンス」加盟の航空会社では、シンガポール航空の他中国国際航空も南ウイングからの発着となっているため、会社指定のラウンジが「JALサクララウンジ」となっています。
このほか、中国南方航空、チャイナエアライン、ガルーダ・インドネシア航空、中国東方航空、上海航空、厦門航空、ベトナム航空といった航空連合「スカイチーム」加盟各社のフライトの利用者も、違う航空連合であるにも関わらず、「JALサクララウンジ」に案内されるようになっています。
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せっかくのサクララウンジ。たらふく飲み食いしたかったところですが、夏バテ気味で、なおかつ仕事帰りで疲れきっていたのでカレーライスとスモークサーモンを食べるのがやっとでした。
お酒も、梅酒とビールを少々いただいただけでした。
そんなわけで、写真が通常時より少ないので悪しからず。
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もう少しJALサクララウンジでのんびりしたかったのですが、搭乗の最終案内がアナウンスされたので、大慌てでSQ615便の待つ41番ゲートに向かいました。23時15分頃に何とか搭乗。
(ここでも疲れていたり、慌てていたりでろくに写真を撮れていません。悪しからず。)
夏の繁忙期にはまだ間がある時期ですが、エコノミークラスのキャビンは満席に近い状況でした。
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着席してまずやることといえば、個人用モニターの言語設定です。
シンガポール航空エアバスA330-300の個人用モニターですが、日本路線での運用時には日本語での表示モードを選択することができます。
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プッシュバック前に配布されたアメニティキット。
シンガポール航空の夜行便では、エコノミークラスでもアメニティキットが配布されています。
袋には、シンガポール航空の創立70周年を記念するロゴマークが入っていました。
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こちらがアメニティキットの中身。
靴下と歯ブラシ、歯磨き粉です。
この歯ブラシと歯磨き粉ですが、環境保護のため歯磨きや歯磨き粉が常備されていないオーストラリアのホテルでの滞在中に大いに役立ちました。
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こちらは毛布。
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深夜のトラフィックが混んでいない時間帯とあり、SQ615便はほぼ定刻通り関西国際空港の滑走路24Lを飛び立ちました。機内エンターテイメント番組で、シンディー=ローパーのアルバムを聴きながらの旅立ちでした。
このあたりで、座席前ポケットの中身を紹介します。
エアバスA330-300の安全のしおり。
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機内誌「SILVERKRIS」2017年7月号。ルーマニアが特集されていました。
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機内販売カタログ「KRISSHOP」2017年7・8月号
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機内エンターテイメントの番組表「KRISWORLD」2017年7月号。
これを読んで、行き帰りのフライトでどの映画を観るか、パートナーと話し合ったものです。
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さて、シンガポール航空では一部の短距離路線を除き、エコノミークラスでも機内食のメニューカードを配布しています。
このあたりで記事が長くなりましたので、続きはまた明日!(続く)
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阪急電鉄の子会社・能勢電鉄に、この春画期的な新型車輌が登場しました。

能勢電鉄ではこのほど、2015年導入開始の5100系(元阪急5100系)以来2年ぶりの新形式車輌となる7200系(元阪急7000・6000系)を導入。2018年3月19日(月)より同社の妙見線・日生線で営業運転を開始しました。
この新車は能勢電鉄の従来車と同様、親会社である阪急電鉄の中古車輌が種車となってはいますが、随所に新機軸が盛り込まれており、2017年秋に阪神電鉄尼崎工場で落成してからというものの、関西の鉄道ファンの間で大いに話題となっていました。

私も阪急電鉄・能勢電鉄のファンとして、この7200系のことが気になって仕方がなかったもので、営業運転開始初日に、阪急京都線の人身事故による運転見合わせをかいくぐって試乗してきました。

川西能勢口駅4号線ホームで発車を待つ、7200系7200F。
川西能勢口寄りの先頭車は、7250号車(Tc)です。
マルーンをベースに、屋根部分がクリーム色で塗り分けられた塗装は、基本的には阪急時代と変わっていませんが、能勢電鉄平野車庫での整備の際にクリーム色部分とマルーン部分の間に金色のラインが追加されています。
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7200系のデビューを記念して、両先頭車(7250号車(Tc)と7200号車(Mc))には前後で異なるデザインのヘッドマークが掲出されていました。
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両先頭車の運転室後ろの小窓の下には、形式名を表す「N7200」のロゴが金色の筆記体で入れられていました。「N」は能勢電鉄の頭文字を表しているようです。
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前面の種別表示器・行先表示器、側面の種別・行先表示器は、阪急時代の幕式からフルカラーLED式に改められました。
なお、阪急7000・6000系の側面には、種別表示器と行先表示器が独立した形で設けられていましたが、能勢電鉄7200系への改造にあたって従来の種別表示器は埋められ、行先表示器のあった場所にフルカラーLED式の種別・行先表示器が設置されています。
この新しい表示器は、能勢電鉄5100系の初期導入グループに設置されたものとほぼ同一仕様のようです。
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7250号車にて。
ドア横には、能勢電鉄の車輌(注)としては初の採用となるLCDモニターが設置され、行先と停車駅を日・英・中・韓の4ヶ国語で案内しています。
(注)特急「日生エクスプレス」として乗り入れてくる阪急1000系(2代目)は、2013年のデビュー時からドア上にLCDモニターを装備しています。
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7250号車の運転台。
種車である阪急7000系のものがそのまま使われており、能勢電鉄の車輌(注)では初となるワンハンドル式マスコンを装備しています。
(注)特急「日生エクスプレス」として乗り入れてくる阪急6000系・1000系(2代目)も、ワンハンドル式マスコンを装備。
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7250号車と7200号車の車内妻面の銘板。
「アルナ工機 昭和62年」、「阪神車両メンテナンス 2017改造」。
7200号車と7250号車は、もともと阪急7000系の7025号車・7125号車として、1987年に尼崎市のアルナ工機(現アルナ車両)(摂津市に移転)で製造された車輌でした。製造後満30年となった2017年に、生まれ故郷の尼崎市にある阪神車両メンテナンス(阪神電鉄尼崎工場内)で改造工事を受け、現在の姿になったというわけです。
写真は7250号車(元阪急7025)にて撮影。
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こちらは中間車の7230号車(M)と7280号車(T)の妻面の銘板。
「アルナ工機 昭和60年」、「阪神車両メンテナンス 2017改造」。
この2両ですが、7200・7250号車に先立つこと2年、1985年にアルナ工機にて阪急6000系6681号車・6671号車として製造されました。その後長期休車を経て、7025Fの2両と組んだ形で能勢電鉄に譲渡されることになったわけです。
写真は7230号車にて撮影。

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7200号車の車番プレート。
参考までに、7200Fの編成表を掲載しておきます。
川西能勢口←7250(Tc)+7280(T)+7230(M)+7200(Mc)→日生中央・妙見口
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ドア上の広告は、全て7200Fのサイドビューのイラストをあしらった、7200系デビュー記念の特別仕様でした。
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ドア横の広告も7200系のデビューを記念した内容で、新顔の7200系をセンターに、3100系(元阪急3100系)・1700系(元阪急2000系)・5100系・6000系(元阪急6000系)と、能勢電鉄鉄道線の現役車輌全種類の前面写真が掲載されていました。
なかでも5100系については、標準塗装の編成のみならず、2パターンの復刻塗装編成まで掲載されるという芸の細かさです。
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座席の横仕切りには、大きな樹木がデザインされていました。
自然豊かなエリアを走っている能勢電鉄ならではのデザインかもしれません。
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7200号車の車内。
阪急時代と同様落ち着いた雰囲気ですが、能勢電鉄への入線にあたって、最新鋭の1000系(2代目)や9000系、あるいは7000系のリニューアル車に準じたイメージチェンジが行われています。
合わせて、足回りも最新仕様のVVVFインバータ制御に改められ、走行時の音も随分と静かになった印象でした。
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妙見口駅に到着、ものの5分もせず川西能勢口に折り返す7200F。
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ちょっとぶれてしまいましたが、妙見口・日生中央寄り先頭車の7200号車に取り付けられたヘッドマーク。
7250号車のヘッドマークに7250号車が描かれているのに対し、こちらには7200号車が描かれています。
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屋根の金帯、そして腰板のロゴマークが真新しい7200号車。
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能勢電鉄の在籍車輌ではもっとも新しく、また同社では初となる新機軸が多数盛り込まれた7200系。
営業運転開始の前日、2018年3月18日(日)には川西能勢口駅で記念イベントが実施され、また記念のグッズも多数販売されるなど、能勢電鉄は全社一丸となって期待の新車のデビューを盛り上げました。
現在、阪神車両メンテナンスでは、阪急7000系の7016F(4両編成)が7200系7201Fとして能勢電鉄に譲渡されるべく改造を受けているそうで、落成が待たれるところです。
ただ、7200Fの導入により、「えんとつ町のプペル電車」として活躍していた1700系1752Fが廃車となっており、今後も7200系の増備に伴い1700系の退役が進むものと予想されます。

能勢電鉄の新たなフラッグシップである7200系が今後さらに活躍の場を広げることを願いつつ、残る1700系が1日も長く元気な姿を見せ続けることを願い、今夜は締めくくらせていただきます。

シンガポール航空ホームページ内特設サイト(日本語)

※画像はシンガポール航空ホームページより
SQ787
Youtubeの動画(撮影:Sam Chui氏)
 
東京(羽田)線でエアバスA350-900XWBを運航し、繁忙期になると東京(成田)線や大阪(関西)線にフラッグシップのエアバスA380を投入するなど、日本路線をとりわけ重視している印象の強いシンガポール航空。
このシンガポール航空が、またまた最新鋭の機材を日本路線に投入することになりました。

シンガポール航空ではこのほど、高需要のアジア・オセアニア路線向けに世界初となる最新鋭機材ボーイングB787-10を導入。4月3日(火)のシンガポール発バンコク(スワンナプーム)行きSQ970便でデビューさせました。
そして、シンガポール~バンコク(スワンナプーム)線
シンガポール~クアラルンプール(セパン)線といった短距離路線で慣熟訓練を兼ねた運航を行った後、当初の計画通り高需要中距離路線への本格投入が始まったわけですが、シンガポール航空がその第一弾として選んだのがシンガポール~大阪(関西)線でした。

こうして、シンガポール航空のシンガポール~大阪(関西)線のうち、SQ618・619便の1往復が2018年5月3日(木・祝)よりボーイングB787-10で運航されることになりました。追って、5月16日(水)より残るSQ622・623便もボーイングB787-10に置き換えられており、同路線は1日2往復全てが従来のエアバスA330-300に代わり、ボーイングB787-10での運航となっています。

シンガポール~大阪(関西)線の時刻表は以下の通

シンガポール0125→(SQ618便)→0905大阪(関西)
シンガポール1355→(SQ622便)→2135大阪(関西)
大阪(関西)1055→(SQ619便)→1640シンガポール
大阪(関西)2325→(SQ623便)→0505(翌日)
シンガポール

さらに、これにとどまらず、シンガポール航空は他の日本路線にも順次ボーイングB787-10を投入する方針を打ち出しており、手始めにシンガポール~東京(成田)線のSQ638・637便にも5月18日(金)(シンガポール発)より従来のボーイングB777-300ERに代わって、ボーイングB787-10を投入します。

SQ638・637便の時刻表は以下の通り。
シンガポール2355→(SQ638便)→0800(翌日)東京(成田)
東京(成田)1110→(SQ637便)→1720シンガポール

残るシンガポール~名古屋(中部)線、シンガポール~福岡線についても、2018年度内をめどにボーイングB787-10の投入が計画されているということで、中京圏・福北圏の利用者にとっては大いに楽しみなところと思われます。

また、ここまで紹介したボーイングB787-10の投入路線は全てアジア内路線でしたが、5月8日(火)(シンガポール発)よりシンガポール~パース線のSQ215・216便での運航も始まりました。
今後、頭数が増えるとともに、極東アジア路線やオセアニア路線、インド路線、中東路線での運用が拡大されるとみられ、その動向に注目したいところです。

ここからは、ボーイングB787-10のコンフィギュレーションについて軽く説明を加えようと思います。

シンガポール航空のボーイングB787-10には、36席のビジネスクラスと301席のエコノミークラス、計337席が設けられています。

ビジネスクラスは通路を挟んで1+2+1の配列となっており、シンガポール航空の短中距離路線専用機材としては初めてフルフラット仕様の座席を採用したのが特色となっています。
公式サイト内の特集ページを見た限り、長距離路線用のボーイングB777-300ERやエアバスA380の新仕様機、エアバスA350-900XWBに搭載されているものをベースにした座席が搭載されているようです。
※写真はエアバスA350-900XWBで撮影
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また、エコノミークラスの座席も、ボーイングB777-300ERやエアバスA380の新仕様機エアバスA350-900XWBといった最新鋭の長距離機材で採用されたものと似通っており、11.6インチの大きなタッチパネル式スクリーンで機内エンターテイメント「クリスワールド」を楽しむことができます。
※写真はエアバスA350-900XWBで撮影

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「クリスワールド」では邦画やJ-POPを含む充実した番組が用意されており、また機内食に目を移すとエコノミークラスでもハイレベルな日本食が提供されるなど、シンガポール航空のボーイングB787-10では日本~東南アジア路線では最高レベルの機内サービスが提供されることになります。

あくまで中距離仕様ということでプレミアムエコノミーの設定がなく、ボーイングB777-300ERからの置き換えとなるシンガポール~東京(成田)線(注)ではこの点が課題になるものと思われます。この点を踏まえて、今後増備される機体ではプレミアムエコノミーが設定される可能性もあるかもしれません。
(注)シンガポール~東京(成田)~ロサンゼルス間のフライトであるSQ12・11便は、引き続きプレミアムエコノミー付きのボーイングB777-300ERで運航。

相次ぐ最新鋭機材の投入と、より磨きを加えたサービスで、日本~シンガポール路線で新境地を開拓している感のあるシンガポール航空。同社の今後のさらなる発展と成長に期待したいものです


さて、ボーイングB787-10の投入に伴い、これまで短中距離路線で活躍してきたエアバスA330-300、ボーイングB777-200ER、同B777-300といった機材は順次置き換えられる方向です。
いずれの機体も、日本路線ではお馴染みの存在だったわけですが、完全退役の日まで安全に務めを果たしていただく事を願って締めくくらせていただきます。
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