エスパルス研究所

清水エスパルスの躍進と新スタジアム建設に向けた考察

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 過去数シーズンの節ごとの勝ち点の推移を示したこのグラフは、時々更新してお目にかけているものだけど、第26節終了時点で勝ち点が昨シーズンと同じ34に到達したので、その記念に掲載しておく。昨シーズンよりも8節早くこの勝ち点に到達したことは、まあまあの成果であり、監督交代が一応は上手く行ったという評価はできるだろう。しかし、今季は例年以上に混戦で、残留ラインは高くなると見られ、昨シーズンと同じ勝ち点を積んだからと言って、まだ安心できない。

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 決定力、守備力、試合運びに大いに課題を残した柏戦だったが、むろん良かった点もあって、中でも、松原后の攻撃参加は効果的だった。左サイドハーフの白崎との相性が良いのか、スムーズに攻撃に絡んでいた。松原と言えば、左足のコースを切られると手詰まりになる傾向があり、「右足も使えるようになれよ!」という声が以前からサポ筋から寄せられていたが、今回の柏戦で初めてと言っていいくらい、切り返してからの右足クロスという場面が見られた。しかも、最近コントロールが定まっていなかった左足クロスより、右足の方が正確なんじゃないかと思える良い球筋のクロスが上がっていた。本人が相当、右足を使う研究や練習をした成果なのかもしれない。一皮むけたか?

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 清水が最近リーグ戦で勝った3試合には、共通点がある。いずれの試合でも、ペナ付近での清水の際どいプレーを、審判が見逃してくれたことだ。ホーム鳥栖戦でフレイレが金崎を倒したシーンはノーファウルという判定だったが、普通だったらあれは鳥栖の至近距離からのフリーキックで、しかもフレイレは一発レッドだろう。アウェー横浜戦では、ペナ内で松原が仲川を倒し、あれは10人の主審のうち8人くらいはPKにとると思う。ウーゴ・ヴィエイラがペナ内で倒れてシミュレーションをとられたシーンも、10人の主審のうち6人くらいはPKにとるような場面だった。そして、今回のアウェー柏戦では、ペナ内に侵入しようとした山崎を、立田が後ろから押して倒した。ちょっと押しただけなので、「ファウルにとられない丁度良い塩梅で押した立田のファインプレー」と言えなくもないが、10人の主審のうち3人くらいはPKと判定したのではないかと思われ(ペナ内だったのか外だったのか、ちょっと記憶が定かでないが)、際どかったことは間違いない。逆に、ホーム湘南戦、ホーム・ガンバ戦と、どちらともとれるような場面で、清水がPKのチャンスをもらい、それを勝利に結び付けた幸運もあった。

 むろん、我々としては、審判が味方をしてくれた方が有難いわけだが、こういうのは長い目で見れば平均していくものであり、逆に誤審で負けが続くような時期が来ても不思議ではない。したがって、最近、審判の甘い判定で転がり込んだ勝ち点は有難くいただくとして、ちょっとやそっとの判定で左右されないような強靭なチーム作りを目指さなければならない。

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 攻守にまったく精彩を欠く先方の調子と、前半の内容から見れば、3:0、4:0くらいで勝たなければいけない試合だったが、残念ながら、それが3:2になってしまうのが、今の清水クオリティ。「3点くらいとらないと、勝てないだろうな」とは思っていたが、まさにそんな試合。いかにも今季の清水らしい、ドタバタした勝ち方だった。

 ただ、いつもとちょっと違ったのは、得点をとったのがFWではなくMFだったことである。逆に言うと、怪我上がりのクリスはあんなものかという気もするが、北川のプレーに判断ミスが多いのが気になる。思い切ったミドルシュートもあったので、DAZNの実況・解説は北川を称賛していたが、所長などはむしろ、北川がゴール前で本来の冴えを見せてくれたら、もっと楽勝できた試合だったと思う。精神的な迷いなので、1点とれれば、ケチャップドバドバだとは思うが。。。

 とか何とか、苦言も呈しつつも、やはりこの勝ち点3は相当デカい。ここまでの後半戦は、同じ相手に前半戦と違う結果が出ることが多かったが(例外は川崎相手に2度負けたこと)、柏相手にはホームでもアウェーでも勝ってダブルを達成した。次節は、ガンバ相手にやはりシーズン・ダブルを狙う試合になるので、そういう意味でも弾みがつくのではないか。

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 相変わらず仕事でバタバタしているので、アウェー仙台戦につき、だいぶ遅れ気味のコメント。

 前回のエントリーで、清水は前半に得点できなかった試合は勝利なし、また前半に得点できないと引き分けすらもほぼ無理で、スコアレスドローが関の山、ということを指摘した。その悪いジンクスが崩れる、あと一歩のところまで迫った仙台戦。もちろん、所長は、「自分がブログで書いたことがあっさりと覆され、大恥をかいてもいい。いや、恥をかかせてくれ!」と祈りながら観ていた。しかし、土壇場で、敵の勝ち越し点を被弾。ブログに間の悪いことを書いてしまったと、申し訳ない気持ちになってしまった。むろん、素人がサイバー空間で何を書こうと、ピッチ上の試合結果に影響が及ぶはずはないのだが、もしかしたら読んでくださった方が不快な思いをしたら、お詫び申し上げたい。

 状況を考えれば、オレンジ戦士たちは、良く戦っていたと思う。むろん、クリエイティブな要素などは皆無だが、運動量を出し惜しみせず、果敢にファイトするということはできていたと思う。少なくとも、1人少ない相手に腰の引けた戦いしかできなかった横浜FM戦の終盤に比べれば、胸は張れる。ただ、最悪に近かった横浜FM戦が勝ち点3で、できることはやり尽した感のある仙台戦が勝ち点0とは、皮肉としか言いようがない。

 試合のストーリーとしては、アウェー鹿島戦に似ていた。あの時も、引き分け狙いで、終盤に北川から兵働に交代して4141にし「少なくとも勝ち点1は持ち帰ろう」と目論んだが、アディショナルタイムに被弾。今回は、金子から角田にチェンジし、たぶん3または5バックにしたと思うのだが、かえってバランスを崩し、土壇場の被弾を呼び込んでしまった印象が強い。アウェーゲームで残り数分、同点という状況なら、守備系の選手を投入して、確実に勝ち点1を持って帰るというのは、誰もが考えることだと思う。しかし、今の清水に限っては、その「確実」というのが当てにならず、かえって攻め続けた方が勝ち点に近付くのではないかと思えてくる。

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 当S研では、清水の試合にまつわるジンクス、データ等を時々語らせていただくけど、今季の清水について、第24節まで生きている、絶対的な法則がある。それは、

 前半45分のうちに点をとらないと、勝てない。前半無得点だった試合は、一度も勝てていない。

 という法則である。もっと言えば、引き分けた試合も、基本的には、前半に得点できた試合である。例外は、スコアレスドローが2度あったことだけ。このことが意味するのは、深刻である。なぜなら、

 今季の清水は、前半ゴールが生まれなかったら、ほぼ負け。良くてスコアレスドロー。

 ということになってしまうからである。普通、弱いチームは、「前半はゼロゼロで我慢して、後半少ないチャンスをものにして逃げ切ろう」といったことを考える。しかし、守備力の弱い清水は前半かなりの確率で失点するし、ゼロゼロで後半に突入するようなタイトな試合では相手のゴールをこじ開けるクオリティがないので、「前半は我慢して後半勝負」という選択肢はほぼない、ということになる。

 なお、念のために申し上げておけば、前半に得点さえすれば、試合内容が流動的になって、後半に清水が追加点を挙げたり、追い付かれても勝ち越し点を奪ったりといったことは、可能である。横浜FM戦でも、同点弾が前半のうちに生まれたからこそ、後半に勝ち越し弾が生まれた。そういった意味での後半勝負は当然あるわけだが、前半のうちに1点でもとっておかないと、勝負にすら持ち込めないということである。


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 仕事が極度に忙しくなり、当S研ではしばらく更新が滞ってしまい、申し訳ない。

 それにしても、今回の横浜FM戦、「何でもいいから、とにかく勝たせてくれ」と思っていたのは事実である。他のサポさんたちもそうだろうし、おそらく選手も同じではないか。その、待望の結果を得たわけだけど、ただ、それにしても、ボロボロだったねえ。DAZNで観ていた当方などは、「解説の戸田先生に、90分+アディショナルタイム、ただひたすら清水の試合内容に関するお説教を聞かされた試合」という印象だけが残った。まあ、あとそれと、今の清水は、自分たちに有利な誤審が3つくらい重ならないと勝てないのかという、情けない思いと。

 例によって「内容は良かった」とうそぶくスウェーデン人とは対照的に、清水の守備はなぜ機能しないのかということを的確に指摘し、対戦相手の戦術とも照らし合わせつつ、具体的な対処法まで分かりやすく語る戸田先生。はて、現監督が今の清水に最も適任だろうかという疑念が募った試合だった。

 

 

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 清水サポなら誰でも、このチームは得点するとバカみたいに大はしゃぎしてその直後に失点すること、また「ベルギー・カウンター」(自分たちのコーナーキックからカウンターを食らうこと)で失点しがちであることを、熟知している。ところが、サポはそのことを痛いほど知っているのに、肝心の選手たち自身は、自分たちがどういうチームなのか、知らないのだろうか?

 一方、浦和に目を転じると、最近の浦和は上向き加減ではあるものの、基本的には裏狙いとセットプレーだけで点をとっており、守る側にとってはまだしも対策は可能である。川崎みたいに、分かってはいるけどどうしてもやられるという相手とは違う。

 そんな、清水のウィークと、浦和のストロングが、完全に現実のものとなった3失点。確かに、セレッソ戦、浦和戦と、パスの巡りは良くなり、攻撃の期待感は高まってきた。それ自体は良いことだけど、勝負を分けるのは、そういうことじゃないんだよね。

 かつて山形戦で、3点差を5分で追いつかれたというのは我々のトラウマとして残っているが、3度リードして3度とも追い付かれたという今回の浦和戦も、新たなトラウマとして残りそうだ。

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 清水自身の質に関して言えば、3連勝の時がものすごく良くて、3連敗の時がものすごく悪かったとは、思わない。どちらかと言うと、対戦相手の優劣によって、結果が決まったという印象の方が強い。まあ、その中には同じセレッソとの2回の対戦も含まれているわけだが、あのチームはソウザがいる・いないで攻守のクオリティーが全然違ってくるので、今回対戦したセレッソは、前回のそれとは違っていた。

 むしろ、今回のアウェー・セレッソ戦の前半などは、ヨンソン体制になって、一番良くパスが回り、スムーズにフィニッシュに持ち込んでいたという印象すらあった。だからこそ、先制点を奪い、リードした状態で前半を終えたかったのだが。

 時間帯によっては、良いサッカーも見せられたけど、試合の流れを掴めなかった、といったところか。それにしても、後半敵にリードを許して以降の、まったくなすすべがない様子は、見ていて辛かった。

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 ホーム川崎戦、ご覧のとおりの完敗。川崎の最近の試合を観て、「清水は少なくとも1点、まあたぶん2点くらいはとられるだろう。ということは、おそらく、複数得点しないと、勝ち点はとれないだろうな」とは思っていた。残念ながら、ドウグラスが負傷退場した時点で、清水が複数得点できる可能性は、ぐっと下がってしまった。

 ドウグラスの人並み外れた決定力により、先制こそできたものの、試合内容から考えても、勝ち目のあった試合とは、とても思えない。10回やったら、1勝・1分・8敗くらいになるのではないかと思われた。

 しかし、誤解を恐れず言えば、この敗戦に限っては、引きずる必要はないのではないか。川崎のサッカーは特殊であり、川崎のようなサッカーをやるチームはJ1全体を見渡しても他に存在しないからである。昨日の試合を思い返しても、そもそも同じ競技をやっているように思えない。こちらがサッカーをやっているのに、相手はハンドボールをやっているような感じで、完全に小バカにされていた。実に悔しいことだが、清水と川崎の相性により、両者の対戦は必ずそのような構図になる。

 我々は、川崎に勝てるように努力するよりも、川崎のサッカーがなくなることを期待した方がいいと思う。川崎はチームとして優れているが、属人的要素も大きく、中村憲剛が引退したり、大島が移籍したりしたら、もうあのサッカーは続けられないと思う。川崎のサッカーがなくなるまで、我々は我慢だ。おそらく、そんなに遠い将来ではあるまい。我々は、自分たちのできるサッカーをやり、勝てる相手に勝てば、それでいいと思う。

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