それにしても変な試合だった。逆説的にも、勝因は、最初のハンド、あれを見逃されたことにあったのかもしれない。クリスのセンタリングがペナ内の相手の手に当たったのは、審判にも見えただろうし、客観的に見てPKが妥当だったが、主審はとっさに笛を吹けなかったのだろう。その後ろめたさがあったから、「ペナ内で湘南側のファウル気味のプレーがあったら、今度はすぐに吹くようにしよう」という意識になり、その意識付けが強かったので、勢い余って、2つもPKをもらえたのだと思う。フレイレがユニをちょっと引っ張られたのも、クリスが相手と接触したのも事実なので、誤審とは言えないまでも、普段であればPKにとってもらえたかどうか。で、清水というのは、とれない時はからっきしとれないが、1点とれると2点目、2点とれると3点目と追加点はとれるチームなので、実に4つものゴールを積み重ねたわけである。正直、今の清水の守備は、ザルの中でも、だいぶ目の粗いザルの部類であり、内心、「3点くらいとらないと勝てないな」とは思っていたが、退場者が出たこともあり実際2点を返され、最後はまったく勝った気がしないゲームになってしまった。

 1年に一度あるかないかという幸運により、4:0というアドバンテージを得ながら、退場者を出し、ほうほうの体で逃げ切ることしかできない清水。勝ち点3とは裏腹に、不安ばかりが募る試合だった。

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