エスパルス研究所

清水エスパルスの躍進と新スタジアム建設に向けた考察

カテゴリ:エスパルス > 戦評・分析

goals

 すでに申し上げたとおり、個人的には、新シーズンもさることながら、もうちょっと旧シーズンの余韻に浸っていたい気持ちがある。前回の2018シーズンチーム別に続いて、今回は清水の過去十数年のJ1リーグ戦における得点と失点をグラフにまとめてみた。2018シーズンの得点が50点を上回ったのは2010年以来、得失点がプラスだったのもやはり2010年以来だった。

よかったらクリックお願いします
にほんブログ村 サッカーブログ 清水エスパルスへ
にほんブログ村

 日本代表のオマーン戦、全体に日本の試合内容が低調で、北川に目立った活躍もなかったことから、SNSなどでは北川を批判する論調が強かったようだ。まあ、確かに、1トップとして出場しシュートゼロというのは、寂しい気がする。その反面、北川の動きによって、南野が切り込むスペースが生まれていたというのも、多くの人が感じたことだろう。また、南野が強引に打った何本かのシュートのうち、1回か2回でも北川にラストパスを送っていたら、代表初ゴールが生まれていたのではないかというのも、清水サポなら感じたところだと思う。

 果たして、北川は意図的におとりになるプレーをして南野や堂安にシュートを打たせていたのか、あるいは本当は自分が決めたかったけど右往左往しているうちに相手DFを惹き付けて結果的に味方を活かしたのかというのは、正直良く分からない。

 ただ、一つ言えるのは、やはり北川と南野では、アタッカーとしてのギラつき感が全然違う。日本の選手が、北川と南野が両方空いていたら、どうしても、「俺が決める」オーラ丸出しの南野の方にパスを出してしまうのではないか。

 オマーン戦の北川のプレーに関しては、玄人・素人含めて、論争が起きているみたいだし、森保監督が北川のプレーをどう評価したかというのも、気になるところである。監督が世論の大勢と同じ判断をしたら、ひょっとして、もう戦力外に近い扱いをされてしまうかもしれない。

 北川本人は、黒子的な役割を自任しているフシもあるけれど、やはり目に見える結果が出なくて、悔しい思いをしていることは間違いないだろう。それによって、本人はどう感じるのだろうか? 「清水で一から出直しだ」と思うのか、それとも「今すぐ海外に行かなきゃ駄目だ」と思うのか。。。

 下に見るのは、強力な擁護論。

よかったらクリックお願いします
にほんブログ村 サッカーブログ 清水エスパルスへ
にほんブログ村

tokushitten

 チームの編成、スケジュールの発表、ユニフォームのお披露目と、2019シーズンに向けた動きが加速している。しかし、正直に所長の本音を言えば、もうちょっと昨シーズンの余韻に浸っていたい。各試合を振り返ったり、選手の働きを評点したり、データ分析をしたりと、やりたいことが一杯あったのに、忙しくてできないまま、もう世の中は新シーズンに突入したかのようだ。

 今回作成したのは、得点と失点の図(便宜的に失点をマイナス値で示している)。清水がリーグ全体で2位の得点数を上げたので、こういう図を作っておきたかった。

 清水は、失点の方が最終的に48まで膨らんでしまったが、最後の2試合の7失点が余計で、それを除けば、守備面でもまあまあ安定したシーズンではあったのだが。最後の2試合は、コントみたいな変な失点が続いて、もったいなかったと思う。

 まあ、それにしても、川崎まで得点ではあと1に迫ったとはいえ、失点の彼我の格差は歴然だ。2019シーズンは、得点力をある程度キープした上で、失点を少なくとも30点台に抑えないと、上位争いはおぼつかないだろう。

よかったらクリックお願いします
にほんブログ村 サッカーブログ 清水エスパルスへ
にほんブログ村

 DAZNで2018シーズンの清水の全ゴール集を配信しているから、もしまだ観ていない方がおられたら、ぜひどうぞ。

 しかし、2018年の清水は、ゴール数自体も多かったけど、ファインゴールも多かったと感じる。どれもこれも、素晴らしいゴールばかりだ。ただ、最後の2試合とか、あるいはホーム浦和戦とか、清水の方はファインゴールで得点するのに、失点の方はマヌケな感じのことが多くて、ああいう試合で勝てないのがもったいなかったなというのも感じた。

 数多く積み重ねた2018年のゴールの中で、1つベストゴールを挙げろと言われれば、アウェー・ガンバ戦のドウグラスのヘッドかな。むろん、得点自体が鮮烈だった。ただ、それだけじゃなく、ドウグラス本人にとってもJ復帰弾で、あれで乗っていけただろうし、チーム全体にとっても、「俺たちはやれる」という自信になったんじゃないかな。そういう意義深さも込めて、当エス研ではあのドウグラスのヘッドをベストゴールに推したい。

よかったらクリックお願いします
にほんブログ村 サッカーブログ 清水エスパルスへ
にほんブログ村

 僭越ながら、当エス研が2018年のエスパルスの流行語大賞を発表させていただきます。5位からカウントダウンしていきます。

5.暴力番長ポドルスキ

4.確かに上手いぜイニエスタ

3.柿沼亨

2.アディショナルタイム19分

1.GK六反、魂の同点ヘッド

 全部あの試合かよ(笑)。

よかったらクリックお願いします
にほんブログ村 サッカーブログ 清水エスパルスへ
にほんブログ村

goals

 昨日の話の続きのようになるが、それにしても2018年は良く点の入った年だった。近年の清水では、2桁ゴールの選手が出ることは滅多になかったのに、それがいっぺんに3人も出たというのは、なかなかの慶事である。新婚効果か、チャン河井の3得点というのも光った。

 誰もが思うことだが、もしもドウグラスが年間を通じてコンスタントに活躍したら、一体何点とるのだろうか? もしも最強2トップが来年も健在で、1年を通して活躍してくれたら、ドウグラス30点、北川20点、なんて夢も描きたくなる。ついに清水から得点王が生まれる、その瞬間が訪れるかもしれない。

 これまでのJ1の歴史で、清水から得点王が出たことはない。この事実は、多くの方がご存知ではないかと思う。しかし、もっと言えば、清水からは得点ランキングのベスト3にすら入ったことがないのである。嘘だと思ったら、調べてただければと思うが、とにかく清水のストライカーは常にメダル圏外だったのだ。全盛期の岡崎ですら、決して得点ランキングの最上位には位置していなかった。

 来シーズン、清水の戦いに過度な楽観は禁物だが、2トップがどこまでゴールを伸ばしてくれるのかという楽しみは尽きない。ていうか、まずは北川、ドウグラスを引き留めてくれなければ困るわけだが。

 ちなみに、J1の得点王を出したことはないが、J2時代の2016年にテセがリーグ得点王になっている。むろん、来季もテセには清水でプレーしてほしいし、彼にもゴール量産を願いたい。

よかったらクリックお願いします
にほんブログ村 サッカーブログ 清水エスパルスへ
にほんブログ村

18

 2018年のJ1が終盤戦になって、清水の1桁順位、5位以内、賞金およびACL圏といった可能性が様々に取り沙汰されたが、実を言うと所長が一番こだわっていたのは、得点数だった。もしかしたら、2018年のJ1で最高の得点数を記録できるかもしれないと思ったからである。しかし、残念、終わってみればわずか1得点の差で川崎の後塵を拝し、横浜と並んで2位タイだった。つまり、磐田があと30秒我慢してくれたら、磐田自身がJ1残留を決められただけでなく、史上初の清水の最高得点(川崎とタイながら)が決まったはずだったのである。うーむ、逃した魚は大きいぞ。

 「史上初」と申し上げたが、今回所長がデータを確認したのは、2000年代以降である。1990年代には、もしかしたら清水が得点数でトップなんて年もあったかもしれないが、リーグ戦のレギュレーション(試合数や延長戦など)が全然違うので、別物と考えていいのではないか。

 差し当たり、J1が現在のように18チーム、34試合になって以降の清水の成績を、上のような表に整理してみた。2018年に清水は56得点し、これは2006年と2010年の60得点に次ぐ数字だった。しかし、実は2006年の得点数はリーグ6位、2010年のそれはリーグ3位であり、順位から言えば今年の2位(タイ)の方が上だった。ちなみに、2001年にも2位だったことがあるので、それに次ぐ2度目の2位ということになる(上述のとおり、1990年代は未調査)。

 ちなみに、今回調べてみて分かったのは、清水は得点数トップだったことはないが、得点数が16位以下だったこともない、という事実だった(降格した2015年も得点数は14位)。言い換えれば、極端な得点力不足に陥ったことはなく、苦しむ時は失点増が原因だということが言えそうである。

よかったらクリックお願いします
にほんブログ村 サッカーブログ 清水エスパルスへ
にほんブログ村

 2018シーズン終盤になって、対戦カードもそれほど厳しくなく、自分たち自身がしっかり戦えば、5位以内やACLといった成果が手に届きそうな、そんな状況だった。しかし、終盤に負けはしなかったものの、「中2日連続湘南」、「オワコン神戸」、「最下位長崎」に勝ち切れず、終わってみれば8位、か。

 久米さんの遺言である5位を果たせなかったのは残念だけど、ここで上位に食い込んで「勘違い」するくらいなら、8位くらいの方が丁度良いのかもしれない。実際、最終節の長崎戦を見ても、やはり清水のサッカーはまだ上位争いをするクオリティではない。スイッチが入った時の得点力などはリーグの中でもかなり上の方だと思うが、ポゼションやビルドアップのクオリティははっきり言って最下位チームより下だし、試合運びの課題も最後まで改善されなかった。

 うん、うちは、まだまだだ。補強と準備をしっかりやらないと、来季はまた苦しいシーズンになる。5位以内という目標を逃したことは、「教訓」だと受け止めて、来季に向かっていこう。

 実際、近年のJ1の歴史を見ても、ある年に上位進出して、「勘違い」した結果、翌年に崩壊したクラブというのは、いくつもある。昨年の大宮がそうだろうし、今季も柏がその罠にはまった。

 まあ、それにしても、甲府と長崎に勝てない年だったな(苦笑い)。

よかったらクリックお願いします
にほんブログ村 サッカーブログ 清水エスパルスへ
にほんブログ村

 神戸戦に関し、ごく私的なこだわりポイントとして、「この試合に勝って、ホーム8勝を達成できるか?」という点があった。というのも、誰も覚えていないとは思うが、当S研では本年の年頭に当たり、こちらのエントリーで、今季の清水の目標を、「リーグ戦におけるホーム8勝」と、正式に決めさせていただいたからである。

 しかし、春先は昨年同様ホームで勝てず、「こりゃホーム8勝なんて夢のまた夢だな」と諦めかけた。ただ、次第に盛り返し、「もしかしたらホーム8勝行けるかな」という希望が高まってきた。しかし、神戸戦を引き分けたことで、あと一歩及ばなかった。今季ホームでのリーグ戦は、7勝、4分け、6敗に終わった。ちなみに、29得点、20失点で、得失点はプラスの9。まあね、昨シーズンホームで3回しか勝てなかったことを思えば、大進歩であることは間違いないのだが、「ぎりぎりのところで勝ち点3を逃した」と思える試合も多かっただけに、悔やまれるところである。

 なお、アウェーでは今のところ、7勝、2分け、7敗。最後勝って、ホームでもアウェーでも勝ち越しで終われるといいね。

よかったらクリックお願いします
にほんブログ村 サッカーブログ 清水エスパルスへ
にほんブログ村

 ホーム最終戦に、イニエスタ&ポドル来訪に、ひょーさんの引退。本来であれば、これだけでもう、お腹いっぱいなのである。ところが、試合前に明らかになった久米GMの急逝。試合に入ったら入ったで、審判劇場に、河井の緊急搬送に、GK六反の劇的同点弾。もう、暴飲暴食をした翌日の体調みたいな感じて、起きた色んなことをまだ消化し切れておらず、何からどうコメントしていいのか、途方に暮れている。

 色んなことがありすぎて、ぼやけてしまいがちだが、あまりにもあっさりと3失点してしまったことが、試合を難しくして、荒れる遠因にもなったことは、ちゃんと受け止めなければならないだろう。フレイレ欠場で変わった守備ラインが、やはり安定感を欠いていたと思う。と同時に、GK六反が後半、西日を浴びてものすごくプレーしにくそうにしており、失点もそれと無関係ではないような印象を受けた。西日を遮るための遮光壁の設置とか、できないものだろうか? 勝ち負けに直結する問題だと思うのだが。

 色々あった出来事については、明日以降、コメントしていきたい。

よかったらクリックお願いします
にほんブログ村 サッカーブログ 清水エスパルスへ
にほんブログ村

ball

 ご存知の方も多いと思うが、こちらのページに見るとおり、今季ここまでJ1リーグ戦におけるボール支配率は、清水が最下位である。実は、2017シーズンも最下位だった。さらに言えば、勘違いしている方もおられるかもしれないが、J2で過ごした2016年でさえ、清水のボール支配率は50%そこそこだったのだ。決して、ボールを握りまくって、J2を駆け抜けたわけではない。もう何年も、清水の低支配率は、定着した傾向になっている。ヨンソン監督が(途中からだが)指揮した2017年の広島は52.4%と普通の支配率だったから、今季の清水の支配率が非常に低くなっているのは、監督のカラーというよりは、染み付いたチームの体質によるものだろう。

 それで、一部のサポさんの間で、この低支配率は是か非か?、ヨンソン清水はもっと高い支配率を目指すべきなのか?という論争が起きているようだ。今回は、これに関する所長の見解を述べたい。

 まず、確実に言えるのは、今季の清水の戦い方は、クオリティがそれほど高くないチームが確実に勝ち点を積み上げるためには、きわめて効率の良いものだった、ということである。相手にある程度持たせた上で、前からプレッシャーをかけてボールを奪い、ショートカウンターで仕留める。リードを奪えば、守備を固めて逃げ切る。こういう戦い方を続ければ、ボール支配率が低くなるのは当たり前である。昨季と今季で支配率がほぼ同じなのに、得点と勝ち点がこれだけ急増したというのは、ある意味革命的である。今後もこういう戦術で行くのなら、支配率が50%を切ることは全然OKだし、ポゼションを高めることを自己目的にして、バランスを崩す必要はない。

 ただし、その上で私見を述べさせていただくなら、今季の43.9%という数字、これはやはりあまりにも低すぎると思う(実際ビリなわけだし)。

 清水の支配率が非常に低い一因は、終盤相手のプレッシャーを受けると、繋げられる場面でもむやみにクリアしてしまい、それによって相手の波状攻撃をずっと受け続けるという点にある。まあ、ここ何試合かは試合終盤に痛恨の失点を喫するという場面は見られないが、夏場くらいまでは、ずっと敵の攻撃にさらされた結果、守備が決壊し、勝ち点を落としたという試合がいくつも見られた。繋げられる場面はちゃんと繋ぐ、自分たちがボールを持って時間を使う、時々はカウンターという武器をちらつかせて相手を牽制する、そういうより確実に勝ち点を奪うための戦い方をすれば、結果として支配率も高まるはずである。言い換えれば、今の清水は、そういうことができていないからこそ、支配率がリーグ1低いのである。

 特に、夏場の試合だと、支配率の低さが、自分たちの首を絞めることになる。相手にボールを動かされ、受動的に走らされる時間帯が続くと、終盤まで体力が持たないからだ。今季、清水の夏場のパフォーマンスが一時期悪化したことと、チームに染み付いた低支配率とは、無関係ではないはずだ。地球はこれからますます温暖化していくわけだから、夏場に勝てないチームがJリーグで上位に食い込むのは、不可能である。

 また、ショートカウンターを主体とした今のチーム戦術は、先取点がとれてハマった時はいいが、運悪く先に失点したりすると、敵に守備を固められ、一気に試合が難しくなる。また、来季は相手チームが「J最強2トップ」を警戒して、最初から引いてくるかもしれない。相手に引かれて遅攻を余儀なくされても打開できる引き出しがなければ、上位進出は困難だろう。

 というわけで、今の清水のサッカーは、J1の「中の上」くらいで満足するのなら、とても効率が良い。お陰様で今季は、「史上最も厳しい残留争い」を、高みの見物することができた。ただし、別に川崎やら名古屋やらの「握り倒して勝ちましょう」という意味ではなく、今のショートカウンター主体の戦術でより確実に勝ち点を獲得するためにも、改善の余地は大きく、その改善を図れば、自ずとボール支配率も高まっていくはずである。さらに、清水が来季以降、賞金圏、ACL圏、そしてリーグ優勝を本気で目指すのであれば(ぜひそうあってほしいが)、今のサッカーをベースとしつつも、ボールを持つというオプション、戦術的な幅を広げなければ、到底おぼつかないだろう。

よかったらクリックお願いします
にほんブログ村 サッカーブログ 清水エスパルスへ
にほんブログ村

 いやあ、バカみたいなコメントになっちゃうけど、勝利はいいねえ。ホームで普通に勝てて、点もとれて、活躍した選手が代表に呼ばれる。そんな、何年か前までは当たり前だった光景が、ようやく戻ってきたと、そんな気がする。2015年とか、2017年とか、スタジアムに足を運ぶことが、楽しみのためというよりも、重病患者のお見舞いに行くような、そんな心境だったからね。景色は変わった。本当に、ありがたいことだ。

 今回の名古屋戦も、試合内容について言えば、盤石ではなく、また後日にでもコメントしたいと思うけれど、とりあえず今は勝利の喜びに浸っていたい。

よかったらクリックお願いします
にほんブログ村 サッカーブログ 清水エスパルスへ
にほんブログ村

 こちらの記事によれば、J1第31節では、湘南さんの走行距離が122.282kmで、全チームの中で最も長かったそうだ。うちが完全に走り負けたことは明白だったけど、先方は、中2日が2回続いて、それでいながらリーグ最長記録とはね。出川哲朗風に言えば、「お前はバカか?」というくらい、あきれたくなるようなパフォーマンス。もちろん、褒め言葉。他の方も言っていたけど、湘南の出足とか切り替えを見せ付けられた後で、名古屋や神戸の試合を観てみたら、やったら遅く見えた。

よかったらクリックお願いします
にほんブログ村 サッカーブログ 清水エスパルスへ
にほんブログ村

 アウェー湘南戦、勝つイメージしかなかったのだけど、まさかこんな結果になるとは。どう見ても日程的なハンデのある相手に走り負けて、圧倒されるとはねえ。先方に決定力のあるストライカーがいたら、負けていただろう。清水の場合、負けても得点はできたり、押す時間帯があったり、ある程度見せ場は作れることが多いが、今回の湘南戦に限っては白崎のシュートシーン以外、ほとんど何もない試合だったからね。「冷静沈着な指揮官」がピッチに出てボールを蹴りたくなるのも無理もないような、それくらいイライラの募る試合だった。

よかったらクリックお願いします
にほんブログ村 サッカーブログ 清水エスパルスへ
にほんブログ村

 去年の今頃は、「この世にサッカーなんてなければいいのに。Jリーグ氏ね」とか思っていたものだった。ていうか、今年だって、つい1~2節前までは、降格の恐怖に怯えていたのだ。それが、3位まで勝ち点3差とか、ACLも現実味とか、ずいぶんと劇的に境遇が変わったものだ。まあ、冷静に考えてみれば、うちはまだ五分の星にすぎないのだけど、今季の終盤の風景が、ここ数年と全然違うものになってきたことは事実である。もうあと4試合しかないのか、今が開幕だったらどんなに良いシーズンになっただろうか、せめて天皇杯かルヴァンのどちらか勝ち残っていたら・・・とか、色々思ってしまう。

 今回の広島戦、こう言うと上から目線のようになってしまい先方に失礼かもしれないが、さすがは曲がりなりにも2位のチームで、磐田戦とは違い、終始うちが好きにやらせてもらえたわけではなかった。しかし、少ないチャンスを確実に決め、当たり前のように勝ってしまった。チームに勢いがある時というのは、こういうものなのだろう。

 まあね、正直言って、今のうちに、ACLを戦う体力があるとは思えず、万が一来期ACL出場などということになったら、柏さんコースの危険もある気がする。ともあれ、急に新しい景色が目の前に開けて、所長も嬉しい戸惑いを覚えている。

よかったらクリックお願いします
にほんブログ村 サッカーブログ 清水エスパルスへ
にほんブログ村

line

 時々お目にかけているこの図だけれど、今季の勝ち点が1つの目安にしていた40に到達したので、記念に載せておく。

 それにしても、今季の清水は引き分けが少ない。昨シーズンは引き分けで勝ち点を地味に積み上げたのに対し、今季は勝つか負けるか、はっきりしているので、負けることも多く、いまだに負け越しだけれど、効率良く勝ち点を稼いでいる。

 近年の清水にしては、すでにそれなりの勝ち点を獲得したものの、異常にハイレベルな残留争いにより、まだうちの残留も確定ではない。そこで所長は推察したのだが、今季はJ1全体で、引き分けが少なくなっているのではないか? だからこそ、下のチームも結構な勝利数を挙げており、残留ラインが上がっているのではないか? そのような仮説を立て、検証してみたのだけれど、別にそういうわけでもなさそうだった。2017シーズンに、J1リーグ戦の試合が引き分けに終わる確率は、23.9%だった。それが、2018シーズンでは、これまでのところ22.9%となっている。まあ、少し減ってはいるが、これが原因で残留ラインが高くなるほどの変化ではあるまい。今季の残留ラインが例年になく高まっているのは、単に勝ち点の分布が、高・中位から下位にシフトしたことによるものだろう。

 J1リーグ戦では引き分けに終わる可能性が23%くらいだとすると、年間8試合くらい引き分けるのが、標準的ということになる。うちは今のところ4引き分けだけなので、やはり少ない。

よかったらクリックお願いします
にほんブログ村 サッカーブログ 清水エスパルスへ
にほんブログ村

 まあね、たまにはこんな良い思いもさせてもらわないと、サポーターもやってらんないよね(笑)。ホーム磐田戦、個人的にも、スタジアム観戦した歴史の中で、一番スカッとした勝ち方だったと思う。

 チーム全体のオーガナイズがものすごく良かったかと言うと、必ずしもそういうわけでもなかった。相変わらず、ボール保持やビルドアップには課題を抱えている。しかし、この日は、攻撃陣、とりわけ2トップが、訪れたチャンスをものすごい精度で得点に繋げたからこそ、快勝がもたらされたのだろう。

 ドウグラスが加入した時期と、北川が一時不振に陥った時期は、重なっていた。ドウグラスのパフォーマンスが異次元だったので、当初はチーム全体が「攻撃はドウグラスにお任せ」という雰囲気になり、自ずとボールも彼に集まり、それまで積み上げてきたバランスが崩れ、北川は居場所を見失いかけたのだろう。それが、ようやく2トップが上手く絡み合うようになってきた。今回の磐田戦の最初の3点は、2人の直接的な関係性によってもたらされた。所長も、鐘庵さんの2トップ丼を食った甲斐があったというものである。

 贔屓目なしに、今のドウグラスと北川の組み合わせは、J最強の2トップと言い切っていいだろう。まあ、1トップのチームが多いからという事情はあるが(笑)、ともあれ、強力な点取り屋コンビが誕生した。

 それにしても、この試合で、ドウグラスのプレー振りに、何度「神・・・」とつぶやいたことか。

よかったらクリックお願いします
にほんブログ村 サッカーブログ 清水エスパルスへ
にほんブログ村

 当S研では以前、今季の清水は、

 前半45分のうちに点をとらないと、勝てない。前半無得点だった試合は、一度も勝てていない。前半ゴールが生まれなかったら、ほぼ負けであり、良くてスコアレスドロー。

 という法則を指摘したことがある。普通のチームなら、増してや強豪ではないチームならば、前半我慢して後半勝負をかけようと考えるものだが、清水の場合は前半に点がとれなければ後半にも期待できず、そもそも前半の「我慢」ができない、という指摘だった。

 その有難くないジンクスを、第28節にして、ようやく覆すことができた。アウェーFC東京戦、前半をスコアレスで折り返し、後半に2得点を奪い、見事勝利。こういう勝ち方は、今季初めてである。残留争いから半歩抜け出したということに加えて、新たな境地を開いたという観点からも、意義深い勝利だったと言えよう。

 むろん、皆様お気付きのとおり、FC東京は直近で大不振にあえいでおり、実際に戦ってみても先方の出来は悪く、それに助けられての勝利だったことは認めなければならないだろう。とはいえ、この試合の清水の守備には、久し振りに、最低限の集中力や気迫を見ることができた。こういう戦いを継続できれば、大きく崩れることはないのではないか。

よかったらクリックお願いします
にほんブログ村 サッカーブログ 清水エスパルスへ
にほんブログ村

 ちょとしたお知らせですが、本日のFC東京戦、東京のローカル地上波「TOKYO MX」で放映します。ただし、試合は17:00からですが、19:00からの録画放送になりますので、ご注意ください。もしも、東京在住で、DAZNに入ってなくて、リアルタイムじゃなくてもいいから試合が観たいという方がいらっしゃったら、ぜひどうぞ。

よかったらクリックお願いします
にほんブログ村 サッカーブログ 清水エスパルスへ
にほんブログ村

 帰り道で、「あのオウンゴールさえなければ」と嘆いていた人が多かったけど、それはどうだろうか? 確かにものすごく痛かったけど、あれがなければ勝てたかというのは別問題で。個人的には、ボールを持って繋ぐという部分の基本的にな技量の差が、順当に結果に表れたという印象を受けた。ガンバが、ようやくメンバーの質に見合ったサッカーを始めたと、そんな気がした。

よかったらクリックお願いします
にほんブログ村 サッカーブログ 清水エスパルスへ
にほんブログ村

↑このページのトップヘ