Category: シーズン2 パワープレゼンテーション

sasakill

シーズンII「パワー・プレゼンテーション」のまとめ

Posted by  on February 26, 2009 13:58, filed under シーズン2 パワープレゼンテーション

パワー・プレゼンテーション (グロービス思考シリーズ)パワー・プレゼンテーション (グロービス思考シリーズ)
著者:ジェリー・ワイズマン
販売元:ダイヤモンド社
発売日:2004-12-04
おすすめ度:4.5
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こんにちは、「シーズンII パワープレゼンテーション」のファシリテーターを務めさせていただいた佐々木です。

今日はシーズンIIのプレゼンの内容を振り返りをしながら、しつこくもう一度「プレゼンを上達させる3つの呪文」についてまとめてみようと思います。

記憶は復習をすることでより強く定着しますので、「WIIFYとかもう聞き飽きたよ〜」という方もぜひ最後までご覧ください。いましっかり思い出しておけば、数年は記憶が持続する! かも!

※ちなみに私はプレゼンの専門家でもなんでもありませんので、いち生徒として、気づいた部分をまとめているだけです。えらそうなこと言うつもりはありませんのでどうかご容赦ください。

A to B


プレゼンの大きな目的は、聞き手のことを「A地点」から「B地点」へ連れて行くことです。それには、聞き手の知識や感情の状態(A地点)を把握して、話のゴール(B地点)を明確にすることが何より大事です。

いち聞き手として、プレゼンを聞く前と聞く後でまったく考えが変わるという体験(鮮やかなA to Bの移動)をさせられたのは、石野さんと真田さんのプレゼンでした。

実習プレゼン(file: 03) パラグライダーの世界に一歩足を踏み入れるには

『問題解決型の最大の魅力は、WIIFYという観点が最初から含まれていることだ』

この構成はすんなりB地点(ゴール)を意識できるので、参加いただいた方々に満足を得やすいスタイルかと思います。

石野さんが使ったのが、「問題解決型」というテクニックでした。
テーマが難解な文学よりも、謎が明確なミステリのほうが読みやすいように、「問題解決型」のプレゼンはすごく聞きやすかったです。

一方、あざやかにB地点に移動させたあとの「WIIFY」に悩んでいたのが真田さんのプレゼンでした。

実習プレゼン(file: 02) 本当はすごいトムとジェリー

今回のプレゼンでは明確にWIFFYを意識することができなかった点が一番の反省点な気がします。
なんとなく興味を持ってもらえそうな(自分の好きな)テーマで先に決めてしまったので、自分が話したい内容が優先してしまい、聞き手の利点としては「見てたのしい!」「トリビアを得られる!」くらいしか思いつきませんでした。そのため最後のオチというか締めの部分も中途半端になった気がします。

「A to B」と「WIIFY」は似ているようで違う、というのが一番難しいところだったんではないでしょうか。

たとえば、「タバコの害をよく理解する」というB地点に連れて行くことができたとしても、「禁煙は、あなたにとってこれだけ役に立ちますよ」というWIIFYなければ、聞き手を具体的な行動に導くことは難しいわけですね。

この「いかにWIIFYを設定するか」が、シーズンIIのポイントだったのだなあと今振り返って思います。

WIIFYについて


何度も繰り返している「WIIFY」というのは、「What’s in it for you?」の頭文字を取ったもので、「相手にとってなんの役に立つの?」という意味です。B地点に行くことによってどんなメリットがもたらされるのかを伝えることで、A地点からB地点に移動する聞き手のモチベーションが変わります。逆に、そのメリットが伝わらないと、聞き手はなかなか心を動かしてくれません。

それをうまく設定してあるなと思ったのは、北村さんとマヨさんのプレゼンでした。

実習プレゼン(file: 04) 女ゴコロがわかる方法 -おひとり様物語を読み解く

。WIFFYとテクニックを先に決めてから、テーマを決めました。WIFFYは、「女性の心がわかったらモテる」という目的、テクニックは以下の「企業名を言う」「箇条書きの階層」「特徴・メリット型」を使いました。

実習プレゼン(file: 07) -オトナのための仮面ライダー講座-

ということで、「既成概念にとらわれず、変化を恐れず、時代とともに大胆に進化しようとする姿勢をビジネスとして見習うべき」という結論に持っていきました。

どちらのプレゼンも、話の内容そのものは個人の趣味を爆発させたものでしたが、「女性の心がわかったらモテる」とか「ビジネスとして見習うべき」といったWIIFYが具体的だったので、自分の懐に引き付けて理解できました。

「仮面ライダーっておもしろいでしょ!」というだけでは、一部の人しか話を聞いてくれないと思いますが、「仮面ライダーはこんな風にあなたの役に立ちます。だから仮面ライダーっておもしろいでしょ!」という言い方だと、より多くの人が心を動かしてくるんではないかと思います。

Less is Moreについて


「少ないほど豊かである」という意味ですが、他にも「シンプル・イズ・ベスト」とか「過ぎたるは及ばざるが如し」とか同様の表現が多くありますが、これはプレゼンの場合でも同様です。

これがとても印象的だったのが、豪さんと薮田さんのプレゼンです。

実習プレゼン(file: 01) そうだ、シモキタ 行け
実習プレゼン(file: 05) -生き残れPhotoshop-

文字を詰め込まず、ビジュアルを工夫し、自分の言葉でしゃべってプレゼンする、というスタイルがとてもよかったです。さすが関西人コンビ、と思わずに入られない感じでした。

Less is Moreに関わって、阿部さんはこんなことを書いています。

実習プレゼン(file: 06) -やさしい給水塔鑑賞入門-

結論から先に話す、という事が良い会話術のひとつであるように「これから何を話すかを話す」も聞き手のストレスを軽減させ、プレゼンを聞く姿勢をとっていただく方法のひとつではないでしょうか。

時間に追われるマネージメントレイヤーの方々に向けて話を展開する場合、絶対に必要なポイントです。この話を聞くメリットはあるのか? あるとしたらそのメリットとは? この2つを「これから何を話すかを話す」に織り込み、相手に伝えます。

不要な文字やスライドを刈り込むだけでなく、話の展開そのものに対しても「Less is More」をチェックする視点を持ち込む、という意味でとても参考になりました。

まとめのまとめ


勉強会を進めてみて一番良かったのは、ふだんの仕事でも、「WIFFYが足りなかったな〜」とか「この話のB地点はどこだろう?」ということを言い合うようになったことです。つまり、このテクストが共通言語になったことで、共通の目標へ到達するための会話のスピードがあがりました。

そのことを意識したのは、河野さんからの以下のメールです(河野さんと私のふたりがとある仕事でプレゼンをしたときの反省会のメールです)。

プレゼン反省日記

人数が多かったので、例の本のP.44の理解度グラフ的にもあるように難易度が超高かったですね。
そもそも、知識とか活動原理とかを知ることからスタートしないといけないので、あの時点では仕方ないと思います。これからの課題ということで。

ちなみにこのとき、私から河野さんへは以下のようなことを言いました。

実習プレゼン(file: 08) - 利用しないと損!? 〜健保組合の福利厚生〜

「発表しているスライドで何を話せばいいかを忘れてしまうのではないかという不安がスライド内への書き込みを増やすので、本で書いてある通り事前に声に出して練習をしてその不安をなくせば、スライドに書き込む必要もなくなるはず」

ひとつのプレゼンでこうやって反省会をする状況がうまれたということが、シーズンIIの効能だったかなと思います。

そして河野さんはシーズンIIの発表の大トリを務めて、かなり完璧に近い(と私には思われる)発表をされました。結果的に、一番最初に発表した私のプレゼンが一番しょぼかったという、勉強会として非常に正しい展開でしたw

というわけでみなさまどうもお疲れさまでした!
ld_kohno

実習プレゼン(file: 08) - 利用しないと損!? 〜健保組合の福利厚生〜

Posted by  on February 20, 2009 20:33, filed under シーズン2 パワープレゼンテーション, 勉強会レポート

こんにちは。ライブドアでブログと検索を担当している河野です。

「利用しないと損!? 〜健保組合の福利厚生〜」というテーマでプレゼンをしました。

今年の1月にライブドアの加盟している健保組合である関東ITソフトウェア健康保険組合(ITS)のスキーバスツアーに参加してきたのですが、それがとても良かったので、健保の福利厚生を知ると、安くて大満足な福利厚生が受けられますよというのを「WIFFY」としました。
A地点は「ITSを良く知らない状態」でB地点は、「ITSを利用しようと思う」です。

展開パターン「時系列型」&「問題解決法型」


導入はベタですが、P.86にある「質問:聞き手への質問」を使いました。そもそも「健保組合であるITSを知っているか?」から、「福利厚生を使ったことがあるか?」というような質問で、自分に身近な話題なんだよというのを印象付けようとしました。

そして、展開パターンとしては、前半で実際に私が行ったスキーバスツアーがどんな感じだったかを追体験してもらうために「時系列型」を使って流れを説明しました。イメージを沸いてもらうためにイメージ写真と実際の写真をふんだんに使って、いかに良いツアーだったかをアピールするよう努めました。
後半は、では、実際に興味を持った人が具体的にどうしたら申し込めるのかや、申し込みにあたっての懸念点について「問題解決法型」を使って、疑問や懸念を取り除くようにしました。結論として、みんなで来シーズンはスキー行きましょうと締めくくってます。

それでは、プレゼンで意識して使ったテキストのテクニックを以下に挙げていきます。

棒グラフ(書籍 P.140)


通常に比べて格段に安いよというメリットを視覚的に示そうと思ったので、棒グラフを使いました。

graph

Less is More(書籍 P.114)


プレゼンを上達させる3つの呪文の1つにも出てきている「Less is More」ですが、これが一番難しいなと思っていました。

時系列でスキーツアーの紹介をしているスライドで、当初は

  • タイトル

  • 写真

  • このスライドで言いたいこと


としていましたが、「発表しているスライドで何を話せばいいかを忘れてしまうのではないかという不安がスライド内への書き込みを増やすので、本で書いてある通り事前に声に出して練習をしてその不安をなくせば、スライドに書き込む必要もなくなるはず」というsasakill先生のアドバイスにより、「このスライドで言いたいこと」は口頭で話そうと思い、ごっそり削除し

  • タイトル

  • 写真


だけにしました。この判断は良かったと思います。

dinner

中締めをする(書籍 P.196)


スキーツアーの話は殆ど口頭で進めてきたので、「まとめ」としてどんなことができて、旅行代金がいくらだったのかの内訳を書くことで中締めをしました。

summary

まとめと反省


まともに事前練習ができたとは言い難かったのですが、それでも一応伝えたいことはお話できたかなと思います。ただ、やはり皆さんの顔や反応を見ながらのプレゼンをするにはまったく余裕がなく、ずっとスライドとにらめっこしながらの発表だったのが反省点です。プレゼンは昔から大の苦手でしたが、それを実践で練習する場を設けてくれたこのdrillに感謝です。

umbrae

実習プレゼン(file: 07) -オトナのための仮面ライダー講座-

Posted by  on February 18, 2009 21:33, filed under シーズン2 パワープレゼンテーション, 勉強会レポート

こんにちは。ライブドアに入社して無事1ヶ月が経ちました。ネトアニ等担当しているマヨと申しますよろしくお願いします!

drillシーズン2の最終回にて、「オトナのための仮面ライダー講座」というテーマでプレゼンをしました。
結論は、まず「仮面ライダーは子供だましじゃない、大人が見ても楽しめるドラマだ!」ということ。それに加え、場がビジネススキル勉強会ですので、「ビジネスに取り組む姿勢として参考になる」を「WIIFY」にしました。
B地点は、当然、仮面ライダーシリーズを実際に見ていただくこと!

展開パターン 「時系列型」&「特徴・メリット型」


「仮面ライダー」といっても今回とりあげるのはいわゆる「平成ライダー」ですので、まずはオリジナルである昭和版の説明から入ります。
「放映期間」「ドラマ構成」「主演俳優」「仮面ライダーの位置付け」という4項目について、昭和版と平成版を軽く比較してみました。

その後、「なぜオススメするのか」という理由へ。
仮面ライダーの特徴として「ヒーロー」「戦闘」「ドラマ」の3点に絞って話し、「新鮮でかっこよく、オトナが見て楽しめるドラマ!それが仮面ライダーです!」と解説しました。

そして最後に、仮面ライダーという作品に取り組む制作側の姿勢について。
昭和版の単なるリメイクにとどまらず次々と新アイディアを打ち出していく姿勢が、ファンの裾野を広げ、電王という大ヒット作にもつながっていった…
ということで、「既成概念にとらわれず、変化を恐れず、時代とともに大胆に進化しようとする姿勢をビジネスとして見習うべき」という結論に持っていきました。

ビジュアルスタイル(書籍 p133)


薮田さんの「黒背景に白文字」のパワーポイントが見やすかったので真似っこです。参考書では推奨されていないグラデーションですが、濃紺〜黒なので、文字は問題なく読めるかなと。
図:プレゼン見本

文とキーワード(書籍 p121)


「Less is More」の原則にのっとり、スライドに載せるのは最低限のキーワードと短い文だけにするべく、不要な言葉をガンガン削りました。

主役は発表者(書籍 p112)


「発表者が主役で、画像は脇役という関係」を守るべく、できるだけ聞き手の方を向いて顔を見ながら話すことを心がけました。とはいえ、焦りと緊張で、一方的に話しまくるだけになり、聞き手を置き去りにしてしまいました…

スペース(書籍 p172)


説明する項目のキーワードを左側にすべて表示しておき、右側の空欄に、その説明となる短い文をひとつずつ表示していきました。この「スペース」は、非常に単純な手法ではありますが、プレゼンテーションの進行の度合いも分かりやすくなり、効果的だと思います。
図:プレゼン見本2

反省と感謝


  • 人前でしゃべれる自信のない奴ほどリハーサルしろ。と自分に100回ぐらい言いたい。
    裏付けになる数字等、補足事項を書き込んだメモを持参したものの、暗い部屋でそんな文字が見えようはずもないのです。かといって、メモを覗き込んだりしたらプレゼンが台無しになってしまう。使う機会のないメモでした。
    結局、話せたのは、自分で実際に声に出してみた(おかげで暗記できていた)ことだけ、という有様でございました。「声に出して読む」って、ほんとに効果あるんですねー。
  • 「人に話を聞いてもらう」って嬉しい。
    拙いプレゼンを、忙しい中時間を割いて聞いてくださったみなさん、ありがとうございます。
    「大勢の前で話さなくてはならない」と思うと非常にプレッシャーのかかる辛い体験ですが、シンプルに「人が自分の話をまじめに聞いてくれる」機会なんだと考えると、こんなありがたいことってないです。
    せっかくの機会を最大限に活用できるようになれたら、嬉しいですね。
    …とは思うんですけどね………

蛇足


  • B地点に辿り着いてくれた方へ。現在放映中の「仮面ライダーディケイド」は少々特殊な位置づけですので、初心者より、何作か見たことのある人向けかと思います。初めて見るならやはり、万人にお勧めできる「仮面ライダー電王」。それ以外ですと(ファンの中でも意見が分かれるので難しいですが)、個人的には「これぞオトナ向け」と思う「仮面ライダー龍騎」を推します。
  • WIIFM 仮面ライダーについて語り合える人をもっと増やして、より楽しい会社ライフを送る
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実習プレゼン(file: 06) -やさしい給水塔鑑賞入門-

Posted by  on February 17, 2009 20:33, filed under シーズン2 パワープレゼンテーション, 勉強会レポート



こんにちは。
livedoorでは広告企画のディレクションを担当している阿部です。

私のプレゼンテーマは、「やさしい給水塔鑑賞入門」です。

各家庭にお水を届けている給水塔ですが、建造物あるいは風景として見た場合、不思議な面白味があることに気づいていない方がほとんどではないかと思います。
今回のテーマをその面白味を理解していただくとともに、あれ?知らず知らず意外なビジネススキルが身についちゃった!というような有効性をもお伝えしてしまおうというものです。

後者がシーズン?で共通して話されている「WIFFY」ですね。

どうにも後付けのような「WIFFY」ですが、プレゼンの現場、たとえばそれがお客様への自主提案であった場合、お客様が気づいていないメリット、有効性に気づいていただく事が重要であったりします。

(そういった意味でも、後付けっぽい有効性を如何にもっともらしくプレゼンできるか、それがポイントだったりしますよね。)


さて、導入が長くなってしまいましたが、以下プレゼンのポイントです。


これから何を話すかを話す(書籍 p.102)



001

人の集中力は意外と続かないもので、これがさらに興味の無い事柄あるいは自分にメリットのない事柄であった場合などは尚更です。

結論から先に話す、という事が良い会話術のひとつであるように「これから何を話すかを話す」も聞き手のストレスを軽減させ、プレゼンを聞く姿勢をとっていただく方法のひとつではないでしょうか。


フォントはシンプルに(書籍 p.130)



002

プレゼン資料を作っている過程で陥りがちなのが、必要以上に見た目に凝ってしまい内容の分りづらいスライドを作ってしまう事です。確かに淡白すぎるスライドでは興味が沸かない事もありますが、目的は美麗な資料を作ることではありません。手段が目的にすり替わらないよう、フォントからシンプルに心がけました。


たとえ(書籍 p.95)



003

そもそもの話で、テーマとする商品や業界が専門的であった場合、聞き手の理解は困難になります。古典的な手法ですが、こうした場合は「たとえ」が有効ではないでしょうか。ここでは給水塔の抽出した面白味を理解しやすいよう、やや誇張した「たとえ」で紹介しました。



まとめ



今回のプレゼンでは、僕が現場で実際に使っているポイントを踏襲したところがあり、具体的には次の2つです。

「これから何を話すかを話す」については、時間に追われるマネージメントレイヤーの方々に向けて話を展開する場合、絶対に必要なポイントです。この話を聞くメリットはあるのか?あるとしたらそのメリットとは?この2つを「これから何を話すかを話す」に織り込み、相手に伝えます。

「フォントはシンプルに」に通じるところですが、僕はいつも使用するフォントの種類を3種類まで、フォントサイズを4種類までと決めています。例えば見出し、本文、キャプションでフォントを3種類、見出し(大)、見出し(小)、本文、キャプションでサイズを4種類使うイメージです。


反省点



・テーマがマニアックすぎたかも知れません。
・「WIFFY」がちょっと強引だったかもしれません。
・アニメーションに初めてチャレンジしました。いろいろ工夫するポイントがありそうです。



yabucccchi

実習プレゼン(file: 05) -生き残れPhotoshop-

Posted by  on February 12, 2009 10:47, filed under シーズン2 パワープレゼンテーション, 勉強会レポート

こんにちは。livedoorでディレクターをしている薮田(yabucccchi)です。

今回、私は「生き残れPhotoshop」というタイトルでプレゼンをしました。

このdirllシーズン2では「本(パワープレゼン)に書いてあるスキルを使って実際にプレゼンをしてみよう!」ということをやっています。お題は自由です。

「お題は自由」というのは簡単なようですが、実はハードルが高く、お題を考えることに一番苦労しました。なぜ苦労したかというと「WIFFY」を体感させることがプレゼンの目的であるため、どうしてもその目的を見つけることができなかったからです。ただ、迷っていても仕方がないので、今回はみんなに伝えたいことをプレゼンし、「WIFFY」は後付にすることにしました。

伝えたいことは「みんなの知らない業界の仕事」について。
テクニックは比較的「見栄え」に注力し、とにかくシンプルなパワーポイントにすることを意識しました。

それでは実際のプレゼンに沿って今回の資料について説明させていただきます。

ビジュアルスタイル(書籍 p.133,135)


p1p2

今回「生き残れPhotoshop」といってもAdobeのフォトショップについて話をしたわけではありません。町のプリントショップ。写真屋さんについてです。

なぜ写真屋さんかというと、私は22歳の頃、写真屋の店長をしていました。それから3年ほど写真業界で働いていたのですが、その3年間は激震の3年間でした。
「デジカメ」や「カメラ付きケータイ」が出現し、写真の文化が変わり業界の市場も変わってきていました。写真関連の会社がどんどん淘汰されていき、日本の写真屋の店舗数も半分以下になりました。

「なぜ写真屋が生き残れなかったのか」
実際に写真屋を運営していた体験を基に、プレゼンさせていただきます。

・資料について
背景の色を反転させることで、見出しを際立たせるのは効果的です。また、電気が消された暗い会場でプレゼンをする場合は、黒背景に白字の方が実は見えやすいのです。


モデックスの中核事業のスライド(書籍 p.157)


p3p5

まず、写真屋の仕事を4つの項目に分けて説明しました。
「現像」「印刷」「物販」「撮影やデジタル画像加工」。4つめをorにしている理由は写真屋さんによっては撮影を主にしているところもあれば、加工を主にしているところもあるからです。

・資料について
この資料は写真屋さんの仕事内容と売上の割合についての説明資料です。各項目を説明するときにはその項目をハイライトするようにしています。
この資料はスイスのモデックス社のCEO、ジャックエッシンガーが利用したシートを参考にしています。
このように伝えるべき内容が複雑多岐にわたっている場合には、項目にハイライトを交え、区切りのスライドを効果的に活用することをおすすめします。スライドに一貫性をを持たせることで「今何について話をしているか」を明快にしわかりやすいプレゼンにしています。

数字のチカラ-円グラフ-(書籍 p.143)


p6

それでは実際の売上の比率はどうなんでしょう。実際に運営していたうちの1店舗をサンプルとして上記の円グラフでに示しました。(多少デフォルメ化しています。)

・資料について
プレゼンにおいて相手を納得させるために数字はとくに重要です。しかしプレゼンを聞いている人の中でも数字に強い人と弱い人が存在しています。その両者を納得させるためにはグラフを使うことをお勧めします。今回のように全体を細分化して示す場合には、円グラフを使うと便利です。

その他に意識したこと


p7p8

では、デジカメやカメラ付きケータイが現われたことによってどうなったのでしょう?
デジカメで「現像」する必要はありません。「印刷」は家庭用プリンターという競合が現われました。家電量販店に行った方が写真関連商品は安く、品揃えも豊富なので「物販」はどんどん縮小。
残ったのは撮影orデジタル加工だけです。
撮影デジタル加工だけで運営が成り立つかというと、売上げ比率から単純に予測しても無理なことは明らかです。

・資料について
この資料ではなぜ変化したか、変化したらどうなるかを説明するために利用しました。今回資料をシンプルにしたかったとお話ししましたが、「シンプルにすることで変化がわかりやすく表現できるのでは」と考えたためです。
売上比率については極端に変化を出すことで、写真屋1店舗を運営するのがきびしくなるということを表現しました。

まとめ


最後は実際に自分が感じたことや教訓を話して私のプレゼンは終了です。それではAtoBとWIFFYについてご説明します。

・AtoB
プレゼン終了後にみなさんにどうなってほしかったかというのは以下の2点です。
1.他の業界の話をすることで、自分達がいるWeb業界の市場が伸びていることが恵まれているということを知ってもらう。
2.市場や業界が変化しようとしているときに適切な行動をおこせるように変化に敏感になること。

WIFFY
変化に敏感になり、変化したときに適切な行動をおこせるようになることで、食いっぱぐれないようになる。

後付け感があるかもしれませんが、自分の体験上食いっぱぐれていないのでまぁよいかなと。。。
また、自分はデジタル加工をしていたおかげでPhotoshopが使えるので、
Webディレクターになった今でも役に立っているのは事実です。

さて、お役に立ちましたでしょうか。

#こんかいエヴァンゲリオンっぽいページがありますが、エヴァメソッドがあるわけではなく、それっぽくしただけです。

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