2011年12月06日

住宅設計―品格 風格 単純 平凡 誠実 謙虚 そして 純粋

 
 己れの所属する日本建築家協会―J.I.A―の 居心地の良い 建築家クラブ での会合に出席する
 ワインとチーズでのブレイクをはさむ 4時間にも及ぶ充実した30人余りの会であった

 新宮殿の基本設計をされた建築家 として有名な吉村順三氏のもとで 長年チーフを務められたU氏が 吉村氏の建築を語る という 会 である

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吉村順三氏設計音楽堂のスナップ写真

 己れは訪れるたびにその美しさに感動します そして気力をもらいます




 吉村順三氏は住宅を多数設計されている住宅建築家でもあった

 この日の会で U氏が語ったことは

 吉村順三氏の住宅を設計する姿勢 あるいは そのつくられた住宅からにじみ出てくるもの とは
 品格 風格 単純 平凡 誠実 謙虚 です 

であった
 (そしてU氏はその言葉は口にされなかったが 純粋 も加えなければなるまい)


 耐震構造 長期優良住宅 などの言葉に代表される 本来住宅設計の基本であるべきあたりまえの 性能 技術 が あたかも特別の住宅設計で実現されるかのように一人歩きをし始めている昨今の住宅設計の風潮 に流されかねない己れにとって この日の 吉村順三氏の住宅設計の姿を語るU氏の言葉は

 そこに住む人に一番ふさわしい姿の 人間の巣 をつくることが 住宅設計 である

 
 という住宅設計の原点を もう一度きちんと認識しなければならないことを あらためて己れに気付かせてくれた


 己れの名前を冠した建築設計事務所を開いた駆け出しの頃 住宅設計の道 とはどんなものなのかを知ろうと 氏の設計した住宅の 図面 写真 から かいま見えるその 道 を ページがバラバラになるまで繰り返し学んだものだった




 あれから数十年 己れの歩んでいる 住宅設計の道 は 少し先へ進むと その先はまだまだ続き さらにその先へと目を向ければ またさらに遠くへのびている という 終わりのない 道 である


 その 道 には
 大きな災害を経るたびに進歩する建築の耐震構造技術
 長期優良住宅制度にあらわされるような住宅の耐久性の向上 
 太陽光発電 燃料電池 等を利用したエネルギー利用の最適化と省エネによる次世代住宅実現への住宅設計技術
 などなど 越えていゆかなければならない 坂 がある

 住宅設計事務所 建築家 としての己れの前に真直ぐにどこまでも続く道は これらのいくつもの 険しい 坂  をきちんと越えて先に進まなければ その先に見えてくるはずの 美しさ を自分のものにすることはできないのだ 



 吉村順三氏のつくられた建築から 己れが学んだことが 今日の己れの住宅設計の大きな糧となっていることを改めて思い この真直ぐな道を 見果てぬ夢を追って歩く己れに 大きな励ましをもらう一夕となった 


 




eicyan住宅設計事務所建築家木村俊介の設計する住宅その1



tujitei2




住宅設計事務所建築家木村俊介の設計する住宅その2 




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skimura16jp at 18:30コメント(0) 

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