2011年12月19日

住宅設計―住宅建築家の休日ーヨットは己れの骨盤で操船するのだ!

RIMG0008 日曜日 私の属するヨットクラブの 3杯のヨット J24 でクラブレース ― というよりは海面での勉強会 ― がおこなわれた

 3杯のヨット とは 3隻のヨット と同義語である ヨット人間はこんな云いまわしをすることで お互いヨット村の仲間同志であることを確認し合う他愛ない癖があるものだ
 船首を おもて  船尾を とも  と口走りたがるのも同じ



 元オリンピック選手 H氏 の乗るヨットで 己れが受けた4時間余にも及ぶ特訓は 微風の穏やかな海況の中での H氏 の操舵技術を学ぶまたとないチャンスであった


 今回の勉強会で 己れの得た一番大きな 収穫 は 
ヨットを 速く走らせようとする 執念 集中力 についてである


 立っていると感じない 地震 も 座っていると敏感に感じることと同じ理屈なのだろう
 ヨット J24 のデッキにしっかりと腰をすえ 長さ7メートル余のヨットの隅々までが己れの体の一部となっているように感じる意識を己の骨盤に持ち ヨットの操舵に その感覚で集中する


 軽いヨットの場合 ピッチング(船の前後の揺れ)により 前進する慣性力が大いに損なわれる
 これを最小限にとどめるため小さな波が船体に当たり始める瞬間にそれを感じとり ヨットの その波に対応した最適なバランスをとる操舵を 指先の感覚ですることになる

 このような状態で セールを見上げて風を見定め 己れの骨盤に感じる船体の感覚をとぎすませて操舵をしていると まわりを見る余裕もない


 日頃 心地よい風の下 己れの重いヨットに身をあずけて のんびり帆走することに慣れている日曜ヨット乗りにとって この操舵に とぎすました集中力を持続することに 疲れ果てる


 H氏は 「歩くことと同じですよ 2本足で歩くのにいちいちそのバランスを考えて足の動きや体重の移動をしているわけではないのと同じです」 とのたまう


 だからH氏はオリンピック選手なのだ と納得する

 
 ヨットの奥義を極める 道 にも 別の 道 があることが良く分かった一日であった



 アフターセーリングは クラブハウスでのヨット大好き人間達のホラフキ自慢話の宴会 気持良く太陽にあたった後の 気分も高揚し 緊張もとれた これもまた 楽しい一時であった



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小さな船外機ではまどろっこしいので J24 は レスキューボートに数珠つなぎに曵航されて帰ります
                                                                                               
                                                                                       
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己れの重いヨットでセーリングを楽しむ日











 いくら重いヨットでノンビリセーリングを楽しんでいる己れでも 時にはどんでもなく緊張する操船をしなければならない時がある



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skimura16jp at 14:38コメント(0) 

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