2012年02月28日

住宅設計−ガス 電話通信IT 警備保障 各会社それぞれの説明をそのままうのみにしてはいけない!

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 耐震補強リフォームリノベーション住宅 Kさん宅の工事は一応昨年末に完成したのだが その後引き続き さらなるリフォームリノベーション工事が続いている



 Kさん宅に新たに設置されたガスメーターについて 今年になって Kさんから リフォーム以前と同様の自動検針システムに戻して欲しい との申し入れがあった



1.ガス温水暖房の容量増大にともないガスメーターが交換された

2.ガス会社社員の求めで 自動検針を解除する承諾書にKさんがサインしたことを  Kさんは認識していなかった

3.ある日検針のお知らせがKさん宅に来てKさんはびっくりする 


4. 何かの間違いではないかとKさんは設計事務所に電話をする


 どうして自動検針仕様が解除されているのか 己れは不思議に思いガス会社に電話をする



 そして ガスメーター自動検針データー受信システム上の理由で自動検針仕様が解除されたことがわかる



 その後問題は解決されリフォーム前のシステムに無事戻ることになった



  



RIMG0166 ガス会社 電話通信IT会社 警備保障会社 それぞれのシステム上で使用される機器がKさん宅の住宅用情報盤(MDF)の中でお互いに接続されている



 大型建築工事であれば それぞれの会社の担当者が一同に会して 打合せ 確認 をすれば問題は解決してしまうものも 住宅程度の小さな工事 ましてやリフォーム工事の既存設備の中で発生した 問題 の解決には 各会社の担当者の存在があったとしても その全員を現場に集めることも容易ではなかったであろう



 それでも設計事務所建築家の設計監理の役目は果たさなければならないのだ



 この問題が起こった原因の確認とその解決のために己れがガス会社をはじめとして電話会社 通信会社 IT関連会社 警備保障会社 と電話でのやりとりをした時間は半日にも及んでしまった



 昨今 大組織企業の電話応対は 大きな事案であれば担当者の応対もきちんとなされるのであろうが 一般的には まず目指す部署へつながるまでに 電話の発信者側に目指す係りにつなぐ操作の努力と時間を費やさせる
 そして応対する相手は 名前を機械的になのることこそすれ顔はもちろん人物は見えてこない ロボットに喋っているようなものである
 そしてこの協議なり申し入れなりの内容について 2回 3回と電話をする時 同じ人物と会話が出来たためしがない
 「○○さんをお願いします」と申し入れても 「すべて情報は記録で引き継がれているので この電話で承ります」と云われるのだが 複雑な内容はまた繰り返し説明することになり時間がやたらにかかってしまう
 受ける側の効率は良くなるのだろうが それは 発信者すなわち発注者側の時間に すなわち その人件費に転化されるのである



 受信者側がおこなわなければならないサービスが発信者側に押しつけられているとしか思えないのだ



 それぞれの会社のそれぞれのシステムの中で 他の会社のシステムの機器あるいはその機器への接続方法に いろいろの条件 適否 が嫁せられるのは システムが高度の技術である以上必要なことなのだろうが その必要な関連情報は それらを統括しなければならない立場の設計事務所建築家には的確に流してもらいたいものだ などと 思わず愚痴が口をつく


 己れの問い合わせ 質問に対する 出来ません の返答内容が決して間違いではないものの 己れの立場としては そうなのか と簡単に納得することは出来ない


 その返答にかえて 他に何か適する機器はないのか 異なる方法はないのかと求めなければならない



 そして他の会社の領域のシステムの中に問題を解決出来る方法が存在しないだろうか と問題の起きている会社の領域を越えて他の会社の領域にまで問題解決の検討を求めることまでするのが このような場合の設計事務所建築家の取るべき道なのだろうとおもう

 



 これは駄目だが他にこういう方法もある という提案をすることの出来る技量を持った 自分の仕事に情熱を持つ担当者に巡り会う時は嬉しいものだ


 その技量にこたえることの出来るように己れの技量の向上を目指して己れの修行を続けなければ と 己れも密かに思うのである



 今回の出来事は小さなそして簡単な問題ではあったが己れにとっては大きな 貴重な 経験の財産となった出来事であった



 これからの住宅設計監理の世界は 太陽光発電をはじめとした住宅の「スマート化」が進むことにも対応しなければならない


 「スマートハウス」はいろいろな技術分野をお互いに結びつける情報通信技術でコントロールされる


 それぞれの分野の技術はますます高度なものになるはずなのだが だからといって設計事務所建築家としての己れの責任が免れることにはなるはずがない

 各分野の高度な技術を持つ担当者からその専門的技術と知恵を引き出すための協議が出来るように 設計事務所建築家としての技量を磨く修行をこれからも続けなければならないのだと思い 身が引き締まる


 


 

 その1 2000年以前に建築の木造住宅は耐震の再チェックが必要

その2 耐震補強工事には現場確認が重要である

その3 耐震補強設計における 評点1.0以上 とはどんな意味?


その4 耐震補強の コスト とはどの位のものなのか?


その5 耐震補強では 床面に入念な剛性補強をおこなうことも    忘れてはならない重要な事項である

その6 住宅耐震補強リフォーム工事とヨットの補強工事とは?






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skimura16jp at 17:28コメント(0) 

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