October 12, 2008

前期レポートと後期のテキスト

3年生へ

教育実習ご苦労様でした。
後期の授業が始まりました。またがんばりましょう。

1)前期のレポートについて
最初の授業で前期レポートを返却するつもりでしたが、レポートを入れた封筒が見つからず、返却は果たせませんでした。その後、封筒は自宅ですぐに見つかりました。来週返却します。

再試:
全員同じではありません。以下の2つの方法を考えています。どちらになるかは来週お知らせします。いずれも締め切りは11月14日(金)です。
A:提出したレポートの書き直し
B:別のトピックで再レポートを書いて提出

Aにあたった人で、私のコメントを求める人は、聞きたい内容をはっきりさせて私の研究まで来てください。
Bにあたった人は最初から、前回とは違ったトピックで書いてください。

再試は合格を保証するものではありません。不合格の人は多くの点で問題があります(内容が薄いという点もさることながら、英語力の点で力不足が目立ちます)。ただ単に儀式的に再レポートを書いたからといって合格になるとは限りません。このことを軽く考えないでください。

2)後期のテキストについて
後期のテキストはJohn BunyanのPilgrim's Progress(Oxford World's Classics)を使用します。

テキストの入荷が遅れています(丸善に注文)。10月22日(水)に入荷するということです。丸善の人から直接3階事務室(草野さん)へ届けてもらうことにしています。皆さんは草野さんからそれぞれ1部もらってください。代金(定価+消費税(5%))は、期長が全員分集めて、私まで持ってきてください。

2部足りないので、2人はAmazonで個人購入するか、または紹介したウェブサイトからテキストをダウンロードするかしてください。その2名に関してはあなたたちで決めてください。来週の授業は、とりあえず私が渡したコピーを使用します。

3)来週(10月17日・金)の授業:
第1回目のガイダンスで渡したハンドアウトをもう少し読んでから、作品に入ります。担当者を含め、全員しっかり予習をしてきておいてください。

おそらく、私の授業はこの後期の授業が最後になると思います。もうこれまでのようにお情けをかけることはしません。皆さんの実力のみを冷徹に、ある種事務的に、判断して評価するつもりです。このことを心に銘記して本気で授業に臨んで下さい。

N. Miyachi

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May 23, 2008

皆さんの発言を求めます + その他

この授業は皆さんでは皆さんの発言を求めます。

皆さんが発言しにくい理由はいろいろあると思いますが、ひとつは私が口を挟むからだと思います。

担当者が担当の詩について発表するのを聞いていると、いろいろと気になることがあります。ですから、つい口を挟みたくなります。そのひとつが文字で見る限りではわからないが、発表を聴いて初めてわかること、すなわち、英語を理解する時の驚くべき発想です。文法に即して作品の言わんとするところを読み解いていくことは当然のことです。しかし、そういう高等な次元に行く前の段階で問題があります。まず品詞をまったく無視したような捕らえ方です(これも文法といえば文法です)。これには驚きます。あなたたちのレポートを見ていると品詞の間違いがたくさん出てきて驚きますが、読むときにも同じ現象が出ていて「なるほど、そうか」と変に納得しています。品詞を無視していては英語の文が書けないのは当たり前のことですが、読むこともできなくなります(自分勝手な意味づけになります)。もっと品詞の意識と知識をしっかり鍛えてください。

あるいはまた、文法的なつながりは無視して、自分の感覚に(あるいはごく一部を元に自分で作り上げたシナリオに)意味をあわせようという乱暴な捕らえ方をしている場合もあります。もうそこでは文法などあってもなくてもどうでもいいというようになっています。これにも驚きます。そんな風にしていけば、どんどん英文の正しい意味から遠ざかっていき、最後には詩に書いてあることとは似ても似つかない自分の想像(創造?)と言うか捏造が出てきます。

上に書いたことは詩がどうのこうのということとは違う、英語の読解力の問題です。詩そのものの内容や問題点に入る前の事柄です。その次元で多くの問題が気になるので、つい口を挟んでしまうのです。基本的な英語の読み方(理解の仕方)に問題があり、それを直していくことはこれから教師になっていく上で重要なことだ思うとなおさら黙ってはおれなくなるのです。

しかし、次回からそれはできる限り控えます。つまり、間違っていようとどうであろうと、とにかくじっと我慢しておきます。

その代わり、皆さん方にそうした次元の指摘をお願いしようと思います。ですから、これからは担当者が詩について何か(たとえば、主題とか特徴とか)を語る前に、詩自体の意味のとり方が正しいかどうか(すなわち、文法的に正しく捕らえているかどうか)よく聞いておいてください。そしてそこからはっきりさせてください。皆さんは全員が読んできているはずですので、自分の理解の仕方とは違うはずです(読んできていない人は来週から授業に来ないようにしてください。もちろんそのときは名簿から名前は消えます)。ということは質問できる箇所は山ほどあるということです。もちろん詩の内容が幾分かは読み方にもかかわってきますので、詩の内容まで踏み込んで予習しておく必要があります。

詩の主題や表現の特質、言葉使いの面白さや言葉の特質など担当者が「分析」というセクションで述べていることなど、とりあえずは脇にのけておいてもらって結構です(実際、「分析」という箇所には頓珍漢なことが書いてあります。ほとんど感想レベルのことで、とても「分析」と呼べるものではありません)。詩の正確な意味がはっきりしないのに、その次の段階のことをいろいろ言ったからといって何の意味があるでしょうか?まさに砂上の楼閣でしかありません。土台がしっかりしていないのに、その上に何かを築いても壊れるのがオチでしょう。

発言しない人に中には、発言したい(発言しなければ)と思っている人も何人かはいるでしょう。私の座っているところから見ると、そのように見える人は確かにいます(逆に、発言する気などはじめから全くないと見える人もいます。その人たちはどれくらい予習してきているかたまに抜き打ちで調べてみたくもなります)。発言したい(発言しなければ)と思っている人はもう一歩だけ勇気を出してください。背伸びする必要はありません。予習していて自分にははっきりしなかった部分、自分と意味のとり方が違った点などで結構です。それがはっきりすれば、気持ちがいいものです。

私は「1回発言で何点」と点数はつけていません。そんな点数でつるようなまねはしたくありません。しかし、授業に積極的に関与していこうとする姿勢は、もちろん評価の対象になっています(それはどの授業でも大体同じだと思います)。「点数でつるようなまねはしたくない」と言いながら、それと矛盾するように、あなたたちに対してこういう脅迫的言辞を弄している自分がいやになっています。精神的衛生に大変悪いです。私の精神衛生上の点から(再度、いやみになるのを承知の上で脅迫的言辞を吐くなら、あなたたちの評価の点からも)積極的発言を望みます。

もうひとつ、ついでに書いておきたいことがあります。私は以前の授業で「どうして誰も英詩の伝統的なリズム(韻律)や韻の原則について調べてこないのですか?」と言ったと思います。本当にどうして調べてこないのでしょうか?私が指名して調べてくるように言うのは簡単ですし、そうした義務を与えたほうがスムーズに行く場合もあるでしょう。しかし、私はあなたたちの自主性・積極性に期待しています(いつも裏切られますが)。

W. C. Williamsの詩は伝統的なリズムから大きく外れています。それは、伝統的なリズム(韻律)はどうなっているのか、まずそこを理解して初めてはっきりすることでもあります。なのにそういうことは一切無視して、ハンドアウトでも「内容」についてだけ書いてあります。変てこな的外れの「分析」などどうでもいいですから、まずは詩の韻律法をしっかり押さえることの方がより大切です。あなたたちにはそういうリズムの重要性に対する意識が欠落していると思います(現に「分析」でリズムについて何か書いている人など全く出てこないではありませんか。あったとしても全く個人的な感覚で、おそらくは目で見た印象で感覚的にこじつけているとしか思えないものです)。

詩は音声的な響きが多くの意味合いを担っています。たとえば、W. C. Williamsの詩を見たら、たった一語で一行になっている箇所などたくさんあります。それだけでなく、各行が非常に短いということなどすぐにも気がつくはずです。しかし、あなたたちは、そういう目の前にあるものに気づいていないのか、全く注意を払っていません。どうなっているのだろうと思います。再度、言いますが、担当の詩について言うべきことがなければ(言うべきことがあっても)、せめて韻律などについて調べてきたらどうでしょうか。

さらについでにもうひとつ。「調べる」ということについて。あなた方は担当の詩を日本語に「訳」し、何か感想じみたことを書いたハンドアウトを用意すれば、それで「調べてきた」と思っているかもしれません。ですが、それは詩の中に出てくる知らない単語を引いてきているだけであって、私の言う「調べる」ということにはあたりません。「調べる」というのは、たとえば、最初の担当者が"Pastoral"についてきちんとハンドアウトを用意し、「パストラル」(牧歌詩)とはどういうものかを調べてきていました。私の授業で「調べる」とはまさにそういうことです。割り当てられた詩を読んでくるだけでは、私の言う「調べる」ということの中には入りません(このことはよく記憶しておいてほしいと思います)。つまり、作品を読み、作品の理解を一歩でも二歩でも深めていく上で有益な関連事項について自分なりにいろいろな辞典や参考文献をにあたること、それを私は「調べる」行為と捕らえています。

「調べる」に値する関連事項は、小さなものから大きなものまで、一編の詩を読めば、いくらでも見つかるはずです。たとえば、"Tract"に出てきた"hearse"(葬儀馬車)というのはどんなものなのだろうと疑問になるはずです。だったら、調べてみたらどうでしょう。今はインターネットで、それこそクリックひとつで調べられます。たとえば、Wikipediaには以下のような写真が載っています(私は、専門的なことについてWikipediaを参考にすることは薦めませんが、一般的な事柄や写真・画像などはそれなりに有益でしょう)。

a horse-drawn hearse, circa 1900

この写真は1900年ごろとあります。ですから作品の書かれた時点からそれほど離れていません。詩の中で出てきたものと多少印象は違うかもしれませんが、ガラスが全体を囲っている点などは詩に出てくる"hearse"の視覚的理解にはつながると思います。

「調べる」ということの意味を再度よく考えてください。

これでやめます。

N. Miyachi

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May 21, 2008

締め切りを遅れたレポート

3年生の皆さん

「現代英米文学演習 II 」の書き直しレポートの締め切りは「5月16日(金)5:00(厳守)」としていました(「厳守」というところに力点をおいて読んでください)。しかし、期限を遅れて提出した人がいます。しかも、何の事前の連絡もなく、またレポートのどこを見ても遅れたことを詫びる文はありません。

さて、どうしたらいいものでしょうか。

N. Miyachi



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April 26, 2008

レポート・コメントが可能な日時

2007年度後期「現代英米文学演習 II 」及び「英米文学ゼミナール II 」の再試可能の受講生へ

再試の締め切り(5月16日・金)までに私がレポートにコメントできる時間帯は以下の通りです。

4月30日(水) 15:30-20:00
5月2日(金)オフィスアワー(9-10限)以降20:00まで
5月8日(木)16:30-18:30
5月9日(金)16:30-17:30
5月13日(火)16:30-18:30

突発的な予定が入らない限り上記の時間帯は大丈夫と思います。コメントを求める人は上記の時間帯に来て下さい。来る前には再度自分のレポートを読み直し、こうすればいいのではということも考えてきて下さい。全てを教員から襲えてもらおうという受身の態度はきれいさっぱり捨ててください。

N. Miyahci





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April 25, 2008

次回(5月2日)の授業 + 4W教育実習

「英米文学ゼミナール I 」受講生の皆さんへ

1)復習:
本日(4月25日)の授業でアメリカの詩の流れを19世紀のE. A. PoeからW. Carlos Williamsの時代まで大まかにたどりましたが、もう一度必ず自分で辞書を引いて読み返しておいてください。そしてその大きな流れをつかんでおいてください(今日の詩の感想などをこのブログのコメント欄に書いてもらえば、ありがたいです)。

私が選んだ詩はすべてよく知られているものばかりです。あなたたちの教養として(あるいは「英語科」出身者の常識として)、できれば、暗記するくらいに声に出して読んでおくことを薦めます。これからの生涯において必ず一度は出くわすこともあるでしょう。

2)次回の授業:
来週から実質的にテキストに入ります。すでにM.T.さんのハンドアウトをもらっていますので、しっかり読んで自分なりの意見をまとめてきておいてください。

また、M.T.さん以降の担当の人もいつあたってもいいようにしっかり準備してきて老いてください。もし「準備してきていません」というような状況になれば、(当然のことですが)マイナス評価になります。

3)お願い:
皆さんたちの中には前期に4W教育実習に行く人がいます。その人たちの名前と教育実習期間をこのブログのコメント欄などで知らせてください。

N. Miyachi

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