子どもたちは、先生です。

幼児体育指導、サッカー指導をしています、みつ先生です。 保育園での体育レッスン、個人レッスンを通して、感じた想いや出来事を伝えていきます。今日も子どもたちの笑顔と、ともに。

2012年01月

コミュニケーションを図る場所。

この仕事をさせていただいている中で、色々な場所で人と話す機会があります。

現に保育園現場、ご父兄様、企業の方、小学校関係の方、まだ数年ですが色々な方々との出会いがありました。私も大変嬉しく思っています。

私が通っている美容院の方の話だと、カットをしなくても担当のスタッフさんと話すために来店される方もみえるそうです。 それは普段の会話からの、信頼関係が確立していると言う事ですよね。

私も常日頃から今関わっている全ての方々と、コミュニケーションを密に取っていきたいです。

今ある環境に感謝を込めて。

知多市子育て支援センター 親子体操 お父さんの会 2012

120128 009本日は、知多市子育て支援センター 「お父さんの会」内にて親子体操の講師を務めて参りました。場所は私が高校のときの通学路沿いにありました。(当時は気付かず・・・。)地元凱旋ということで、私も最初から気持ちが高ぶっていました。

今回はお父さんのみの参加という形でしたので、皆様緊張されていましたが、数分過ぎると子ども達ともに、笑顔がこぼれていました。

ご家庭で1分もあれば、あそべる運動をメインに紹介させていただきました。時折ダイナミックなあそびをすると、お父さん方から「こんなことも良いんだ!」と言う言葉もいただきました。

何より、子育ての意識がとても高いお父さん方でしたので、親子体操が終了してからも会話が止まりませんでした。私も子育ての先輩方お話を聞く事ができ、学ばせていただきました。

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所長の野澤先生はじめ、職員の先生方、参加していただいたお父様方、今回はありがとうございました。又機会がありましたら、今後とも宜しくお願い致します。

オープンキャンパスにて。

トライデントスポーツ医療看護専門学校にて、オープンキャンパスの講師として出向して参りました。

今回は高校2年生の子が参加してくれました。子どもスポーツ体験と言う名目でしたが、内容はもちろん「あそび」から。身体のメカニズムや、子ども達の特徴を織り混ぜながらの、縄あそびをしました。

そして今回のメインはボール3つを使ったジャグリングに挑戦。子ども達に「すご〜い」と思われるものを一つでも持っていると変わってきます。
高校生の二人だったので、是非高校に帰って教室で流行ったら…。と思い、早速挑戦開始!

ボールを投げる瞬間、キャッチ、タイミングなど色々な動作がある中、二人は1時間の間で8割習得してしまいました。(素晴らしい!)

終わってから「学校でやろっと!ありがとうございました!」と言葉をいただきました。

このオープンキャンパスが今後の学校生活の刺激になって、将来の夢を描いてくれたら…と願っております。

私も二人の笑顔から改めて学ばせていただきました。Mさん、Mさん、ありがとう。また何かの機会で会える事を願っています。

時計になってみよう。

120126あるレッスンのウォーミングアップに、「時計になってみよう」と言うテーマで、腕支持を行ないました。自分の身体は「針」。真ん中のマットを中心に、腕の力を使って回ります。
みんな針そのもので、なるべく足が動かないようにぐるぐる回っていました。
自分の身体を腕や腹筋、背筋も使って支えているので、身体の幹から養っていくには、もってこいの運動あそびだと考えています。

ご家庭でも簡単にできるので、是非親子であそんでみてくださいね。

「さむそうだね〜。」

真冬なのにハーフパンツスタイルの私。慣れてきたのか、足はそこまで寒くないと感じるようになってきました。(ホントに?)

ある保育園では子ども達がマフラーを編んでいました。すでに3つ作った子もいるようで、様々な色が使われています。そこで…。

み:「いいな〜マフラー。あったかそうやね。」
子:「うん!いいでしょ〜!」
み:「みつ先生もほしいなぁ〜。」

子:「いいよ!あっ…でも…。みつせんせい、足寒そうだから長ズボンがいいよね。」

み:「あっ…ありがとう!でも冬も大体半ズボンだから大丈夫だよ。(^^ゞ」

子ども達にも、さすがに寒そうに見えたのでしょうね。(レッスン中の服装は子ども達にあわせています。()

まだまだ寒い冬が続きます。乗り切るぞ!

何人乗れるか?

110124 006レッスンが始まる前のひとコマ。ご挨拶をする前に、跳び箱に乗っている子ども達。
腕支持で乗っている子、開脚している子、取っ手に足をかけている子・・・。
この「あそび」が力になってきます。
とあるCMのように、100人も乗れませんが、1段には何人乗れるのでしょうか?少し気になりますね。バランス感覚、腕の力など、あそびの中から身につけていけます。意識していなくても、子ども達なりに「あそび」を作っています。

「じどうで たべてる〜。」

保育園での体育レッスン終了後に、お給食をいただいているときの会話です。

Sちゃん:「あっ、みつせんせいと 〇〇せんせい じどうで たべてる〜。」

み:「自動で食べたらロボットになっちゃうよ〜。」

Sちゃん:「・・・?」

み:「あっ、まさか同時・・・一緒に食べたってことやった?」

Sちゃん:「うん、それ!」

言葉の一文字をずらすだけで、違った意味になってきてしまいますね。それでも子ども達の思いはストレートです。

似たような戦術?

先日の高校サッカー選手権から考えてみました。
現在は指導者ライセンス制度があります。その階級によって、クラブチームはもちろん、Jリーグのクラブまで指導できます。それを取得するために、講習会や研修や練習メニューなどを学ぶ事と思います。

そこで高校サッカーのおもしろさや醍醐味について。クラブチームとは違い、個性やその高校の特徴が表れます。例えば九州の国見はスタミナ重視、愛知県の中京大中京は攻撃、今年優勝した市立船橋は組織、守備など。 その高校の特徴を知った上で入学する学生も多く見えると思います。

それでも高校の監督さんもライセンスを取得されている方もみえるそうで、皆同じような、似たような戦術を組んでしまう可能性があるそうです。
現に、先日の選手権でも「怪物」と呼ばれる選手が少なかったように感じます。戦術にとらわれたり、組織に当てはめると個性がなかなか出にくくなります。

難しい課題ですが、個性を十分に引き出せるチームが出てくるとおもしろいなと思います。

足の指を鍛える。

120120 001アリーナ体育クラブのレッスンにて。本日は、足の指を使ったレッスンをしました。
柔らかいボール、わっか、コーンなどを足の指でつまんで、自分達の陣地へ持っていきます。最後に多く取れたチームの勝ちです。




120120 002歩く事や走る事で足裏を接地した際に、足の指で最も力が入る、親指の付け根の部分(拇指球)を重点的に意識します。スポーツや運動をするうえで、拇指球の働きが重要となってきます。

保育園などでは、裸足保育を行なっている園さんもみかけます。なるべく裸足で歩いてみたり、走る経験をするのも良いかもしれません。足裏には、足つぼマッサージでもおなじみですが、色々な神経がめぐっています。足の指を開いたり、動かしたり、ご家庭でも、タオルなどを使ってあそぶ事もできますので、是非試してみて下さいね。

「ねぇ、ちょっとかしてくれる?」

保育園の体育レッスンでのお話です。
今月の単元はコマ回し。日本の伝承あそびを伝え、集中力や膝の使い方など、様々な動きが体育や運動につながっています。

そこで私のコマ回しを見て、ある子が…。

「ねぇねぇ、みつせんせい、そのコマかしてくれる?」
「いいよ〜。」とかしてあげました。

あまりにも回るので、同じように回るかと思ったのか、ただ回してみたかったのかわかりませんが、その言葉を受け止めました。

「いやいや、どのコマも同じだよ〜。」と言ってしまいがちですが、まずは子ども達が感じたり、思った事を体験させてあげるのも成長していくための一つの作戦かもしれませんね。

子ども達のメッセージ。

子ども達とふれあっている中で、ひとつひとつの動きや言葉を、なるべく見逃さないように観察しています。

何気なく発した言葉、小さな動きにも意味やメッセージが含まれています。私達は子ども達のメッセージをいかに受け取り、より良いアプローチを考えていかなくてはいけません。

ネットを見ていたら、ノルウェーサッカー協会が唱っている活動スローガンがとても参考になりました。

・子どもたちの試合や練習を見に行きましょう

・試合では、(自分の子どもだけでなく)すべての子どもたちを応援しましょう

・調子が良いときだけでなく、調子が悪いときも温かく見守っていきましょう

・チームリーダーを尊重しましょう

・レフェリーに敬意を払いましょう

・子どもたちを盛り上げていきましょう

・試合や練習の様子を聞いてあげましょう

・必要な用具を準備してあげてください

・クラブの仕事を尊重しましょう

・忘れないでください。サッカーをするのは子どもたちです。


サッカーだけでなく、今の生活、子育て、保育にあてはめてみてはいかがでしょうか?私も体育レッスンに関してとても参考になります。
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