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2019年09月02日

[SKJ]■世界キリスト教情報■第1493信

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(週刊)        2019年9月2日(月)     第1493信☆
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              = 目 次 =

     ▼環境保護のための世界祈願日=教皇「自然に囲まれて祈る習慣を」
     ▼教皇、日曜の公開接見で「アマゾン森林の“肺”は地球に不可欠」
     ▼教皇が祈祷に異例の遅刻、エレベーターに閉じ込められ

     ▼中国とバチカンの暫定合意以来初任命は集寧教区のヤオ司教
     ▼バチカンとの暫定合意後、中国で2人目の司教任命
     ▼中国政府が海外系教会に新たな取り締まり

       ▼《メディア展望》

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◎環境保護のための世界祈願日=教皇「自然に囲まれて祈る習慣を」

 【CJC】教皇フランシスコは9月1日、『第5回環境保護のための世界祈願
日』のメッセージを発表した。『バチカン・ニュース』が伝えた。

 毎年9月1日に記念されるこの祈願日は、環境問題に関心と考察を深め、その
ために祈ることを目的に、教皇フランシスコによって2015年に制定された。

 コンスタンティノポリのエキュメニカル総主教庁と、同日に同目的のために記
念するこの祈願日は、エキュメニカルな意味を持っている。

 教皇は今年の祈願日のメッセージで、「創世記」における「神はこれを見て、
良しとされた」(1:25)という言葉に、被造物に注ぐ神の優しい眼差しを観
想する一方、この賜物に対し、罪や、利己主義、所有と搾取の強欲をもって答え
てきた人類の悲劇を見つめている。

 教皇はエキュメニカルな国際運動「被造物の季節」への参加を広く呼び掛け
た。そして、自分たちの「共通の家」のために祈り、行動するこの月間が、9月
1日のこの「環境保護のための世界祈願日」から、アッシジの聖フランシスコの
記念日10月4日まで行われることを紹介している。

 教皇はこの期間を、「創造主なる神への感謝が自ずと生まれる自然の中に身を
浸しながら、祈る習慣をつける時」と述べた。

 また、それは「食べ物、消費、移動手段、水やエネルギーの使用、有害とされ
る物質などをめぐって、わたしたちの生活スタイル、日常の選択を見直す時」で
もあると記している。

 さらに、教皇はこの機会を「預言的な行動をとるための時」として示し、すで
に世界中の多くの若者たちが、この問題について正しい選択をするよう声を上げ
ていることに言及した。

 教皇は、自分たちの祈りとアピールが、環境問題に対する政治や社会の責任者
たちの関心を高めていくことを願い、皆が被造物を大切にするための祈りと取り
組みを心に留め、その責任を自覚するようにと呼びかけた。

 バチカン市発としてロイター通信が報じるところでは、教皇は「世界祈願日」
のメッセージの中で、ニューヨークで今月開催される『国連気候変動サミット』
を「特別に重要」とし、「ここで各政府は、温暖化ガスの純排出ゼロを可能なか
ぎり早期に実現するとともに、世界の平均気温上昇を、パリ協定の目標に沿って
産業革命前から1・5度に抑制するために劇的な措置を取る政治意欲を示す責任
を負っている」と述べた。□

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◎教皇、日曜の公開接見で「アマゾン森林の“肺”は地球に不可欠」

 【CJC】教皇フランシスコは8月25日、バチカンのサンピエトロ広場で行
われた日曜恒例の公開接見で、アマゾン熱帯雨林で続く森林火災について「その
森林の“肺”は私たちの惑星にとって不可欠」として、アマゾン地域全体で激し
さを増している「広大な火災」にへの懸念を表明、「関係者の献身をもって」火
災が「できるだけ早く収まるように」と祈った。『バチカン・ニュース』(英語
電子版)が報じた。

 ブラジル専門家は、2019年はすでに全国で7万7000件近くの山火事が
発生したと報告した。前年同期比85%増加した。これらの火事の半分以上はア
マゾン地域で発生している。□

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◎教皇が祈祷に異例の遅刻、エレベーターに閉じ込められ

 【CJC】教皇フランシスコが9月1日、バチカン(ローマ教皇庁)恒例の
「お告げの祈り」に遅刻する、という教会史上まれな事件が発生した。理由はエレ
ベーターに閉じ込められたため、とAFP通信が伝えた、と時事通信が紹介して
いる。

 「お告げの祈り」はイタリアのテレビ局が生中継していたが、7分たっても教
皇が現れないため、視聴者の間には、教皇が健康を害しかとの懸念が持ちあがり
始めていた。

 サンピエトロ広場を望む書斎の窓から無事、姿を現した教皇は、辛抱強く待っ
ていた信徒らに向かって「遅刻したことを謝らなければいけませんね」と述べた
上で、停電が発生したためエレベーターに25分間も閉じ込められていたと説
明。最終的に「消防士たちが助け出してくれました」とにこやかに語り、「消防
士たちに大きな拍手を」と呼び掛けると、聴衆からも拍手や歓声が巻き起こった
という。□

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◎中国とバチカンの暫定合意以来初任命は集寧教区のヤオ司教

 【CJC】中国内モンゴル自治区の集寧教区アンソニー・姚順(ヤオ・ジュ
ン)神父(54)は8月26日、ウランチャブ市集寧区のロザリオ大聖堂で司教
に叙階された。中国とバチカンの司教任命に関する暫定合意以来初めて、とUC
AN通信が報じている。

 叙階式典(ミサ)は、中国天主教(カトリック)司教団・天主教愛国会の副主
席、フフホト司教のポール・孟青祿(メン・チンル)司教が司式し、巴盟(バメ
ン)教区のマティアス・杜江(ドゥ・ジャン)司教、寧夏教区のジョセフ・李晶
(リー・ジン)司教、山西省太原教区のポール・孟寧友(メン・ニンギュ)司教
も参列した。

 式典では、中国天主教司教団による批准書が読み上げられ、アンソニー・姚順
(ヤオ・ジュン)神父が「聖教会による司教選挙の伝統と教会議の規則に従って
選出された」と宣言、「検証と有効な選挙の後、わたしたちは今、正式な認可を
与えます。この候補者は教皇によって承認された」と述べた。

 地元の情報源によると、120人以上の司祭、修道女50人と1000人以上
の信徒がミサに参加した。

 ヤオ司教は、1991年に教区司祭として叙階され、ニューヨークのセント・
ジョン大学で典礼を学び、2010年に教区に戻った。これから司祭31人、修
道女12人、信徒約7万人の集寧教区を率いることになる。

 中国とバチカン(ローマ教皇庁)の司教任命をめぐる暫定合意以来、初めて任
命された司教ではあるが、ヤオ司教は実際には2010年にバチカンによって密
かに叙階されており、中国政府の承認を待っていた。□

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◎バチカンとの暫定合意後、中国で2人目の司教任命

 【CJC】中国は8月28日、天主教(カトリック)司教任命に関し、昨年バ
チカンと暫定協定に署名したが、26日のに続き、2人目の司教を任命した。
 中国共産党機関紙『人民日報』系列の『環球時報』英字国際版『グローバル・
タイムズ』が報じた。

 2人目の徐宏偉氏は、中国北西部の陝西省の漢中教区司教に28任命された。
式典は、天主教主教団団長、中国天主教愛国会副主席、昆明教区司教の馬英林司
教が執行した。80人以上の司祭と信徒500人以上が式典に出席した。

 教皇の命令による徐司教の「奉献」は、暫定合意のもとで、聖体受領と「調和」
が名実ともに進んでいることを示すもの、とイタリアの『チビルタ・カットリカ』
のアントニオ・スパダロ編集長は述べている。

 叙階式は、26日の姚順(ヤオ・ジュン)司教奉献に続くもの。

 姚司教の叙階は暫定合意の枠組みでは最初、とバチカン広報事務所は28日、
電子メールを『グローバル・タイムズ』に送った。□

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◎中国政府が海外系教会に新たな取り締まり

 【CJC】中国共産党が、韓国や米国系など30以上の教会を弾圧、排除する
計画を立てていたことが明らかになった。

 「中国における信教の自由の迫害と人権に関する」メディア『ビター・ウイン
ター』が、今年に入って、中国共産党中央統一戦線工作部(統戦部)と国務院公
安部が『外国のキリスト教浸透に抵抗する作業データベース』を共同で採択して
以降、全土の『省政府』は中国で活動する海外の宗教団体の取り締まりを強化し
てきた、と伝えている。

 『ビター・ウインター』が入手した中央政府の文書には、標的にされた教会の
一覧が掲載され、また、弾圧運動を実施する必要がある新たな地域が記されてい
る。

 文書は、習近平国家主席の発言を引用、「決して海外の宗教勢力を我が国に根
づかせてはならない。決して宗教分野での反共産党及び反政府勢力の形成を許し
てはならない」と規定している。

 昨年の早い段階から、中国共産党による海外勢力の侵入に対抗する特別な作戦
の一環として、韓国系のキリスト教団体に対する厳しい取り締まりが行われてき
た。今年は、閉鎖した教会の再開を阻止することに焦点を絞っており、「再開し
ている教会を調査し、見つけ次第処罰を与え、活動の再開を断固阻止すること」
と文書に記されている。

 「取り締まりと排除」は、次のようなものと見られる。
 ▽教会、神学校、研修所など、活動場所の閉鎖。
 ▽「外国の教会」関連の出版物押収、出版物刊行などに関与した団体や個人の
処罰。
 ▽国外の教会に関係する中国人信者を「教育」し、処罰。
 ▽宗教団体や信者が金銭的支援を宗教団体に提供するため設立した「隠れ蓑会
社」の許可取り消し。□

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《メディア展望》

 =カトリック新聞(9月1日)=http://www.cwjpn.com/cwjpn/
★日韓関係 和解へ努力を=両国の司教が談話とメッセージ
★コンゴ司教協議会=多国籍企業に貢献求める
★教会を破壊する見せかけの偽善=教皇一般謁見講話 
★第60回千軒岳殉教記念ミサ=蝦夷キリシタンの信仰思う=写真展も開催=札
幌・函館地区
★ザビエル鹿児島上陸から470年=キリスト教伝来記念祭=福音を通して伝え
られた平和考える

 =KiriShin(9月1日)=http://www.kirishin.com
★戦後74年目の“8月”=各地で平和への祈り=国内外の情勢は緊迫
★トラウマの予防策は「戦争しないこと」=日韓諸団体が相次いで声明
★名古屋で2度目「いのフェス」=コスプレサミット期間中に開催
★イエズス会総長が11年ぶり来日=上智大学で特別講話
★ドイツでWCRP/RfP世界大会=「つながりあういのち」テーマに

 =クリスチャン新聞(9月1日)=http://クリスチャン新聞.com
★日本でキリスト教が広がらない仕組みとは?=神社は“文化”、抵抗権ない
“人権”=「8・15平和祈祷会」で森島豊氏講演
★全国青年大会で国会議事堂・靖国ツアー=「これが常識になっていくのが怖
い」 =ウェスレアン・ホーリネス教団の青年たちが企画
★切断、対立、排除の流れの中で=教会は和解のため祈り、執りなしを=千鳥ヶ
淵「8・15平和祈祷会」で関田寛雄氏
★都内でベトナム語礼拝スタート=「母国語で一緒に。うれしい」
★日韓関係回復のために祈り会=互いの国を愛せるように=フリーダム東京

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