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2019年12月02日

[SKJ]■世界キリスト教情報■第1506信

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(週刊)       2019年12月2日(月)     第1506信☆
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             = 目 次 =

▼教皇、日本訪問終え、羽田発帰国
▼「足利学校は日本文化の力」、教皇が上智大で言及していた

▼ボコ・ハラムから逃げた子どもを牧師虐待か=ナイジェリア

▼ブルキナファソで教会襲撃、14人死亡

▼韓国人宣教師がトルコ南部で刺殺される

▼飼い葉おけの木片が、約1300年ぶりベツレヘムに里帰り

  ▼《メディア展望》

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◎教皇、日本訪問終え、羽田発帰国

 日本を訪れている教皇フランシスコは、最終日の11月26日早朝、バチカン
(ローマ教皇庁)へ向けて帰国する直前、東京都千代田区の上智大学の四谷キャ
ンパスを訪問した。

 上智大学は、日本にキリスト教を伝えたフランシスコ・ザビエルが創設した修
道会『イエズス会』が設立母体。同会出身の教皇は、まず構内のクルトゥルハイ
ム礼拝堂で、会員たちと私的にミサを行った。

 続いてイエズス会のSJハウスで会員と朝食を共にし、病気や高齢の司祭を見
舞った。

 大学では、集まった700人余りの学生たちに向けて演説、「どんなに複雑な
状況であっても自分たちの行動が公正かつ人間的であり、正直で責任を持つこと
を心がけ弱者を擁護するような人になってほしい。ことばと行動が偽りや欺まん
であることが少なくない今の時代において特に必要とされる誠実な人になってほ
しい」と諭し、「訪問中の温かい歓迎に感謝する。これからも祈りの中で皆さん
のことを思い出す」と感謝の言葉を述べた。。

 教皇は講話を終えると、みずからステージを降りて学生たちに歩み寄り、握手
したり声をかけたりした。

 教皇は、帰国の途につく前、自身のツイッターを更新、この中で「私の訪問に
際し、真心を込めてあたたかくお迎えくれたことに対し、日本のすべての皆さん
に深く感謝する。これからも皆さんの幸せを祈る」と感謝の気持ちを書き込ん
だ。

 教皇は4日間の日本訪問を終え、午前11時半過ぎ、羽田空港で日本カトリッ
ク教会の司教たちに見送られ、ANA特別機で出発した。(CJC)□

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◎「足利学校は日本文化の力」、教皇が上智大で言及していた

 来日していたローマ教皇フランシスコが上智大学で26日に行った講話の中
で、足利学校(足利市昌平町)に言及、「日本文化の力を示す良い例」などと話
していたことが分かった。産経新聞(電子版)が11月30日報じている。

 上智大学は修道会イエズス会の設立で、イエズス会を創設したメンバーの1人
が1549(天文18)年、日本にキリスト教を伝えたフランシスコ・ザビエ
ル。

 ザビエルが来日した戦国時代、足利学校は最も盛んな頃で、ザビエルはインド
に送った書簡で「日本で最も有名で最も大きい大学」などと紹介している。

 教皇は講話で「ザビエルが感銘を受けた足利学校はさまざまな見聞から得られ
る知識を吸収、伝播するという日本文化の力を示す良い例」などと話したとい
う。

 和泉聡・足利市長は「足利学校の価値を全世界に向けて発信していただき、大
変喜ばしい」と話した。(CJC)□

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◎ボコ・ハラムから逃げた子どもを牧師虐待か=ナイジェリア

 【CJC】ナイジェリア南部の熱帯雨林の奥深くベニンシティーに、北部に拠
点を設けたイスラム過激派組織『ボコ・ハラム』から逃れて来た数千人の子ども
たちを受け入れる避難所とうたう『インターナショナル・クリスチャン・センタ
ー・フォー・ミッションズ』(ICCM)の施設がある。運営するのは、ICC
Mの創設者で、人道支援活動を行う宣教師と自称する50代のキリスト教福音派
牧師、ソロモン・フォロルンショ氏。

 施設は、4000人の子どもたち──「大半が孤児」だという──と夫を亡く
した女性や宣教師ら500人に宿泊先と医療と教育を提供しているという。資金
を提供しているのは、地元団体や非政府組織(NGO)と国外の教会、としてい
る。

 しかしナイジェリア各地でAFP通信の取材に応じた子どもたちやその親族、
元宣教師、ソーシャルワーカーの証言からは、カリスマ性のある通称「ソロモン
牧師」の暗い一面が浮かび上がってきた。教会の元職員は、「最初はハエも殺さ
ないような人物に思えた」と語った。

 数か月に及ぶインタビューで、面積0・3平方キロの施設では、子どもたちが
水や食べ物に飢え、不潔な環境で暮らしているという目撃証言が続々と集まっ
た。取材に応じた全員が口をそろえたのは、ソロモン牧師による肉体的な虐待。
セクシュアルハラスメント(性的嫌がらせ)を告発する人々もいた。

 AFP通信の取材に対してソロモン牧師は、施設が食料や衛生面で問題がある
ことは認めたものの、虐待については否定。「隠すものはない。われわれは人道
支援をしている」と答えた。□

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◎ブルキナファソで教会襲撃、14人死亡

 【CJC】西アフリカのブルキナファソ東部コモンジャリ県で武装勢力が教会
を襲い、子どもと司祭を含む14人が死亡した。AP通信が同国国防省の発表を
もとに伝えた。

 武装集団が教会を襲ったのは、報道によると12月1日。□

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◎韓国人宣教師がトルコ南部で刺殺される

 【CJC】『アシスト・ニュース』によると、トルコでこの5年間、宣教活動
に従事していた韓国人キム・ジンウク牧師(41)が11月22日、刺殺され
た。

 キリスト教宣教組織『クリスチャン・ソリダリティー・ワールドワイド』(C
SW)が、キム牧師はこの5年間、トルコで生活しており、昨年からディヤルバ
キル市で小教会を指導していた、と報じている。

 CSWは、宗教や信仰の自由擁護を専門とする人権団体。アジア、アフリカ、
中東、ラテンアメリカの20カ国以上で活動している。

 キム牧師殺害の容疑者として16歳の男性が拘束された。牧師の電話が見つか
らないところから、強盗狙いの殺人と見られている。しかし現地では、信仰のた
めに標的にされたとの見方も出ている。キム牧師夫妻には4歳の男児があり、さ
らに夫人は出産直前だった。

 トルコの小さなキリスト教共同体の状況は、2016年のクーデターの影響を
受けて、ますます不安定になっている。近年、敵意、ヘイトスピーチ、反キリス
ト教感情の増加が続いた。この10月、イスラム教徒がユダヤ人やキリスト教徒
と仲良くならないよう促す看板が保守色の強い都市コンヤに建立され、トルコ内
外の権利擁護団体の怒りと非難に火をつけた。

 CSWのマーヴィントーマス最高経営責任者は「キム牧師の家族、会衆、愛す
る人たちに心から哀悼の意を表する。トルコ政府に対し、この殺人事件を完全に
調査し、それに関与していることが判明した人たちに説明責任を果たさせるよう
要請する」と語った。

 さらに「政府はまた、キリスト教徒や他の宗教的少数派を対象とするヘイトス
ピーチを取り締まらなければならない。共同体が危険にさらされている雰囲気を
助長するからだ。トルコ政府に宗教的少数派に対するあらゆる形態の差別を終わ
らせ、宗教的所属や民族的背景にかかわらずすべての市民の権利を保護し尊重す
る憲法上の義務を尊重するよう、国際社会に要請する」と述べた。□

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◎飼い葉おけの木片が、約1300年ぶりベツレヘムに里帰り

 【CJC】AFP=時事通信が伝えるところでは、イエス・キリストが誕生し
た時に寝かされていた飼い葉おけの一部とされる木片が11月30日、イタリア
から1300年を超す時を経て、生誕地のパレスチナ自治区ベツレヘムに里帰り
した。

 幅1センチ、長さ2・5センチほどの木片は7世紀、聖地を管理するフランシ
スコ修道会にバチカン(ローマ教皇庁)から寄贈されていた。

 パレスチナ自治政府のマフムード・アッバス議長が2018年12月にバチカ
ン市国を訪れた際、フランシスコ教皇に木片の返還を要請していた。

 ベツレヘムの広場で信者らが見守る中、フランシスコ修道会のフランチェスコ
・パットン神父は聖遺物である木片を納めた豪華な容器を手にし、聖誕教会に隣
接する聖カテリナ教会へ運び、そこでミサを行った。

 パットン神父は29日、ミサに先立ってAFPの取材に応じ、640年ごろに
当時のエルサレム総主教ソフロニウスが贈り物として教皇テオドルス1世へ木片
を送ったと説明。だが今後は「永遠に」ベツレヘムにとどめ置かれるという。

 パットン神父は木片について「今から2000年以上も前にベツレヘムで聖母
マリアの元に神の御子が生まれたということを、私たちに思い起こさせてくれる
ゆえに、われわれはこの聖遺物を崇敬する」と語った。□

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《メディア展望》

 =カトリック新聞(12月1日)=http://www.cwjpn.com/cwjpn/
★教皇フランシスコ来日=いのちと平和を守るために
☆共感と愛着抱く日本へ=「宣教する巡礼者」として
☆教皇庁大使館で日本の司教団に=福音の文化内開花と移住労働者の歓迎を
★教皇フランシスコ=訪日前にタイを訪問
★天草・崎津教会でキリシタン伝来四五〇年祭=地元の“寛容さ”で生存できた
=天草崎津三宗教専用御朱印帳も好評

 =KiriShin(12月1日)=http://www.kirishin.com
★『聴くドラマ聖書』本格リリース=“耳で聴いて親しみやすく”=俳優陣が収
録時の苦労語る
★改革派教会メディア伝道局=「情報発信」めぐりセミナー
★「キリシタン」イメージの変遷と受容の歴史=京都でセミナー
★天皇代替わりに際して信仰表明=日本バプテスト連盟
★「政教分離」の徹底求め=カトリック正平協が声明

 =クリスチャン新聞(12月1日)=http://クリスチャン新聞.com
★「伝道の神学」テーマに吉田隆氏、川原崎晃氏=福音主義神学会西部部会秋期
研究会議=生活全体を福音により生かす
★「いっしょに」を実感!=ラブ・ソナタ熊本開催
★残存する“天皇教”=法的根拠を超えて進んだ「代替わり」に=憲法学者横田
耕一氏
★来年5月「日本宣教フェスタ」開催へ=“三世代一つ”回顧と励まし
★アプリ「聴くドラマ聖書」リリース=「神」役・大和田伸也氏=「父に命じら
れた仕事と思った」

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