秋保大滝植物園

秋保大滝植物園をご利用される皆様にお知らせです。

 現在、秋保大滝地区の駐車場を拡張するため、植物園の一部エリアの工事が行われております。また、7月23日(月)から8月上旬にかけては園内の樹木の移植工事を行います。

 移植工事にあたっては、来園者の安全を確保するため、対象となるエリアの他、樹木の移植先等の立ち入りを制限させていただくこととなりました。

 このようなことから、7月23日(月)から移植工事が完了するまでの間、入園料の減免措置(入園料を無料とする)を取らせていただきます。

 ご来園を予定されている皆様にはご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解のほどよろしくおねがいいたします。

 なお、いつまで無料とするかにつきましては、工事の進捗状況等を勘案したうえで、あらためてお知らせいたしますのでよろしくお願いいたします。


秋保大滝植物園の減免措置について

             〇対象・・・・・来園者された方全員

             〇減免内容・・・入園料が無料となります

             〇減免の期間・・7月23日(月)より 
              ※減免期間の終了については未定



今年はあまり梅雨らしくない日々が続いてますね。

昨日、秋保大滝植物園に行きましたが、あまりの暑さに植物もぐったりとしていると思いきや・・・・

キレイに咲いておりました
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こちらはオカトラノオ。名前の由来は、根元のほうから先端に向けて、長く伸びて花が咲き上がっていき、この花穂が姿が「虎の尾」のようなところからだそうです。

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ツルアリドオシ。あまりに小さいため見逃してしまいがち。葉や花などがアリドオシに似ていることに由来します。ツルアリドオシもアリドオシもどちらもアカネ科の植物ですが、アリドオシのほうは常緑低木で、葉の付け根に葉と同じくらいの長さの鋭いトゲがあるのが特徴。このトゲが蟻をも刺し通すとして名付けられたそうです。※諸説あります
ちなみにツルアリドオシにはトゲはありません。

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キリンソウ。黄色の花って見てるとなんだか元気が湧いてきますよね!私だけですか?

そのほかにもスイレンやアジサイなどもキレイに咲いておりました。

こんなのも見つけましたよ。
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カヤの実ですね。下の枝にもたくさんついているので観察にはピッタリです。

それにしても暑いです・・・あまりにも暑いのでお客さんもまばら。みんな家の中にこもっているのでしょうか?

しかし!

こんな時こそ秋保大滝植物園に来てください!

秋保大滝植物園からは、

滝が見えるんです(いまさら!!)

このブログのタイトルにもあるように、園内からは「すだれ滝」という小滝を見ることが出来るんですよ!日本三名瀑の一つである秋保大滝は園内からは見えません
秋保大滝は名勝とされるだけにさすがの迫力ですが、植物園内からしか見ることのできない「すだれ滝」だってなかなかのものですよ。

このブログで写真なども公開していますが、今回は動画でその美しさをご堪能ください。



どうですか?涼しくなりませんか?
すだれ滝は落差3m、幅40mに渡り、文字通りすだれ状に水が落ちる渓流瀑。落差こそ小さいですが、河床の凹凸で水流の流れの変化バリエーションが多いんですよ。

滝見台のそばは川からの涼しい空気が漂っていて一瞬暑さを忘れさせてくれますよ(一瞬だけ・・・)
それでも園内から滝が見える植物園なんてそうそうないですよね。

これからますます暑くなってくると思いますが、涼を求めて秋保大滝植物園にぜひお越しください!

花見もいいけど滝見もまた格別ですよ!

それではまた!

(副園長 近藤晋也)

 
僕って穴掘りが大好きなんです(ホント)


一部では穴掘り界のレジェンドとまで言われてますしね・・・・

そんな私に新たなミッションが!


それは、樹木の移植、


アナホリスト(移植のために穴掘る人※私の造語)にとって一番やってはいけないことは移植した植物を枯らすこと。失敗は私の中では許されません!

ということで、さっそく取りかかります!

今回のミッションは植物園の「アブラツツジ」の移植です。

植物(主に木本類)の移植を穴掘り業界では「堀り取り」と呼びます。

掘り取りに用いる道具はこれだけ、
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スコップ、ツルハシ、麻帯、麻ひもです。

これだけあれば大きくない樹木の移植は可能です!

あえてひとつ加えるならば、

それは、気合い!(昭和的精神論)

でもこれが一番大事。何しろすべて人力ですから。

今回移植する「アブラツツジ」はこんな感じ、

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写真ではわかりづらいですが、高さ1.8m位の株立ちです。自然な樹形で美しい立ち姿です。大きさの割にはそれなりの年数が経過していると思われます・・・

樹木の移植をするときには、樹齢や樹高、幹回り、樹種によって根鉢の大きさを判断します。今回の移植する「アブラツツジ」、ツツジ類全般にあてはまることですが、根はそれほど深くまでは張っておらず、地表からそれほど深くないところ細根を多く出しています。

ですので、細根をできるだけ切らないようにして、根鉢は広めの浅めで掘り取ることにしました。
※ケースバイケースです。ツツジ類すべてに当てはまるわけではありません。スコップを入れて初めて分かることも多々あります。

ここからは掘り取り作業を高速でご覧ください!


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細い根がたくさん出ています。これがアブラツツジの根です。ところどころにある太い根は隣のコナラの大木の根っこですよ。

しかし、掘り取りをしていると、心を折ろうとする様々な壁が立ちはだかります・・・

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石とか・・・

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石とか・・・

漬物石になりそうな大きさのものがゴロゴロと出てきます。
心は折れませんが、スコップが折れそうでした!!

悪戦苦闘の末、掘り取った状態がこれ。

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そして、動かすときに根鉢が崩れないよう、麻帯で根巻きします。

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根鉢全体に帯を巻き、

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麻縄でしっかりと巻いていきます。私の場合、ソロアナホリスト(一人で穴を掘る人)ですので、巻くときは麻縄をいれたリュックサックを背負いながら、ぐるぐると回って巻いていきます。

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動かすときに根鉢が崩れないようにしっかりと巻きますよ!

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巻き終わったら根鉢の底を崩して木を倒します。無事に掘り取り終了。
達成感もひとしおです!

お疲れさまでした!!

それでは、現在見頃の花を紹介しますよ。

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まずはコアジサイ、他のアジサイ類に先駆けて開花します。
一般的にはアジサイは香りが無いとされていますが、コアジサイは甘い香りがするんです。
多くの方がアジサイをイメージするとき、装飾花(がくが変化したもの)のあるアジサイを頭に浮かべるかと思いますが、私はコアジサイの楚々とした花のほうが好みです。

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ヤマボウシやエゴノキは今が満開!

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ウリノキは咲き始め。なんともかわいらしい花を咲かせます。

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スイレンも咲き始めですが池の水位が気になります。ひと雨ほしいところです。

それでは秋保大滝植物園でお待ちしております!!!

(副園長 近藤晋也)







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