秋保大滝植物園

10月20日に秋保大滝植物園にて行われた「炭焼き伝承体験会」後編です。

この日は3回にわたって行われる体験会最終日です。

最終日はいよいよお待ちかねの窯出しの日となります。

これまでの炭焼作業の成果はいかがなものだったでしょうか?

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まずは開始前のご挨拶。皆さんヤッケや合羽を着ていますが天気が悪かったわけではありません。その理由は後ほど・・・
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そしていよいよ窯出しの時が・・・
皆さん待ちきれないといった様子。

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窯の中は狭いのでリレー方式でできあがった炭を取り出していきます。

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立派な竹炭が完成していました!
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つぎつぎと運び出されていく竹炭。大成功じゃないでしょうか!

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窯出しの作業は炭の粉が舞い散る中行われます。ですので皆さん、汚れないように完全防備なのです。

すべての竹炭を出し終わった後にもお楽しみは続きます。

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炭焼き保存会の皆様がそれぞれ持ち寄った材料で花炭を作っていたんです。

以下、ウィキペディアより引用

花炭(はなずみ)とは

茶道で用いられる鑑賞用の炭。飾り炭とも言う。

松かさ、いがぐり、蓮の実、ヒョウタンなど、植物質で形が変わっているものを蒸し焼きにする。14世紀頃から存在し、茶室で飾り物として使用された。


開けてみます!!

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芸術的な仕上がりとなりました!インテリアにもよさそうですよね!

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完成した竹炭も少しづつおすそ分け。残った分は11月3日に行われる「あったかほっこり秋保大滝植物園まつり」にて炭焼窯の見学に来られた方へのプレゼントとなります。

まもなく体験会も終了。

と、その時・・・

突然の大雨!さすが雨男!今回も外しません!
ということで修了式と修了証書の授与式は急きょ秋保大滝レストハウスにて行うことになりました。
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皆様、大変満足な様子。何人かの方は「秋保炭焼き保存会」にも入会いただきました。
会を重ねるごとに仲間が増え、とてもうれしく思います!

皆様、体験会にご参加いただきありがとうございました。

そして、大変お疲れさまでした!!

(副園長 近藤晋也)

ここで告知です!

毎年恒例となっております「あったかほっこり秋保大滝植物園まつり」を11月3日(土)に開催いたします。
おまつりでは、大人気の工作コーナーをはじめ、野点やスタンプラリー、今回ご紹介した炭焼窯の見学会等、盛りだくさんの内容となっています。
また、今回は秋保大滝植物園オリジナルのプレゼントをご用意しています。※こちらは先着200名となっています。
みなさまのご来園心よりお待ちしております!



更新が滞っている間に季節はすっかりと秋になってしまいました。

毎年恒例となっています「炭焼き伝承体験会」を今月の6日、7日、20日の三日間のプログラムで行われました。
ちなみに私は最終日のみ参加。

まずは初日、体験会のスタート!

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体験会の講師である「秋保炭焼き保存会」の会長の二瓶さん、秋保大滝植物の佐藤チーフより写真をご覧いただきながら炭焼きの工程などについてのレクチャーが行われました。

今回は過去に行われた炭焼き体験会に参加した皆さんも「炭焼き保存会」のメンバーとしてお手伝いいただきました。
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まずは竹を既定のサイズに切り出していきます。この時に気を付けなければならないのは、竹の節ごとに穴をあけること。これをしないと竹の中の空気が膨張して窯の中で破裂してしまうのです。

その後、窯の中に竹を詰めていきます。暗くて狭い中での作業となります。
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詰める際にはすき間を出来るだけ無くすよう、材の大きさや太さなどを見ながら丁寧に詰め込んでいきます。

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焚き付けとなる薪をひたすらくべて、窯の内部の温度を上昇させます。
最終的には300度近くまで温度をあげるそうです。
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中の温度が適切な状態となったところで窯にふたをしますが、内部の温度の状態をみながら空気口の調整をしなければなりません。
この後、二日間ほど燃やし続けます。
炭の仕上がりは燃やしている間の天候なども影響するそうです。
窯の方向に風が吹き込むと燃焼が促進されてしまい、しっかりとした形にならないようですよ。

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立派な炭が出来るよう皆で見守ります。
秋保では炭焼きの副産物である「竹酢液」も作っています。竹酢液は樹木の害虫防除のほか、少し使い方を変えるだけで土壌改良など意外な効果があるすぐれものなんですよ。

後編では私も参加した「窯出し」の様子をお伝えいたします。

それではまた!

(副園長 近藤晋也)

久々の更新となります。

秋保大滝植物園では、園内の一部を大滝地区の駐車場として利用するため、現在も工事が続けられております。

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この写真のフェンス外側部分が駐車場のエリアになります。重機による作業が行われており、ご来園のお客様には大変ご迷惑をおかけしております。

また、工事にともない、該当するエリアに植えられている植物を秋保大滝植物園内及び野草園内に移植いたしました。

移植を行ったのはお盆前の8月上旬。樹木を移植するにはなかなかに厳しい時期ではありましたが、数本は枯れてしまったものの、残りの多くは元気に育っています。

その中でも、秋保大滝植物園が非常に気にかけていたのがこの木。

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セッカスギ(石化杉)

石化とは、成長を繰り返して伸びてゆく成長点が本来円錐形であるべきものが帯状に連なってしまい、そのまま帯状に伸びてしまうもので、帯化(タイカ)または綴化(テッカ)とも言います。
杉の石化の場合は成長しても、その異様な形ゆえに材木としては適さないため、植林地ではほとんど見ることはできないでしょう。

約2.5m程のこの樹木、駐車場整備のエリアにかかるということで移植の対象となりました。

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今のところ枝枯れもなく、健全に育っているようです。移植したものは、現在、園内西側に植栽しております。場所が分からない方はスタッフにお問い合わせください。

そして、現在の植物園の様子はと言えば、

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秋を代表する花、ハギが咲き始めました。こちらはツクシハギという種類です。

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秋の七草のひとつ、オミナエシ

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この不思議な形をした花はカリガネソウ

シソ科の植物で、花の様子を雁に見立てたものと言われています。ホカケソウ(帆掛草)とも呼ばれます。

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秋咲きのツツジ ホツツジ

また、この時期は春や初夏に咲いた木々に実がなり始めています。

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ガマズミ

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クロモジ

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ヤマボウシ

秋は花も実もなるお得な季節!

皆さん、植物園に遊びに来てください!

(副園長 近藤晋也)






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