すだれ滝だより 

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 すだれ滝(園内からしか見る事ができない小さな滝です)

 秋保大滝植物園、4月1日に開園しました! 日頃から秋保大滝植物園をご利用の皆様、本年もどうぞよろしくお願い致します。

さて、冬期閉園していた秋保大滝植物園ですが、その間も職員は春の開園に向けて着々と準備を進めてまいりました。

今年度一発目のすだれ滝だよりでは、開園に向けた植物園職員の奮闘ぶりとその成果をご紹介したいと思います。

秋保大滝植物園では冬の間も(毎日ではありませんが・・・)職員が園のメンテナンスを行っています。冬の期間は枯れ木の伐採や工作物の設置・改修など、開園期間中では困難な作業を行うことが出来る大切な時期でもあります。特に今年の冬は例年になく雪が少なかったため、園内での作業はとても順調に進みました!

 

□作業その1 蔓(つる)植物の小道の設置

 植物園の新たな見どころとして「蔓植物の小道」を設置しました!

もともとその場所に自生していた蔓植物10種に加え、タネから育てた10種を植栽した蔓植物の展示コーナーです。一つのエリアで様々なつる植物を見ることが出来るので植物観察にはピッタリの新コーナーですよ!

 蔓植物の小道DSCF3391_R 
    芽吹き前なので少しさびしいですが・・・

□作業その2 萩の垣根の改修

 園内に設置されているトイレ周りの垣根は植物園職員の手作りなのです。周りの景観に合ったものということで、冬の間に剪定したハギの枝を少しづつ束ねて垣根を作っているのですが、何しろ自然の素材ですから徐々に傷んできます。この冬は傷んだハギを取外して垣根をリニューアル!職員も大満足の仕上がりです。

 萩垣P3100579_R
         秋保の職員は手先が器用ですね!

 

□作業その3 樹木の名札の作成・設置

 遊歩道沿いの樹木に名札を取り付けました。秋保の豊かな自然に溶け込むよう、ホオノキなどの木板に名前を彫った(非常に細かい作業です・・・)とても温かみのある樹木銘板です。これからも少しづつ増やしていく予定ですのでお楽しみに!

 

名札DSCF3371_R



といった感じで、4月の開園にむけて職員一同頑張ってまいりました。

ぜひぜひご来園いただき、その成果や新たな見どころを楽しんでいただけたらと思います。今年度も何卒よろしくお願い致します!!!

 

現在見頃の植物 

 ショウジョウバカマ_Rゲンカイツツジ (3)_Rヤシャブシ
    ショウジョウバカマ    ゲンカイツツジ        ヤシャブシ

 
□ご挨拶□

今年度より野草園・秋保大滝植物園の副園長となりました近藤です。定期的に秋保大滝植物園に出没しますので、見かけたらぜひお声がけ下さい。目印は赤い作業靴です!

それではよろしくお願い致します。            <副園長 近藤晋也>                             

 

植物園スタッフ通信

 

秋保大滝植物園にもようやく春が訪れ、無事開園の日を迎えることができました。

 園内を散策してみますと・・・「あれ?例年の同時期となんとなく園内の様子が違ってちょっと物寂しくて寒々としている感じがする・・・」スタッフだけではなく開園を心待ちにしてご来園頂いたお客様からも同じような感想が。

 実は・・・そうなんです!例年よりも雪解けが早かったのに、開園日にはすでに紫の花を咲かせて迎えてくれるはずの東屋周辺のゲンカイツツジや、すだれ滝周辺のイワウチワの花が硬い蕾のままだったんです。山里の積雪量はそれほどでもなかったのですが、大東岳や手前の三方倉の残雪は例年よりも多いとのこと。秋保の春はまだだという事を植物はちゃんと知っていたのですね。

 開園から約10日が過ぎた現在・・・園内の植物もようやく眠りから覚めて[イワウチワ、ゲンカイツツジ、ショウジョウバカマ、キクザキイチゲ、ヤシャブシ]と次々と花を咲かせ始めました。

 植物園のメインであるアズマシャクナゲの花芽も少しずつ膨らみ始めました。

 足元の小さな草花も次々と花を咲かせて、スタッフ共々皆さんのご来園を心待ちにしております。

                        〈秋保大滝植物園 佐藤紀美子〉