久々の更新となります。

秋保大滝植物園では、園内の一部を大滝地区の駐車場として利用するため、現在も工事が続けられております。

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この写真のフェンス外側部分が駐車場のエリアになります。重機による作業が行われており、ご来園のお客様には大変ご迷惑をおかけしております。

また、工事にともない、該当するエリアに植えられている植物を秋保大滝植物園内及び野草園内に移植いたしました。

移植を行ったのはお盆前の8月上旬。樹木を移植するにはなかなかに厳しい時期ではありましたが、数本は枯れてしまったものの、残りの多くは元気に育っています。

その中でも、秋保大滝植物園が非常に気にかけていたのがこの木。

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セッカスギ(石化杉)

石化とは、成長を繰り返して伸びてゆく成長点が本来円錐形であるべきものが帯状に連なってしまい、そのまま帯状に伸びてしまうもので、帯化(タイカ)または綴化(テッカ)とも言います。
杉の石化の場合は成長しても、その異様な形ゆえに材木としては適さないため、植林地ではほとんど見ることはできないでしょう。

約2.5m程のこの樹木、駐車場整備のエリアにかかるということで移植の対象となりました。

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今のところ枝枯れもなく、健全に育っているようです。移植したものは、現在、園内西側に植栽しております。場所が分からない方はスタッフにお問い合わせください。

そして、現在の植物園の様子はと言えば、

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秋を代表する花、ハギが咲き始めました。こちらはツクシハギという種類です。

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秋の七草のひとつ、オミナエシ

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この不思議な形をした花はカリガネソウ

シソ科の植物で、花の様子を雁に見立てたものと言われています。ホカケソウ(帆掛草)とも呼ばれます。

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秋咲きのツツジ ホツツジ

また、この時期は春や初夏に咲いた木々に実がなり始めています。

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ガマズミ

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クロモジ

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ヤマボウシ

秋は花も実もなるお得な季節!

皆さん、植物園に遊びに来てください!

(副園長 近藤晋也)