11月も半ばを過ぎ、秋保地区は間もなく長い冬をむかえようとしています。
この時期に園内の樹木の雪吊り作業を行うのは植物園の恒例行事となっています。
実は私はこの作業は未体験。今後の勉強もかねてお手伝いに行ってきました。
その時の様子をご報告いたします。
雪吊り(ゆきづり・ゆきつり)は、冬季、雪が付着することで、樹木の枝が折れないように縄で枝を保持すること。

この日はとても気持ちのいい晴天に恵まれ、紅葉の名残も若干楽しむことが出来ました。
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今回雪吊りを行うのは園内芝生広場の西側にあるアカマツです。
3本あるのですが、そのうちの2本は前日に一部作業を進めておりました。

やってみてわかったのですが、この雪吊り作業、何より大切なことはチームワークです!
木に登る人やその下で作業する人、遠くから全体のバランスを見て指示を出す人。それらがうまくかみ合わないとキレイに仕上げることは出来ません。

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高いところが好きな私はとりあえず木登りをすることにしました。
雪吊りの支柱となる丸太を幹に固定する作業です。
写真では分かりにくいかもしれませんが、この丸太の長さは8mもあるんです。

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シッカリと幹に結んでいきます。この柱のてっぺんから同心円状にワラ縄を張っていきます。

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こんな感じです。ちなみにワラ縄の長さは約11mもあります。

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地面に打ち込んだ杭にそれぞれの縄を結んでいきます。
その際、縄と縄の間隔を一定にしないと、見た目の美しさに大きく差が出てきます。
もちろん本来の目的である、雪の重みから枝を守るということが大前提となりますけどね。


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この日は6人での作業となりました。
そして作業開始からおよそ5時間。雪吊り作業もほぼ終了です。
ただし、事前の準備やら何やらも含めるともっと多くの時間や人が関わっている大変大きな作業です。

いままではただ「きれいだな」と思って見ていただけの雪吊りですが、体験してみてあらためてその大変さが分かりました!(いまさらですが・・・)

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秋保大滝植物園もまもなく冬期間の閉園となります。
ぜひご来園いただき、職員の手による雪吊りをご覧下さい!


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駐車場(園外)からもチラッと見えたりしますが・・・

ぜひ園内から見てください!

(副園長 近藤晋也)