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 6月7日(金曜日)のすだれ滝(雨量が少なく、まだ「すだれ」が復活できません)


 植物園の日誌で天気を振り返ると、最後にまとまった雨が降ったのが4月30日。その後実に21日ぶりにまとまった雨が降りました。再び晴れの日が続いていましたが、ここ数日、雷を伴ったにわか雨があり乾燥して元気のなかった植物も気持ちよさそうにグングン枝葉を広げ、園内の風景も新緑から深緑へと変わりつつあります。

初夏の園内ではコアジサイとスイレンが見ごろを迎えています。

5コアジサイDSC01973 (2)

  コアジサイを見るなら蔓植物の小道周辺がおすすめです。

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 スイレン池 現在赤と白のスイレンが咲いています。

それから、隠れた人気ものの「ギンリョウソウ」が、今年も園内の一角で大量発生しています。昨年も同じ場所に生えたのですが今年はとにかく凄い!( ゚Д゚)

一角といえども「アッ!ここにも。あそこにも」「わ~~」という感じで林内の土の中からむくむくと湧き出るように生えています。
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3ギンリョウソウDSC01947
ギンリョウソウ(銀竜草)は葉緑素を持たない腐生植物です。別名「幽霊茸」と呼ばれています。薄暗い林の中でぼんやりと白光(しろびかり)している様を子供の頃に見た方は、不気味な植物として記憶に残っているのではないでしょうか?でも、年齢を重ねてから再び見るギンリョウソウはどこか魅力がある植物と感じませんか・・・私もその一人なのですが・・・(*^-^*)

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 真ん中の青く見える部分が雌しべ(柱頭)、周りの橙色の部分が雄しべ(葯)。これでギンリョウソウにも花が咲くことが分かりますね。

この後、結実して子房が膨らんだ様子がゲゲゲの鬼太郎の「目玉おやじ」にそっくりだとの噂が・・・確かにそっくりなのですが残念ながら適格な写真が無くお見せすることができませんが、「目玉おやじ」になる過程はこれから見ることができます。是非植物園にお越しいただきご自身の目でご確認ください(^^)

ギンリョウソウの仲間には属が違いますが夏の終わり頃から発生するアキノギンリョウソウ(ギンリョウソウモドキ)があります。

2アキノギンリョウソウ(ギンリョウソウモドキ)P8260173

1アキノギンリョウソウ(ギンリョウソウモドキ)実DSC01361


 ギンリョウソウは液果なので、実ができた後は跡形もなく消えてしまいますが、アキノギンリョウソウは蒴果なので実ができた後も形がこのように残るのでアキノギンリョウソウと知ることができます。


大輪の花を咲かせる植物もあれば、目立たない小さな花を咲かせる植物もあって、そしてこんな不思議な花を咲かせる植物もある・・・「植物って面白いなぁ~」と少しでも興味を持っていただければ嬉しいと感じるスタッフ一同です。

 

それでは又~(^^)/                                秋保大滝植物園 佐藤