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7月2日(火曜日)のすだれ滝  涼し気で、程よい流れのすだれ滝です


 雨が上がって青空が広がり心地よい風が吹いています。子供の頃、梅雨の晴れ間のこんな日は「もうすぐ夏休み~♪」に繋がって気持ちがワクワクしませんでしたか(^^

今の時期に咲いている花にも、故郷を思い出す懐かしい植物が皆さんもあるのではないでしょうか?

園内では様々なコーナーを設けていますが、今回は券売所を入って直ぐの「展示棚(現在山菜と毒草の鉢植え見本展示を行っています)」から右に進む「四季の散策路」を紹介したいと思います。

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来園者のほとんどは展示棚左手の道から東屋に向かい、スイレン池を経てすだれ滝方面に向かうコースに向かわれるので「四季の散策路」の存在はあまり知られていないかもしれません。「四季の散策路」には、皆さんが子供のころから慣れ親しんでいる道端に咲く植物や、野生で出会うことがまれな植物も見ることができるコースになっています。コースを歩いた方からは「名前を知りたかった植物があった」「見たいと思っていた植物があって感動した」「懐かしい花と出会えた」といった嬉しいお声も寄せられています。

今回は散策路沿いに現在咲いている植物を紹介しますね

(#^^#)
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四季の散策路出発点付近です。


オカトラノオとウツボグサDSC02503 (2)

先ずは、皆さんお馴染みの、今の時期に道端で見られるオカトラノオとウツボグサです。

決して珍しくはありませんが、梅雨の中間から終わりを代表する野草なのではないでしょうか。ウツボグサにも花色の濃淡があって園内では濃青紫から淡桃色の花を見ることができます。
※展示棚左の道標下で仲良く咲いている様子を撮ってみました。他の場所でも見ることができます。



スズサイコDSCF3925

スズサイコ この植物は日当たりの良い草原などに生えていますが、数が少なく目立たないので出会えることも少ないようです。お星さまに似た可愛い花を咲かせるのですが・・・花は夕方ごろから開き日が当たると閉じてしまうので、お花を見るなら曇り・雨・夕方などが良いです。



オオマツヨイグサDSC02466 (2)

オオマツヨイグサ   月見草・宵待ち草という名前で記憶されている方も多いのでは? 正にその名にふさわしい植物だと思いませんか。

でも・・・「月見草」は白やピンクの花を咲かせる品種で、私たちが「月見草」と呼んで慣れ親しんでいたこの花は「マツヨイグサ」と呼ぶのだそうです。日本の風景にあった日本の野生植物と思っていましたが、明治の初めに渡来した帰化植物とのことです。夕方に咲き朝にはしぼんでしまいますが、完全開花でなければ日中でも見ることができます。

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子供の頃、蕾をバナナに見立てて萼を剥いで、ままごと遊びをしたのは・・・あれ?私だけでしょうか?(#^.^#)


ヤマブキショウマ
ヤマブキショウマ   ショウマと名前が付く植物はユキノシタ科またはキンポウゲ科が多い中で、ヤマブキショウマはバラ科の雌雄異株の植物です。花というより山菜としての認知度が高く「イワダラ」と呼ばれて親しまれているようです。

オオバギボウシDSC02469

オオバギボウシ  ギボウシの中では早くから花を咲かせます。満開の時よりも、咲き始めの頃の苞と蕾の色合いが何とも言えず、素敵な雰囲気があります。


フイリドクダミDSC02501

園芸品種ですが・・・フイリドクダミ  日本で品種改良されたものが欧米に渡りイギリスで「カメレオン」と名付けられて世界で大ブームとなったのですが、日本人受けはしなかったようです。来園者には大変珍しいと言っていただいています。


ヤエドクダミDSC02293

こちらも園芸品種のヤエドクダミ 



ヒメヒマワリとチョウDSC02499 (2)

四季の散策路にある花壇にはヒメヒマワリやセイヨウノコギリソウが咲き始めて、様々な蝶々が訪れています。



ミドリシジミ?DSC02491 - コピー (2)

こちらはミドリシジミの仲間です。初撮りの上、あまりにもきれいな色だったので大変感動しました。シジミチョウ大好きYちゃんさん(来園者)にチョウの名前をお聞きしたところ・・・「ミドリシジミの仲間の翅の表は、光の当たり具合で様々な色合いに見えて同定が難しいので、撮影するときは裏も撮った方が調べやすいですよ」と教えていただきました。早坂園長からも同じアドバイスをいただきました(‘’)ゞ 

シジミチョウの目は大きくてクリリンと丸くて可愛いこともYちゃんさんから教えていただきましたので、皆さんもシジミチョウの仲間に出会ったら可愛い目も観察してみてくださいね。きっとシジミチョウが好きになると思います。それから蝶々の写真を撮るときはなるべく翅の裏表を撮ることもお忘れなくデス(*^^*)

四季の散策路には、この他にも多くの花が咲いています。ゆっくり歩きながら思い出の花を探してみるのも楽しいと思いますよ。




ヤマドリタケの仲間DSC02494 (2)

四季の散策路沿いではありませんが、梅雨の時期なのでキノコの仲間もあちこちで見ることができます。

 

※まだまだ梅雨は続きそうです。長靴の貸し出しは引き続き行っていますので窓口に気軽に声をおかけくださいませ。

7月もよろしくお願いいたします。 それでは又~(^^)/       

 秋保大滝植物園 佐藤