すだれ滝CIMG2115     みぞれ滝CIMG2108
  
11月21日(木曜日)のすだれ滝とみぞれ滝 

最近、朝の出勤途中に天気雨が降っていることがあります。秋保大滝植物園は秋保町の西部に位置し、お日様に背を向けて車を走らせるので朝から素晴らしい虹を見ることがあり、気持ちも晴れやかになります(*^^*)。写真は秋保町の田園地帯から見えた虹ですが、南の端から北の端まで全景がカメラに収めきれないほどの大きな虹の橋が架かっていて大変感動しました。このような虹を見た日は得をした気分になって一日の作業もいつも以上に進みますね(^^)。皆様にも幸せな気持ちが届きますように(^^
虹秋保町長袋にてDSC03599 (2)

植物園では毎年この時期になると、降り積もる雪から樹木の枝折れや変形を防ぐ為に
『雪吊り』という作業を行っています。雪吊りにも種類がありますが、こちらの植物園では
『しぼり』
『リンゴ吊り』と呼ばれる雪吊り法を用いています。

「しぼり」


しぼりDSC03643


低木や小低木の枝を主に縄でしぼり上げて、枝折れを防ぐ方法です。積雪の多い地方では一般家庭でも用いられています。

「リンゴ吊り」


リンゴ吊りMG1652

リンゴ吊りの由来は・・・

明治初期に栽培された西洋リンゴは、枝が勢いよく伸びるために、リンゴがたわわに実ると枝折れが多く発生したそうです。そこで対策として、木の中心に柱を立てて縄で枝を吊る方法を用いたとのこと。雪吊りで行う手法はそれとよく似ていることから『リンゴ吊り』と呼ばれるようになったといわれています。
秋保大滝植物園でも4~5年前まではこの方法で松の雪吊りを行っていました。しかし現在は当初に比べると枝ぶりが変わり、積雪も少なくなくなったこともあり、本来の「雪による枝折れ防止策」に加えて、美観目的も兼ねた植物園独自の雪吊りを行っています


昨年11月のブログで副園長が紹介した通り、松の雪吊り作業で何より大切なことはチームワークです。今回は仙台市野草園の職員2名に応援をいただき、7名での作業となりました。

木に登って作業をする人       その下で補助をする人・・・
雪吊り作業CIMG2093  雪吊り作業CIMG2095

そして遠くから全体のバランスを見て指示する人・・・それらがうまくかみ合わないとキレイに仕上げることはできません
 雪吊り作業PB171643

長さ8メートルの支柱(芯柱)を立て、40本もある吊り縄を綺麗な放射状になるように配置しながら、晩秋の空の下作業を進めていきます。この日は強い北風が吹き荒れる天気でしたので、木の上で作業した人は風にあおられそうで大変だったとのことでした。

 飾り結びDSC00230 (2)   吊り縄下処理DSC03638  (2)

左:支柱(芯柱)の先端の飾り結びは独自の方法です。右:吊り縄の下仕上げ

そして完成した今年の松の雪吊りです
今年の松の雪吊りDSC03638

一見、遠目では雪吊りならぬ松の雪ツリー(?_?)のようですが・・・枝折れし

ないように要所で枝を吊って対策をしてあります。

園内では現在コナラの紅葉がピークです。 エサ台には野鳥も来ていますよ(^^)/
ナラの木紅葉DSC03625 ゴジュウカラ006 ヤマガラ010                       

                   ゴジュウカラとヤマガラ
  
初冬002・DSC03635 (2)    初冬002・初冬の中央広場 (2)

今年、11月20日の東屋の見える風景   2008年の1120は積雪がありました。

昨日(11月20日)は初雪が舞い初冬に入った気配の園内です。このように、11月でも雪景色が見られるとラッキーですが・・・これからの季節、秋保大滝植物園にお出でになる際はスタッドレスタイヤの方が安心です。

 秋保大滝植物園はまもなく冬期閉園となりますが、1130日までは開園しています。冬期閉園中も2月の雪あそびや、1月・2月・3月の月1回、特別開園も計画中ですので、市政だよりやブログ等で確認の上お越しくださいませ。

 

皆様のお越しをスタッフ一同お待ちしております。

それではまた~(*^-^*)                 秋保大滝植物園 佐藤