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 木々の葉もすっかり落ちて、すだれ滝が良く見える季節になりました。水の色は更に透明度が増して清冽な感じがします。ここ秋保大滝植物園では1116日に初雪がありすぐに消えて、22日には1cmほど積もり、辺りが白くなったとのことです。しかし例年よりは暖かいとのことです。ところが、大東岳にいつもは3回積もると根雪になるのに、今年は一度降っただけで頂上は溶けずに白くなっているとのこと。山の上とふもとではぜんぜん違うのだそうです。

さて、秋保大滝植物園はいよいよ来春までお休みします。

まだまだお見せしたい草木がたくさんありますが・・・。

<木の実のいろいろ>

 12月からは秋保大滝植物園の様子はブログでお知らせしましょう。

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 これはオトコヨウゾメという木の実です。紅葉した葉とそれに隠れるように赤い実が実ります。

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 これは、すだれ滝の崖に生えているアオハダの木です。雌雄異株なのです。こちらは雌株で、雄株は池の所にありますが、こんなに実をつけたのは珍しいということです。

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 これはノササゲの実です。なんとも優雅に莢が割れますね。

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 こちらはムラサキシキブの実です。今年はどの株もよく実をつけています。同じ実であるのに赤や紫などどうして色が違うのでしょう。造化の神の不思議としか言えませんね。

 しかし、他の木々が落葉しているのにヤシャブシは、こんなに緑が濃い葉をつけています。

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同じカバノキ科のアカシデは実生苗でもちゃんと紅葉しています。

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<シシガシラとスギゴケ>

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<ヤブレガサの実>

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<芝生もお休み>

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<雪釣り完了!>

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<池にも枯木が映ります>

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<シャクナゲ園はこの上>

秋保大滝植物園は、11月30日で閉園です。来年は4月1日より開園致します。しばらくの間お待ち下さい。

 先日、この山の名前が分からなかったのでしたが、分かりました。「戸神山」というここらへんでは、聖地なのでした。全く太白山とそっくりですね。約600万年前の火山だとか。作並の鎌倉山も同じ頃できたと地質学では考えられています。

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<戸神山>

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<秋保キャニオン!>

 秋保の馬場に入る所に「白岩」という表示があるので、見て見ますと、素晴らしい岩の峯が立ち並んでいます。「秋保キャニオン!」と私個人で命名しました。人気もなくぜんぜん観光地化されていないのが不思議なくらいです。この白い岩は、白沢層という古仙台湖がもとになってできたという約800万年前に始まった営みであるとか。

秋保地区には、棚田のような景色も素晴らしく、加えて秋保大滝の流れも豪快で、温泉のできる訳も火山活動がからんでいることが分かると、面白い地域であります。

秋保大滝植物園には、こうした途中の景色の面白さも魅力的ですね。ぜひまた来春老いで下さい。

<園長 伊深 正文>

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<冬期休園を迎えて>

 秋保大滝植物園も震災の影響で遅れましたが、無事開園し、春、夏、秋、そして初冬と植物も生き物もいつもと変わりなく季節の移り変わりを知らせてくれました。

 4月は、入園客もまばらで淋しかった園内ですが、紅葉の季節には「あったか、ほっこり秋まつり」の開催もあり、例年にないほど多くの方が来園してくださいました。沢山の方々が「あったか、ほっこり」の一日を過ごしていただくことができました。

 この一年、ご来園いただきました方々に感謝いたします。いただきました皆様のご意見には、一時にお答えすることはできませんが、これから少ひとつひとつ改善してまいりたいと思います。

 来年の春に、また皆様方の笑顔に会えますように・・・・・・。 

                          (佐藤 紀美子)