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秋保は初秋!

 暑いですね。今年は高温の日が続き、山は乾燥に耐えています。雷が鳴っているものの、「空雷」で雨が降らないのです。名取川は水量不足で、水のすだれも見えなくなりました。早く雨が降ってほしいものです。

 それでも、草地には虫たちが鳴きはじめ、秋めいてきました。秋保大滝植物園は秋の装いに移り変わってきました。

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 黄色のオミナエシは、秋の景色にピッタリです。コスモスやヒヨドリバナ、コバギボウシなどが今見頃です。

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 さて、池には様々なトンボが飛び交っています。なんでこんなにやさしく飛ぶのだろうと子どもの時から思っていたのが、「ハグロトンボ」です。このトンボを「神様蜻蛉」と昔言っていました。神様と言っていたのは、今にして思うと、こんな弱弱しく飛びながらなかなか捕まえにくいトンボだから捕っていけないとしたのでしょうか。

 また。「コシアキトンボ」は、長く空中にとどまって飛んでいて、なかなか捕まえられないトンボです。普通の赤トンボは、指でぐるぐるとして捕まえるなどとしていましたが、こちらは止まるところさえ見つけられないトンボです。アキアカネより大きくがっしりして茶橙色のトンボです。

 もちろん大型のトンボもいます。この大きさには驚かされます。秋保には、そのほか、山のトンボが多く生息していますし、植物園の花に集まる様々な昆虫を見ることができますので、どうぞお出で下さい。

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<秋保・道すがら>

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<サルスベリのピンク>

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<ムクゲは白や赤紫も>

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<モミジアオイ> 

 秋保大滝植物園に来る道すがらに目につく花は、この時期は、サルスベリとムクゲとアオイでしょうか。他に葉が丸いフヨウなども道沿いのおうちの庭によく植えてあります。特にムクゲとアオイはおなじアオイ科の植物です。アオイ科には美しい花の種類が多く、ハイビスカスやフヨウ・オクラ・ワタ・など夏を代表する花々があります。ドライブの目に印象的な草花です。

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<滝原の田園の風景>

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<クリの若い実が落ちています>

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ハイイロチョッキリ>

 秋保大滝の手前の広々とした田圃は、稲穂も重く垂れて今年は豊作のようです。環境保全米としてこの米は、秋保温泉の旅館に提供されているそうです。食べるとなるほどとこの景色を思い浮かべます。クリは、自分で実の数を調整するのでしょうか。園路のあちらこちらに落ちています。またミズナラは、実の付いた子枝が落ちています。これはハイイロチョッキリという昆虫の仕業です。おかげで実らないうちにドングリは落とされてしまうのです。

 園路を歩くといろいろな発見がありますので、どうぞみなさまもご自分の目で新しい発見をしていただきたいと思います。

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<クサボタン>

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<フジカンゾウ>

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<コバギボウシ>

みな紫系の花ですね。

<園長 伊深 正文>

【植物園おりおり】

 今年の夏は格別暑かったです。温暖化が進み、仙台も昔の東京の気温に近くなってきているように感じます。

 子供のころ東京で過ごしていて、夏の風が無い夜などの寝苦しさは、とくにカヤなどを吊っていたので普段でも風が通りにくいのですから、たまったものでは有りませんでした。

 8月は7月の梅雨時期に出来なかった刈り込み剪定で、てんてこ舞いでした。

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2時過ぎからの西日を浴びての作業は汗が背中を伝わって流れるのが分かるぐらいで、水を飲んでも直ぐ汗になってしまいます。又、朝晩に鉢植えの植物に水やりする女性陣も大変です。最初に出てくる水はホースの中でお湯になっているので2、3分は出しっぱなしにしなければいけません。水の温度のかげんを見ながらの作業は大変ですが、これも大切な植物の為、頑張って作業しています。

 スイレン池も8月は雨が降らず、池の水位が下がり、スイレンが日干しになりそうになったため、2日間水を出しっぱなしにして、ようやく水位を確保しました。(今度は水道代が気になってますが・・・・・。)

 9月になって早く、涼しい風と雨が降ってくれないかなぁと、思っている、毎日です。

(徳田 正喜)