今年はあまり梅雨らしくない日々が続いてますね。
昨日、秋保大滝植物園に行きましたが、あまりの暑さに植物もぐったりとしていると思いきや・・・・
キレイに咲いておりました

こちらはオカトラノオ。名前の由来は、根元のほうから先端に向けて、長く伸びて花が咲き上がっていき、この花穂が姿が「虎の尾」のようなところからだそうです。

ツルアリドオシ。あまりに小さいため見逃してしまいがち。葉や花などがアリドオシに似ていることに由来します。ツルアリドオシもアリドオシもどちらもアカネ科の植物ですが、アリドオシのほうは常緑低木で、葉の付け根に葉と同じくらいの長さの鋭いトゲがあるのが特徴。このトゲが蟻をも刺し通すとして名付けられたそうです。※諸説あります
ちなみにツルアリドオシにはトゲはありません。
そのほかにもスイレンやアジサイなどもキレイに咲いておりました。
こんなのも見つけましたよ。
それにしても暑いです・・・あまりにも暑いのでお客さんもまばら。みんな家の中にこもっているのでしょうか?
しかし!
こんな時こそ秋保大滝植物園に来てください!
秋保大滝植物園からは、
滝が見えるんです(いまさら!!)
このブログのタイトルにもあるように、園内からは「すだれ滝」という小滝を見ることが出来るんですよ!※日本三名瀑の一つである秋保大滝は園内からは見えません
秋保大滝は名勝とされるだけにさすがの迫力ですが、植物園内からしか見ることのできない「すだれ滝」だってなかなかのものですよ。
このブログで写真なども公開していますが、今回は動画でその美しさをご堪能ください。
どうですか?涼しくなりませんか?
すだれ滝は落差3m、幅40mに渡り、文字通りすだれ状に水が落ちる渓流瀑。落差こそ小さいですが、河床の凹凸で水流の流れの変化バリエーションが多いんですよ。
すだれ滝は落差3m、幅40mに渡り、文字通りすだれ状に水が落ちる渓流瀑。落差こそ小さいですが、河床の凹凸で水流の流れの変化バリエーションが多いんですよ。
滝見台のそばは川からの涼しい空気が漂っていて一瞬暑さを忘れさせてくれますよ(一瞬だけ・・・)
それでも園内から滝が見える植物園なんてそうそうないですよね。
これからますます暑くなってくると思いますが、涼を求めて秋保大滝植物園にぜひお越しください!
花見もいいけど滝見もまた格別ですよ!
それではまた!
(副園長 近藤晋也)