平成30年5月下旬の森のようす<木の花編>です。<草花編>はこちら→
各植物の観察スポットは花めぐりハイキングコースマップでチェック!
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ヤマボウシ(山法師)
よくハナミズキとの違いを質問されます。簡単に言うとハナミズキは北アメリカ原産の園芸種。そしてハナミズキは葉っぱがひらく前に花が咲きます。なので花の時期も早くヤマボウシよりも1月前ぐらいでしょうか。
花弁のように見える白い部分は総苞片という葉っぱ。そのためつぼみの時期は白い部分がまだ小さく黄緑色をしていてあまり目立ちません。花が咲くころになると白く大きくなっています。

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エゴノキ(えごの木)
満開の時期は過ぎましたが、これからは”白い花弁が散策路を雪のように埋め尽くしている”なんていう光景に出会えるかも。
花弁は5枚に見えますが根本でつながっている「合弁」なので本当は1枚。そのため星型☆のような花がそのまま落ちています。
木の近くを通ると花の良い香りがする初夏の花の代表。仙台市内の公園にもよく植えられていますね。
灰緑色の硬い実をつけますが、この果皮にはサポニンという毒性のある物質が含まれていてその昔は石鹸などに利用していたそう。
中身の種子はヤマガラ(野鳥)の大好物!秋になり果皮が割れて中の種子が見えるようになるとエゴノキに集まってきます。
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エゴノキと良く似たこちらの花は、ハクウンボク(白雲木)
白い花が房状に固まって咲くため遠くから見ると確かに”雲”のよう。
花はエゴノキそっくりですが葉っぱが全く違うので見分けるのは簡単です。
エゴノキよりも2週間ほど早く咲き始めるのでほとんどの花は落ちてしまいました。
青葉の森緑地で花がつくほどの大きな木は「こもれび広場」にしかありません。
(三居沢入口から5分くらい歩いた場所にも花の咲く木があります。まだ細くそれほどの花付きではないようです。)
青葉山駅から宮城教育大学へ続く道路の街路樹になっています。(満開になるのは5月中旬ごろ)

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コゴメウツギ(小米空木)
散策路沿いどこでも見られます。
名前にウツギと入っていますがバラ科です。ウツギの咲くころに白米が砕けたような白い小花をたくさんつけることからついた名前だそう。

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ヤブデマリ(藪手毬)
ガクアジサイのように装飾花をつける小高木。
装飾花は一片だけ極端に小さくて蝶のような形をしています。
湿った場所が好きな木で管理センター裏の「カタクリの道」などで見られます。
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ガマズミ(莢蒾)
名前の由来は諸説あるそうですが、漢字を音読みしたキョウメイがなまって”カメ”になり、そこに酸っぱい実という意味の”ズミ”がくっついたというのが有力。
名前の通り赤く熟した実食べられます。ヒヨドリやメジロ(野鳥)がついばんでいる場面に出くわします。

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ハナイカダ(花筏)
葉っぱの上に花が咲く変わり種。
実は黒っぽく熟し食べられます。
「せせらぎ広場」
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タニウツギ(谷空木)
白い花が多い初夏にひときわ華やかな淡紅色。
今年は咲き始めが早かったので終わり気味ですが「森の花園」は木陰になるためまだ数輪残っています。
「中央散策路」沿いのところどころで見られます。

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ナツハゼ(夏櫨)
ヤロッコハチマキなんて呼ばれていたりもします。
ツツジ科でブルーベリーを小さくしたような黒い実をつけ、味も酸味がきいておいしい!
その実につく筋が鉢巻をギュッと結んだ凛々しい頭に見えるような…?

などなど他にもあるのですが「初夏に花咲く樹木」代表的なものをご紹介しました。
こうしてみると白い花が多いですね。